2022/10/31
2013/10/06
2011/01/03
日本ロケット開発の原点になったペンシル型ロケット
日本の宇宙開発において、第一歩となった世界最小の[ペンシル型]ロケット。
1955年4月に最初の試射実験が行われ、水平方向にわずか 10m ほどの飛行実験だったそうですが、この試射により得られた基礎飛翔データから、日本のロケット開発が幕開けました。
■ ペンシル型ロケット
・ 長さ : 230mm
・ 直径 : 18mm
・ 重量 : 約200g
ロケット開発の原点となったこのモデルを見たときに、いま自分も航空宇宙産業にも携わっている一人ですから、とても嬉しくもあり感慨深い気持ちにもなってしまいました。
そういえば、今年(2011年)の1月20日には、こうのとり2号機(宇宙ステーション補給機[HTV])を搭載した、H-II B ロケット2号機が打ち上げ予定になっていますので、まだまだ日本の宇宙開発からは目が離せませんね。
※ 撮影場所:国立科学博物館「空と宇宙展」
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