バナナの花が咲いて実が生る仕組みが量産向きだった件

♪パナナン　バナナン　バナァナ♫

舗装整備された荒川の河川敷をサイクリングしていて、ひと休みで「都市農業公園」に立ち寄ってみたところ、なんと なんと温室に“バナナの花”が咲いていました。

バナナの実はとってもポピュラーなのに、花のほうを直接見るのは恐らく初めてでしたので、ビックリというかちょっと感動！

写真を少し撮ってきましたのでプチ掲載しますね。日本で見る機会は少ないと思いますので、気になるかたは続きを是非・・

都市農業公園にある温室は、幾何学的なデザインの建物で、ガラスで出来た尖がった屋根が特徴になっています。

この温室では、熱帯～亜熱帯の植物を中心に、フルーツとして食べる植物、スパイスとして利用する植物、加工品の原料になる植物などの、様々な植物を栽培しているとのことです。

温室に入ると、バナナの木がお出迎え。背の高さが数メートルあり、一枚の葉っぱの大きさもハンパないです。

インド料理の専門店に行くと、この葉っぱがお皿の代わりに使われていたりして、まぁ少しは馴染みがあるかな？！

木に近づいてみると、バナナの花が最低います！との吊るしがありました。

この説明書きが無かったら、バナナと気付かない人も多いのでは、と思います。

バナナって、（自分を含めて）スーパーマーケットなどで売ってる、あの黄色い房の姿しか知らないから。。

こちらがバナナの花！

大きな赤褐色の花序が垂れてきて、花序を覆っている花弁みたいなもの（苞）が開いて、バナナの花が幾つも咲いているところです。

上から段々と開花して、下のほうへ次々に実が生っていってます。

下に向いて咲いていた花は、実を結ぶと果実が上に反って成長しています。

バナナの実が黄色く熟す前は緑色だっていうこと、輸入するときは緑色の時期に収穫してしまい国内で追熟させるっていうことは、誰かに教えてもらった記憶が・・
？！

家で食べていた黄色いバナナの先っちょの、黒いぐしゃぐしゃの部分には、このように花が咲いていたんですね。

バナナの花は意外とグロだと思いますが。。

バナナの花にフォーカスが当たることは稀ですが、上から段々と花が咲いて、バナナの実が生っていく過程を見られて、よく出来てるなぁと感動しました。

なかなか、バナナの花が咲いている姿を、見る機会もないですからね！

こちらは、違う株で生っていた、バナナの実です。黄色く熟している実も、幾つかありますね。

実がついた株は、このあと枯れてしまい、木の根本から新しい株が生えていくとのことです。