猛暑日に“元祖冷やし中華”を食べてきました
ここのお店の“冷やしそば”は、上の写真のとおり3種類ありますが、オーダーしたのは元祖冷やし中華こと“五色涼拌麺(ごもく冷やしまぜそば)”です。
それに加えて、麺だけではヒネリが無かったので、点心も頼んでみました。
料理をオーダーすると、お姐さんがお茶とお箸をテーブルの上に、持ってきてくれます。
店内が混んでいるときは、料理が提供されるまで、ちょっとお待ちくださいね。
オモテはめちゃ暑いですが、店内は適度に冷房が効いてます。
まだ体の熱りは冷めてませんが、熱々の料理もいいだろうということで、大好きな「春巻」も頼んでましたよ。
熱々の春巻には、冷え冷えの生ビールを、中ジョッキで!
春巻きは、熱いうちに冷まさずに、からし醤油につけて、いただきまーす。
揚げたてですので、外の皮はパリパリの音が楽しめる、ほどの食感。
外の皮を噛み切ると、海老や筍などの具材が入った、トローリとした餡が現れますので、口の中が火傷しないように、ハフハフと頬張ります。
本当に暴力的な熱さですので、よく冷えている生ビールをグビっと飲んで、口のなかの熱さをリセットさせます。
春巻+からし醤油×生ビール ・・・ 春巻+からし醤油×生ビール ・・・
この組み合わせは最強かも!?この時点で、ちょい幸せな気分です!
しばらくして、「五色涼拌麺」が提供されました。このお店が発祥の元祖冷やし中華ですね!
なお、揚子江菜館さんは明治39年創業の、新鮮な魚介と野菜を使用した、あっさりとした味付けが特徴の、高級上海料理の老舗です。
冷やし中華の盛り付けは、富士山をイメージしているそうですが、上に乗っている金糸たまごはおそらく雲ですよね。
茶色く見えるのはハムではなく焼豚、緑色は絹さやと細切りの胡瓜、中ぶりの海老や椎茸の煮物なども見えます。
雲の部分(金糸たまご)の下には、プチサプライズ。
“生姜のきいた肉団子”と“茹でた鶉玉子”が隠れてます。
料理人の遊び心。細かい演出ですが、こういうの好きです!
山の向こう側?の盛り付けは、寒天や絹さや、筍など、料理名は五色(涼拌麺)ですが、それ以上に豪華な内容ですね。
半透明の寒天は、富士山に積もる“雪”をイメージしているのかな。
プリっプリの海老が二尾。
海老には、タウリンやビタミンEなど、からだに嬉しい成分が豊富っす。
甘辛く煮しめた椎茸さん。よく味が滲みてます。
一度噛むと煮しめた汁がじゅわっと口の中にはじけて、椎茸の繊維質の食感もあり、よく噛むと椎茸本来の旨味が口の中を幸せにしてくれます。
ほどよく味付けされた茶色の筍ですね。
ひととおり、麺の上に盛られている、具材の味と食感を楽しんだら、ですねー
料理の名前にもあるとおり、拌麺(まぜそば)なので、お皿の中でガーッとかき混ぜて、食べるのが冷やし中華の流儀かな。
スープについては、醤油ベースの甘・酸・塩・旨味。高級中華料理店だけあって、とてもマイルドで上品な味わいに仕上げてあります。
中華麺のほうは、小麦の風味が口の中で感じられる、中細のストレート麺ですね。シコシコとした食感で、麺の表面にスープがほどよく絡みますね。
もう一度書きますが、スープはとてもマイルドなので、酸味や辛味などカドを立たせたい場合などは、卓上の調味料で味を調整してみてください。
ごちそう様でした!
いやー、冷やし中華の食べ辛さ(具材が微妙に大きい点)は、元祖もやっぱり同じです!
今や、夏場のソウルフードになってますから、このメニューを考えた人は、とてもエライですね。
なお、古書店は、陽射しで本が劣化しないように北向きにお店を構えていますが、こちらの中華店は南向きです。
超有名店ですので、もし夏場で行列しているときは、暑さは少しガマンしてくださいね。
■ 揚子江菜館 明治39年創業
人気メニューの“上海焼きそば”は多くのメディアで紹介されてます。
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目11−3
URL : http://www.yosuko.com/
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