【イベントレポート】ヤマハ発動機マリン事業は市場シェアNo.1、ジャパンインターナショナルボートショー2018
日本マリン事業協会が主催する、ジャパンインターナショナルボートショー2018(会期:2018年3月8日~3月11日)へ出向き、海遊びのヒントを探ってきました。
開催場所は「パシフィコ横浜」と「横浜ベイサイドマリーナ」の2会場にて同時開催。パシフィコ横浜会場では、最新ボートやヨットなどの屋内展示のほか、各種ステージプログラムにてマリンレジャーの魅力を発信。横浜ベイサイドマリーナ会場では、係留された大型ボートやセーリングクルーザーの展示のほか、マリン体験型のプログラムが多数用意されておりました。
今回は、マリン事業では市場シェアNo.1である“ヤマハ発動機さん”のブースへ訪れ、ブース内にて見たこと訊いたことなどを中心に、個人の意見を発信しながらレポしたいと思います。
■ 開会式(開会宣言・テープカット)
ボートショー2018は『海・心満たされる時間・・・』をテーマに、222社・団体が出展し、ボート・ヨット、水上オートバイ・マリンエンジンなどの展示を中心に、総合マリンレジャーショーとして開催されました。
開会式のあと、日本マリン事業協会の柳会長を先頭に、国土交通省の官僚など開会式メンバーを引き連れて、会場内を練り歩いて視察しておりました。
'18ミス日本「海の日」の山田麗美さん。
海の安全と楽しさを広めるのが役目。海洋業界に関わるイベントやレセプションなどで登場するそうです。ちな現在の職業は学生さん。
あらためましてパシフィコ横浜会場の外観から。。
開催初日に行ったのですが、天気は曇り→雨模様。こちらは、コンベンションセンターなので、会場内に入ってしまえば天気は問題なし。
ただ、横浜ベイサイドマリーナのほうは屋外展示なので、雨だとつらいですね(シャトルバス or シャトルボートで直行できたのですがパスしました・・)。
(入場ゲート)
会場内は、すごく混んでいる訳ではないので、ゆっくりと落ち着いて、ブースをまわれそうです。
ちょうど一週間前に同会場で開催していた、CP+2018(カメラと映像のプレミアショー)の混雑ぶりとは大違い。
この落ち着いた雰囲気は、高額所得の来場者が多いから、とのことで納得です。マリン人口がジワジワと増えてきて、中堅所得者にも身近なレジャーにはなっているのですがね。
ちなみに、東京の商社にお勤めで、世田谷区の一軒家にお住まいの、サザエさん家の波平さん(推定年収1,000万円超?)が好きな乗り物は、磯の“フネ”だそうです・・・
ちなみに、世田谷区の一軒家にお住まいで、都心の商社にお勤めの、サザエさん家の波平さん(推定年収1,000万円超?)が好きな乗り物は、磯の“フネ”だそうです・・・
(キャットウォークから会場撮影)
それでは、ヤマハ発動機およびヤマハグループで伺ってきた内容を中心に、レポしてみますね。
■ フィッシングボート
日本の海を知り尽くしたヤマハ発動機が、
本格的なボートフィッシングを楽しむために開発し、製造した、
信頼性の高いボートたちです。
展示されていた船艇の艇種名は左から
DFR-36FB(Diesel Fishing Revolution-36 Flying Bridge)
DFR-33(Diesel Fishing Revolution-33)
YFR(Yamaha Fishing Revolution)F250FSR
になります。
船艇の大きさが分かりづらかったので、写真のアングルを変えて、左から
DFR-36FB(Diesel Fishing Revolution-36 Flying Bridge)
DFR-33(Diesel Fishing Revolution-33)
YFR(Yamaha Fishing Revolution)F250FSR
ヤマハのボートは、幅広い商品ラインナップで、様々なユーザーのニーズに対応しています。
特に、フィッシングボートはヤマハの中でも、商品のバリエーションが豊富。日本の海や湖沼を知り尽くしたヤマハのフィッシングボートなので、日本のユーザーであれば、安心して購入できるメーカーですね。
メカが壊れにくい(壊れない!)のもヤマハの特徴で、絶対的な商品信頼性があります。メーカーがコツコツと築いてきた、圧倒的な信頼感を理由に、ヤマハのマリン製品を購入されているユーザーが、沢山いらっしゃるのは事実(これ本当の話です!)。
艇体がGFRP(ガラス繊維強化樹脂)でつくられているので、軽くて撓やかで丈夫。製法は、極限の性能を求められる宇宙航空分野でも採用事例の多い、VARTM成形法(バータム成形法:真空樹脂注入含浸製造法)でつくられているから、とても心強いです。
● DFR-36FB(フィッシングボート)
(DFR-36FB)
ヤマハ発動機フィッシングボートのフラッグシップモデル。
(船底をみると)一般的な艇体は船首の形状が尖がっていて、バウのデッキ(甲板)が狭かったりするものですが、ヤマハの多くのフィッシングボートは、“スクエアバウ”という四角く張り出したワイドスペースのバウデッキを採用しているので、船首でのキャスティングやジギングが安定して行えます。
船底のキールもヤマハ独自のもので、V字底キールの前方をピンチした形状にすることにより、微速~停止時に船がたてやすくなり、狙ったピンポイントで釣りを楽しむことも可能なようです。また、走行中の着水時にショックを和らげ乗り心地にも貢献しています。
(DFR-36FB)
スリッパに履き替えて、トランサムゲートよりスターンデッキへ乗り込みますね。
フィッシングボートなので、デッキが広くて、フラットなのがいいですね。
スターンデッキの中央部には大きな“イケス”があり、片手や片足でも扱いやすいように、大きさの異なる“イケスハッチ”が横並びで2つあります。
(狙いの魚を釣り上げた時って、魚か竿かタモ網とかを、手で持っていますから~)
(DFR-36FB)
DFR-36FBの“FB”はフライングブリッジの意味。昇降用のラダーを上れば、キャビンの上に位置するオープン仕様のフライングブリッジへ。
爽快な風を感じながら操船してみたいですね~♪
なお、DFR-36FBの本体価格は、
31,579,000円(税抜)とのこと。
もっと高いモノだと思っていましたが、フィッシングボートは意外と安いです!
なお、財力がある方のご購入のほか、同志が集まって共同購入される方々や、会社の福利厚生(税金対策?)で購入するケースも多いようです。
● DFR-33(フィッシングボート)
(DFR-33)
DFR-33は、2017年度グッドデザイン賞、日本ボートオブザイヤー2017ベストフィッシング部門を受賞した、中型艇クラスのフィッシングボート。
メーカーの説明では「走行性能と釣りやすさ、スタイリッシュなデザインを、高次元で融合している」のことです。それに加えて居住性や快適性も申し分なさそう。
全長9.97m、全幅3.20m、定員12名、Volvo社のインボードエンジン(最大馬力368kW/500ps)を搭載し、本体価格は22,450,000円。
(DFR-33)
最近流行りのキャスティングやジギングはもちろん、置き竿の五目釣りにも対応しています。
(デモ用で)スターンのガンネルに、ロッドキーパー[第一精工のラークシリーズ]が、手締めのネジで固定されていましたね。
(DFR-33)
スターン後方のやや左側にトランサムゲート。大物が釣れたときのために。。
スターンデッキの中央には大容量のイケスを装備するなど、これでもかというほど釣りを楽しむための、至れり尽くせりの装備が満載。
(DFR-33)
船長だって釣りをしたい!
フィッシングサポートリモコンを装備したアフトステーション。
(DFR-33)
キャビンのドアを開けると、パッセンジャーシートがあり、その先にはコックピット、さらに先にはバウバースがあります。
(DFR-33)
コックピット。ドライバーズシートの座り心地は、柔らかくて適度なホールド感があり、なかなかよいです。
インストルメント・パネルは、黒を基調としたカラーでまとめられ、角ばったデザインとプラスチッキーな質感は、(良い意味で)昭和レトロな雰囲気が漂ってます。。
(DFR-33)
コックピットの先、バウの甲板の下には、休憩や仮眠ができるバウバースがあります。
日本ボートオブザイヤー2017の多くの選考委員が、ベストフィッシング部門のボート、または、ベスト中型艇クラスのボートで、この「DFR-33」を推しておりましたので、素直に評価したいです。
● YFR[F250-FSR](フィッシングボート)
(YFR[F250-FSR])
YFRは、ヤマハ4ストローク船外機「F250D」を搭載する、27フィートクラスのフィッシングボート。
展示していた船艇は、FSR(フィッシングサポートリモコン)を標準装備しているモデルでした。
主なスペックは、全長:8.80m、全幅:2.70m、定員:10名、船外機(最大馬力:183.9kW /250ps)、本体価格:9,230,000円。
(YFR[F250-FSR])
メーカーの説明文では、『大人4人がゆったりと座れる快適な居住空間を確保』としておりますが、展示艇のドライバーズ&ナビシートに男女カップルが腰を掛けていて、何かを語り合っている姿を艫から暫く見ていると、普段使いでは2名くらい(多くて3名)が丁度良いかなと感じました。
遠すぎず、近すぎず、ちょうどよい距離感なんです!
(YFR[F250-FSR])
同社スタンダートクラスの24ft艇と比べた場合、YFRのほうがロングでワイドでグラマラス。動力性能も上だから、スピードや安定性では勝りそうです。
(スタンダードクラスがよいか、スタンダードよりちょい大き目がよいかは、好みによりますけれど。)
(YFR[F250-FSR])
(スターンデッキの広さが伝わるかしら?)
ボートを長く使うなら、船外機のモデルのほうが、お得!?
船外機ならば、メンテナンスも楽ですし。もしもエンジンを想定外の利用で酷使して、本来の性能が発揮できないケースでは、簡単に載せかえるだけだから。
(YFR[F250-FSR])
沖釣りは魚の種類が豊富ですし、魚屋さんの店頭には並ばないような魚が釣れるのもいいですね。
釣りを存分に楽しんだあとは、さっきまで海を泳いでいた新鮮な魚を、調理して食べられる楽しみもあります。
東京湾で船釣りをすることもあるのですが、釣ったその日の夕方に魚が入ったクーラーボックスを小料理屋へ持っていき、板前さんに調理してもらって、新鮮プリップリな魚を肴にして晩酌するとか、贅沢で幸せな気分になれますよ(すごく小さな幸せですが・・)。
■ プレスブリーフィング
(パシフィコ横浜・展示ホール内/ヤマハ発動機ブース)
北米・欧州向け船外機の大型化シフト、為替の要因などにより、2017年度のマリン事業は、売上高3,238億円、営業利益率18.4%、昨年度に比べて増収増益とのことでした。
また、プレミアムヨットのイグザルト・シリーズから、ニューモデルの「EXULT 43」がいよいよデビューするとのことです。
(「EXULT 43」の展示は、横浜ベイサイドマリーナ会場)
● CROSS HUB CONCEPT (参考出展車)
(クロスハブコンセプト)
遊びを載せて、街とフィールドをつなぐ、CROSS HUB CONCEPT。
ヤマハの遊びテイストがいっぱい詰まった、ピックアップタイプの4輪コンセプトモデルが、ボートショーに登場!
ボートではなくクルマですが、展示ブースの中央部付近に、鎮座しておりました。
(クロスハブコンセプト)
東京モータショー2017で披露された時は、大小2台のオフロードバイクを荷台に搭載していましたが、ボートショー2018ではスタンドアップのマリンジェット(MJ-SuperJet)を2台、やや無茶して搭載してきました。
【注意書き】
- 本展示はクロスハブコンセプトの世界観を表現した演出の一環となります。
- PWCの輸送に際しては、道路交通法等の法規、条例等ならびに、製品の取扱説明書の内容を順守してください。
- 前部を上にし30度以上の角度にはしないでください。
- 固定方法は、船尾に過重を受ける構造物を作成することが必要です。それに合わせて取扱説明書に記載している固定方法を行ってください。
- バッテリーは取り外してください。
- 燃料コックはOFFの位置にして、ガソリンの量は燃料タンクの半分以下にしてください。
- 傾斜状態では、絶対に給油しないでください。
(クロスハブコンセプト)
コンセプトモデルですので、もしもヤマハの4輪車が、近未来に公道を走行できたたら、どんなに楽しいのか、なんてイメージして見て頂けるとうれしいです。
(クロスハブコンセプト)
ヤマハのコアファンには、まず静岡県民、バイク、マリン、楽器など、沢山いらっしゃいますよね!
意外と知られていないことですが、FRP製プールでも国内トップシェアのメーカーですので、知らないうちにヤマハさんにお世話になっているかも・・!?
4輪車モデル発売にも期待しております!!
■ クルーザー
パシフィコ横浜会場では、やや趣向や方向性が違う、3艇のクルーザーが展示されておりました。
(勝手に位置付けしてすみませんが)最上位クラスのマルチパーパス・オールラウンドで使えるモデル ⇒ EXULT 36 、優雅なフォルムで走行性と居住性を両立させたモデル ⇒ SR320FB 、パリピというか気の知れた仲間同志で船上の空間を楽しむモデル ⇒ SR330 、とかね。
ニューモデル「EXULT 43」を紹介したパネル。
本艇は、本会場の展示ではなくて、横浜ベイサイドマリーナ会場での係留展示なんですよね(残念)。
クルーザーの艇種名は、写真左下から
SR330
SR320FB
EXULT 36 Sport Saloon-X
です。
(画像はクリックまたはタップして拡大表示できます。)
● EXULT 36 Sport Saloon-X
(EXULT 36 Sport Saloon-X)
このボートショーの特徴のひとつは、イグザルトのような贅と技術の限りをつぎ込んだ、プレミアムクラスのクルーザーに、気軽に乗れてしまうこと。
(会社目線で)一台当たりの製造コストを考えると、そんなに高い買い物だとは思えないけれど、個人で買うには勇気がいりますよね。
海にはロマンがある。イグザルトがあれば余暇の過ごし方が豊かになる。セコイけどステータスシンボルとして自慢ができる。
そんな気がします。
(EXULT 36 Sport Saloon-X)
艇 種 名 | EXULT 36 Sport Saloon-X |
---|---|
全 長 | 12.48m |
全 幅 | 3.97m |
全 深 さ | 2.34m |
艇体質量 | 8,221kg |
完成質量 | 10,205kg |
搭載エンジン | VOLVO PENTA IPS500×2 |
搭載エンジン出力 | 272.1kW(370ps)×2 |
燃料タンク容量 | 1,050リットル |
清水タンク容量 | 230リットル |
F B 定 員 | 7名 |
定 員 | 12名 |
航行区域 | 沿海 |
(EXULT 36 Sport Saloon-X)メインサロン
(EXULT 36 Sport Saloon-X)ギャレー
(EXULT 36 Sport Saloon-X)ロアステーション
(EXULT 36 Sport Saloon-X)フライングブリッジ
(EXULT 36 Sport Saloon-X)フライングブリッジ・コックピット
(EXULT 36 Sport Saloon-X)フライングブリッジ
ドライバーズシート&ナビゲーターシート
(EXULT 36 Sport Saloon-X)
本体価格 80,200,000円(税抜)
● SR330【参考出展艇】
(SR330)
クルーズ&パーティーボートの「SR330」は、2018年夏に発売予定とのこと。
今回のボートショー2018では、参考出展艇で展示されておりました。
(SR330)コックピット
(SR330)
艇 種 名 | SR330(参考出展モデル) |
---|---|
全 長 | 10.2m |
全 幅 | 3.1m |
全 深 さ | 1.9m |
艇体質量 | 4,754kg |
搭載エンジン | F300BET/FL300BETX |
搭載エンジン出力 | 220.6kW(300ps)×2 |
定 員 | 15名 |
航行区域 | 限定沿海 |
(SR330)サロン
ラウンジソファーは、ほぼ左右対称のつくり。ソファーの上にはルーフがあるだけで、さえぎる物は他に無し。とても開放的です。
非日常の世界をキラキラと輝かせたいセレブ向け。用途はベイクルージングや船上パーティなどなど。特にパリピがご機嫌な高級ボートですね。
パーティやバースデイ会以外では、川面からのお花見、真夏の花火大会、夜景クルーズ、洋上スポーツ観戦など、仲間みんなで楽しめそう。
ただ、シャンパンでホロ酔うのはいいけれど、船酔いには気をつけてくださいね。
● SR320FB
(SR320FB)
従来からのスポーツクルーザー「SR320FB」に、定点保持機能を追加して利便性と快適性を向上させた改良モデル。
(SR320FB)メインサロン
艇 種 名 | SR320FB |
---|---|
全 長 | 10.49m |
全 幅 | 3.20m |
全 深 さ | 1.80m |
艇体質量 | 4,125kg |
完成質量 | 4,659kg |
搭載エンジン | F250DET/FL250DETX |
搭載エンジン出力 | 183.9kW(250ps)×2 |
燃料タンク容量 | 800リットル |
清水タンク容量 | 100リットル |
定 員 | 12名 |
航行区域 | 平水・限定沿海/沿海 |
(SR320FB)
(SR320FB)バウバース
(SR320FB)フライングブリッジ コックピット
■ シースタイル 東北ブース
マリンクラブの「SEA-STYLE:シースタイル」は、北海道から沖縄までの全国約140ヶ所と海外(ハワイ・タイ)のマリーナで利用できる、ヤマハの会員制ボートシェアリング(レンタル)サービス。
小型船舶操縦士免許を保有する、満18歳以上の方なら入会でき、ボートを持っていなくても気軽にマリンスポーツが楽しめます!
また、船舶免許を持っていなくても、「シースタイルLight(ライト)」という会員制サービスを利用すれば、キャプテン派遣料が通常のボートレンタル料金に加えて掛かるものの、全国約20ヶ所でチャーターボートを楽しむことも可能です!
ボートショー2018では、東北エリアのシースタイルマリーナ(さかた・みやこ・いなわしろ・しおがま)が集結し、東北の魅力あるマリーナと、東北の海の遊びつくす方法を、紹介しておりました。
現地スタッフが同行する限定プランでは、ジモニーならではの穴場スポットへご案内。
ボートクルーズもキャスティングゲームも、スタッフ同行ならば、地理鑑がなくても安心して利用できそうです。
※クラブ艇利用料+燃料費等の費用のほか、スタッフ同行料が別途掛かります。
さかた(ボートショップ坂田)では、日本海の海を遊びつくすプラン。
釣りのポイントまで、近いところは20分ほどで到着。魚種が豊富な日本海で、真鯛・平目・青物などの五目釣りが楽しめるそうです。
沖まででれば、青物・シイラ・マグロなどの大物を、キャスティングで狙えます。
いなわしろ(磐梯マリーン)では、パーティボートクルーズ、野生のトラウトを狙うプラン、マリンスポーツ×ステーキBBQで非日常プラン、など多彩です。
たとえば、透明度バツグンの猪苗代湖で、水上リビングの様なアメリカG3社のポンツーンボートに乗り込み、食材持参で湖上パーティーとか。。
イワナ・ニジマス・サクラマスを、キャスティングやジギングで狙うプランもいいですね!もちろん現地スタッフ同行がおすすめです。
■ マリンジェット(水上オートバイ)コーナー
マリンジェットはヤマハの商標ですので、一般には「水上オートバイ」または「PWC(PERSONAL WATER CRAFT)」と呼ばれている、ウォータージェット推進によって水面を移動する、小型の船舶になります。
ヤマハらしい、エッジの効いた造形美術と、カラーリングがカッコいいですね!
● MJ-GP1800
(MJ-GP1800)
● MJ-FX Limited SVHO
(MJ-FX Limited SVHO)
(MJ-FX Limited SVHO)
(MJ-FX Limited SVHO)
● MJ-EX Deluxe
(MJ-EX Deluxe)
(MJ-EX Deluxe)
(MJ-EX Deluxe)
● MJ-VX Cruiser HO
(MJ-VX Cruiser HO)
(MJ-VX Cruiser HO)
● MJ-FX HO
(MJ-FX HO)
● MJ-FX Cruiser SVHO
(MJ-FX Cruiser SVHO)
(RiDE体験コーナー)
マリンジェットの操船制御新技術、RiDE(電動リバース&減速システム)を体験できるシミュレーターがありました。
ハンドルの左手側にリバース(減速と後進)をコントロールするレバーがあり、走行時にそのレバー操作と同時にハンドルを切ることにより、減速時でも旋回できるシステムですので、従来からの前進時の旋回に加えて操船の幅が広がるほか、前方の衝突回避などにも役立ちますね。
(ウォータージェットの推進力があると、ハンドルに連動したジェットノズルの方向に、走行するつくりの乗り物なので・・・)
水上オートバイを日本で操縦するには、特殊小型船舶操縦士という専用の免許が必要です。マナーを守って安全に楽しく利用しましよう。
■ スポーツ&トーイングボート
ウェイクボードや水上スキーのトーイングに適したボートたち。
推進方式は、ヤマハが長年手掛けてきた、高い信頼性と優れた燃費性能を実現する、ジェット推進システム。
ボーダーの好みに合わせてバラストを調整、最適なウェイキを提供するモデルもあります。
● 212X
(212X)
(212X)
(212X)ドライバーズシート、ナビシート、パッセンジャーシート
※ 船尾より撮影
(212X)コックピット
(212X)標準装備のオーディオスピーカー(8ヶ所)
● AR195
(AR195)
(AR195)
(AR195)
● 242X E-Series
(242X E-Series)
(242X E-Series)
(242X E-Series)
(242X E-Series)
(242X E-Series)
(242X E-Series)
● SR-X 24(マルチパーパスボート)
(SR-X 24)
さまざまな遊びに合わせてカスタマイズできるマルチパーパスボート。
(SR-X 24)
(SR-X 24)
■ まとめ
ヤマハ発動機のマリン事業は、創業当時に二輪車エンジンを手掛けていたことから船外機より参入し、日本ではパイオニアであるFRP(ガラス繊維強化樹脂)製ボートの開発~発売、まったく新しい乗り物のコンセプトで水上オートバイの開発~発売などを経て、現在では船外機・水上オートバイでは世界シェアNo.1、ボートでは日本シェアNo.1のシステムサプライヤーになっております。
ですので、高い信頼性と幅広いラインナップで、エンジン・操船システム・艇体等を提供しているヤマハ発動機グループのブースを訪問すれば、マリンレジャーのトレンドが見えてくる。そういうことを期待して、イベントを存分に楽しんでまいりました。
ヤマハ発動機 マリン製品
https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/
(ボート・ヨット・ジェット・船舶免許・レンタルボート・マリンクラブ)
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