元祖くじら屋さん@渋谷で、休日ランチしてきました。
渋谷にある"元祖くじら屋"さんで、ランチしてきました。開店直後の東急ハンズ渋谷店で最上階までエレベータで昇り、階段を下りながら各階のフロアを散策、買い物をしてきたらランチに丁度良い時間でしたので。。
鯨を食べることについては、日本の食文化のひとつですし、子供の頃から慣れ親しんできた食材ですので、抵抗はまったくありません。お肉でも野菜でも生きているものを食べなければ、自分は生きていけないので、手を合わせて「いただきます。」と生命に感謝をして、食事を開始いたします。
For what we are about to receive, Lord. Amen.
"元祖くじら屋"さんの外観は、渋谷を訪問するたびに良く見ているのですが、子供の頃に母親と共に来店したのが最後でしたので、本当に久しぶり。
渋谷の街自体が、思い出がいっぱい詰まっている場所ですので、回顧しながら鯨の肉を頬張ってきましたよ♪
※ iPhone 6s で写真撮影(Photoshopで画像編集)しています。
ランチでオーダーしたのは"鯨お刺身定食(Sliced Raw Whale Lean Meat Set)"です。ずばり直球ですみません。
なお、訪問時(2017年2月)のお刺身定食のお値段は、1,460円(税抜)でした。
赤身のお肉は、しっかりと解凍してあり、ドリップはほとんど出ていません。
薬味については、普段は"おろし生姜"を提供しているそうですが、"おろしニンニク"もサービスしていただけるとのことで、訪問日は休日でしたので、そちらもお願いしました。
まず、最初の一口は、鯨の赤身をお醤油も薬味もつけずに、食しました。
赤身のお刺身ですので、とても軟らかいさっぱりとした味覚で、(天然マグロの赤身に似て)鉄分が多いのが感じられます。
残念ながら、お肉の旨みは弱い気がします。ただ、(馬刺しのように)繊維質の多い食感ですので、長いあいだお刺身を噛んで、鯨肉の旨みは味わえます。
ランチですので、酒の肴ではなく、ご飯のおかずですので、"おろし生姜"の薬味はやや強すぎます(鯨の赤身がマジ負けます)。
ですので、赤身の刺身に"おろしニンニク"をのせて、(鯨肉の味が薄いので)お醤油をたっぷりと浸けて、ご飯(白米)の甘みといっしょに、鯨肉を味わいました。
お寿司の味わい方にも似ていますが、刺身の旨みを倍増させる白飯とのバランスは、ベストマッチです。
水菜なので、あまり期待しないで食べてみたところ、意外な食感があることがわかりました。
カリッというか、歯で噛むとガリッと何かが砕けます。乗っている具材で直ぐに判明しましたが、じゃこを油で揚げていると思われます(もしくは焼いています)。
へぇー、すごく美味いじゃないの!まじ、この食感は新鮮であり、料理人に脱帽です!!
味付けのトッピング(ドレッシング)も絶妙でして、素材の美味しさを活かすように、薄味でありながら旨みも感じられます。
水菜のハリハリ感と、じゃこのガリッ感。やみつきになりそうです。
あと、写真掲載はありませんが、具材が豆腐と白葱とワカメのお味噌汁は、普通でした。。こってり感がややありましたので、出汁か隠れた具材に、鯨のある部位が使われているのかな、と思わせます。。
副菜で、しじきの煮物とお漬物のお皿も、ありました。
ご提供されたツヤツヤのご飯。これ、かなり優秀です!
このご飯だけで、おかずは要らない。それくらいの高いレベルです。
- 固さが(自分には)ちょうどいい
- ご飯の甘さがちょうどいい
- 蒸らしがちょうどいい
- 鼻に抜ける風味がいい
やや固めに炊き上げてあり、ご飯の一粒だけ食べても美味しいです。まとめて食べれば至福のときを得られます。
いやー、こんなに美味しいご飯を食べたのは、(舌が肥えた自分でも)久しぶりです。
大戸屋の白いご飯も好きなのですが、それ以上かもしれません(究極は、知り合いから魚沼生産のコシヒカリ玄米を都合してもらい、精米して自宅の土釜で炊いたものですが・・)。
元祖くじら屋さんは、むかし懐かしい素朴な食材を食べて、むかしの味覚を楽しむお店だと感じました。
飽食の時代ですので、鯨肉以上に美味しい食材は、たくさんありますのでね。
でも、白いご飯と鯨肉の相性は、とても良かったです!
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