冬の銀座の写真で一句 TBS系列『プレバト!!』に写真を提供しました
羽田圭介氏が、どういう気持ちで詠んだかというと。
「(ぱっと見たときに)現像した写真が長い年月経って、色が抜けているようにも見えたんですよ。
私という人は昔 銀座で派手に遊んでいたかもしれない
けれども
写真の中では、遊んでいた頃の銀座の街が写っている。
写真も劣化するんですけれども、記憶もおぼろげになっていく感じが、雪の空白に通じるかな、と。」
添削者で毒舌の、夏井いつき先生も俳句に絶賛!
ちなみに、東国原英夫氏は、こう詠みました。
進撃や
夜時計響く
雪巨人
夏井いつき先生に添削されて、
進撃や
雪の巨人と
夜(よ)の時計
になりましたよ。
なお、自分が写真を撮るときには、その写真に色々とメッセージを込めています。
先ず、雪が降っている風景を普通に撮っても、なかなか雪が降っているようには感じないので、フラッシュを焚いて雪の粒を強調させています。
雪の粒で寒さが充分に伝わると思いますが、対比させるように建物や街全体を少し明るくして暖かさを出し、都会らしさと雪の情景を演出しています。
建物(銀座和光)の前に写っている人たちは、逆光でシルエットになるのが予想できたので、なるべく写真を撮った年代がわからないようにもしています。
写真から、都会らしさと、めったに降らない雪で非現実感を、冬の寒さまで伝われば、幸いです。
写真の主題は、雪のベールと銀座和光の建物。道路、車、人は主題を邪魔しないように、よい配置になるタイミングを待って、撮影しています。時計の分針の位置にも、少し気を遣って、数分は待ってます。
自分が俳句を詠むと、添削されてしまいそうなので、もしも写真にタイトルをつけるとしたら、こうなります。
『希雪と凍京の記憶録』
(「稀雪」は首都圏に稀に降る雪と「冬の季節」を連想させる造語、凍えるような寒さの東京を「凍京」と表し、個人の「記憶」を思い浮かばせ、記録的な大雪の日に「記録写真」として撮影してきた自分の使命感、なんていう含みがあります)
写真については、これからも精進いたします。
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