北とぴあ@王子の展望ロビーへ「Go!」
「北とぴあ」は、東京都北区にある複合文化施設で、JR東日本・東京メトロ南北線の「王子」駅・都電荒川線の「王子駅前」停留場より、徒歩で数分の便利な場所にあります。
この建物の17階(最上階)に、無料で利用できる展望ロビーがあり、都心方面と埼玉方面の眺望や、JR東日本の新幹線などの様々な電車に出会えます。
日暮里駅スグ近くの「下御隠殿橋(しもごいんでんばし)」も、トレインミュージアムの名で有名ですが、コチラも数多くの電車が見られるスポットとして是非おさえといてくださいね。
最上階(17階)までエレベータで昇り、一番最初に飛び込む風景が、都心方面を眺めるコチラです。
なお、北トピアは四角いビルディングであり、その三方向(ほぼ南側・東側・北側)が展望ロビーになっております。
まわりに高層ビルが無いですから、17階の高さでも、見晴らしはけっこう良いです。
新宿駅から出発し、山手貨物線を走行したあと、中里トンネルをくぐって、東北本線(宇都宮線)を走行している、特急「きぬがわ」です。
一世代前の成田エクスプレスを改造し、再塗装した車両ですね、
東武鉄道線に乗り入れている車両で、東武鬼怒川温泉駅を目指して北上しております。
新宿駅か池袋駅の出発時間をチェックしておけば、王子駅を通過するおおよその時刻は予測できます。
このエル特急は、試運転か回送中だったのかな。
国鉄時代の電車も、数は少なくなりましたが、まだまだ頑張っておりまする。
貨物列車を牽引する電気機関車のEF65。
「JR貨物時刻表」があれば、大雑把な通過時刻はわかりますけれど、たまに通過しておりますので、こちらは見れたらラッキー程度に。。
(「JR貨物時刻表」は、一般の人でも購入できます。ただ、本の内容はすごくマニアックです。あと、販売場所が限られているのと、本の値段がちょっとお高めです・・)
尾久車両センターが近くにあり、その奥には「東京スカイツリー」の全貌も見られます。
東京23区内の展望フロアで、高い建物に遮られないでスカイツリーを下から上まで見られる場所って、意外とレアかも。
尾久車両センターを、クロップしてみました。
架線柱と架線の数が、ハンパじゃないですね。
(クリック or タップして、拡大表示できます!)
こちらは、「京浜東北線」と「湘南新宿ライン」の立体交差です。
ガラス越しに高い位置から眺めていると、スケールモデルの鉄道模型のようですので、鉄道成分が多目の方は、おそらく興奮すると思いますケド!
都電荒川線。レトロデザインの9000形ですね。
都電荒川線は、東京都交通局が運営する唯一の路面電車で、新宿区早稲田と荒川区三ノ輪橋の区間、約12kmを走っております。
都電が乗降のため停車する場所は、「駅」とは呼ばず「停留場」でして、JRと東京メトロの「王子駅」に隣接する停留場は、「王子駅前」停留場です。
(「○○駅前」と名前のつく停留場は、その他に「大塚駅前」と「町屋駅前」があります)
この先の僅かな区間は、路面を都電荒川線が走り、高架を京浜東北線が走り、さらにその上の高架橋を新幹線が平行して走ります。
(都電荒川線の運行情報はこコチラから見ることができます)
飛鳥山モノレールの「アスカルゴ」も、展望ロビーより見られます。
飛鳥山公園を利用しやすいように作られたモノレールで、無料で乗車できますよ~
ちなみに、レール延長は48m、高低差約18m、乗車時間は僅か約2分ですが。。
JR東日本の「王子駅」は京浜東北線が停車します。
都電荒川線と東京メトロ南北線に、乗り換えられる意外と便利な駅。
王子駅の付近には、桜の名所のひとつである区立公園の「飛鳥山公園」があり、国鉄「D51形蒸気機関車」と都電「6000形電車」が、静態保存されておりますyo 。
西側をみると「サンシャイン60」。
有名な建造物では、「東京ドーム」や「東京タワー」なども、展望ロビーから目視で確認できます!
屋上を緑化した建物も見えたりして、よーく観察していると、色々な建物が発見できます!
“東側の展望ロビー”からは、「日暮里舎人ライナー」が走行している姿が見えます。
肉眼では、アリのように小さく見えますけれど、走行している車両は確認できます。
ちょうど、荒川に架かる扇大橋と平行する区間にです。5~6分間隔で運行してますから、目を凝らしながらジッと待てば必ず見れます。
“北側の展望ロビー”に移動しました。
北区清掃工場の煙突や、川口市の超高層マンション「エルザタワー55」くらいしか、自分はわかりません。です。
あ・と・、外壁がレンガ色の何棟もある建物は、王子5丁目団地なのかな!?
湘南新宿ラインです。
1編成15両ありますので、とても長い車両です。
こちらは、7両編成の特急「草津」。
在来線が上下線、頻繁に往来しておりますね。
「北とぴあ」の展望ロビーは、土日曜日の晴れた日に来るので、ダイヤはそれほど過密では無いと思いますが、それでも飽きずに楽しめます。
カーブの区間は、線路にカント(片勾配)がついていますから、電車が傾きながら走行する姿は、なかなか迫力があります。
新幹線も、けっこう頻繁に来ますけれど、東海道新幹線ほどでは無いですね。
ラッシュで来るときもあれば、5~10分待っても来ない時もあります。
けれど、新幹線の車両の種類が、東海道新幹線よりも多いですので、次にどんな新幹線が来るのか、待っている楽しみもあります。
新幹線「はやぶさ」は、子供たちに人気がありますね~!
「はやぶさ」が通ると、キャッキャと子供たちがハシャギ、展望ロビーの雰囲気もにわかに明るくなります。
再び、“南側の展望ロビー”に戻ってきました。
コンテナ列車の右側に見える緑地は、先ほど紹介した「飛鳥山公園」です。
東京駅を出発した「はやぶさ」が、東京新幹線車両センターがある上中里駅付近を通過している様子です。
下りの新幹線は、日中でもヘッドライトがビカッと光るので、これから来るぞ!と教えてくれます。
ほらねっ、王子駅付近を、先ほどの「はやぶさ」が通過しましたでしょ!
一番多く見れるのは、長野新幹線のE2系「あさま号」ですね。
現在では新幹線E7系も走っております。
なお、こちらの写真は、シャッター速度を上げて写しております。
こちらの写真も「あさま号」ですが、低速シャッターにして流し撮りしております。
上から眺めていますので、上下にカメラを振る必要がありますが、例えば先頭車両のヘッドライトにフォーカスしながら連写すれば、(歩留まりは多くなりますが)意外と簡単だったりします。
もし流し撮りで失敗しても、次の新幹線はすぐ来ますから、納得がいくまで撮り続けることは可能です。
E4系の2編成連結(16両編成)。
連結部を俯瞰で撮影しております。
『北とぴあ』の展望ロビーは、鉄道好きなら子供からお年寄りまでどの世代でも、何度きても楽しめる場所だと思います。
夜行列車の「北斗星」や「カシオペア」も北とぴあの横を通過しますので、時刻表を目安に来るのもアリだと感じます。
幸いにして、それほど混むことは少なく、どなたでも無料で利用できますので、覚えておいて損はしない、鉄道鑑賞スポットのひとつです。
茜色のE6系秋田新幹線、新デザインの山形新幹線、北陸新幹線の新型車両「W7系」など、新しい車両が続々と増えてきていますので、近いうちにまた鉄分を補給しに行きますね!
■ 北とぴあ
東京都北区王子1-11-1
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