【実機レビュー】 Bluetooth ワイヤレススピーカー「Creative Woof」の体験プロジェクトに参加しました
クリエイティブメディア社より発売された、手のひらサイズの Bluetooth ワイヤレススピーカー、「Creative Woof」を発売間もなくゲットしました。
クリエイティブは、PCオーディオの分野では老舗のメーカーで、Sound Blaster ブランドのオーディオ機器はデファクトスタンダードであった時代もあり、古くからパソコンに携わっている方なら誰でも知っている、それくらいこの分野では有名な会社です。
iPhone 5s に Bluetooth で無線接続できる、小型のワイヤレススピーカーが欲しいと思っていたところ、運よく体験プロジェクトに参加できる運びとなりましたので、早速「Creative woof」をレビューしたいと思います。
まずは、パッケージから。
「Creative Woof」は、クリエイティブストア(直販オンラインストア)限定販売のため、商品パッケージを目にする機会は、(商品を購入した人以外)殆ど無いでしょう。
なので、パッケージの写真から掲載しますが、商品はセンスの良い白い化粧箱に梱包されております。
本体のカラーは全部で4種類あり、自分がゲットしたカラーは“シルバー”ですので、箱上面のモデルカラーの表記は、シルバーの位置に「レ」点のシールが貼ってあります。
スピーカー本体と付属品を確認します。
【製品の内容】
- スピーカー本体
- スピーカー充電用USBケーブル(約80cm)
- 3.5mm ステレオラインケーブル(約1m)
- クイックスタートガイド
- ハードウェア保証書/テクニカルサポートパンフレット
USBパワーアダプターは別売オプションです。電源はパソコンなどのUSB端子からも供給できます。
スピーカーの構成は、モノラル1chの1本です。
普通のステレオスピーカーシステムでは、左右に2本のスピーカーを配置して、前面に音場を再現していますが、このスピーカーは1本で360度均一にサウンドを再生します。
ボディの外側は剛性のあるメタリック素材(内側はプラスチック)であり、そのボディの上部に音響的にチューニングを施した高効率ドライバーをマウントし、音ワレや箱鳴りが少なく大音量でも広がりのあるサウンドを楽しめる設計になっていました。
なお、メッシュの真ん中にある丸い物体は、「ステータスLED」兼「マルチファンクションボタン」です。
・ 外形寸法(W×H×D) : 約74×65×74mm
・ 重量 : 約255g
ボディ正面の下部には、操作系のスイッチとマイクが配置してあります。
■ 前/ボリュームダウンボタン
長押しで音量を下げます
一度押すと前の曲に移動します
■ 再生/一時停止ボタン
曲を再生/一時停止します
■ 次/ボリュームアップボタン
長押しで音量を上げます
一度押すと次の曲に移動します
■ スピーカーフォン用マイク
スマートフォンや携帯電話を介し、ハンズフリーフォンのマイクに利用します。
※ 音量は Bluetooth で再生するサウンドのみ調節可能です。
※ 接続するデバイスやアプリが、AVRCP( Bluetooth Remote Control)に対応している場合に有効です。
ボディ下部のリアには、マイクロUSBポートとAUX入力端子が配置してあります。
■ マイクロUSBポート
付属の充電用USBケーブルを接続して、本体に電気を供給し充電します
■ AUX入力端子
3.5mm ステレオラインケーブルを接続し、音声信号を入力します
■ バッテリーLED
充電中に点灯し、充電が終了すると自動的に消灯します
※ AUX入力端子の音量はスピーカー側では調節できません。再生デバイス側で音量を調節します。
では、充電用USBケーブルを接続し、本体に電気を供給してみます。
※ 500mAの電源供給が可能なUSBポートが必要です。
本体内部には、リチウムイオンバッテリーを内蔵しており、電気供給中にもスピーカーは使えますが、バッテリーに充電しておけば、持ち運びして電源の無いところでも使えます。
なお、バッテリーでの電池持続時間(連続再生時間)は、メーカー公表値で最大約6時間となっております。10分以上 Bluetooth 接続やアナログ接続が無い場合は、自動スリープモードになりパワーをセーブできます。
充電中はバッテリーLEDが点灯します。
なお、バッテリーLEDの消灯すると充電は完了です。
(充電中の状態でもスピーカーは使用できます)
パソコンのUSB端子から接続している場合は、USBケーブルの電源ラインを利用して電気を供給しています。シリアル信号のライン入力は無いので、パソコンからUSBオーディオのスピーカーとしては認識しないです。
本体底面の電源スイッチを ON にして、Bluetooth でワイヤレス接続の設定をしてみます。
電源スイッチを ON にすると、ピロリン・ピロリン♪とチャイムが鳴ったあとに、
「Device is ready for connecting.」
接続準備が出来ました、と男性の声でメッセージが流れ、上面の「ステータスLED」が青色に“点滅”します。
スピーカーが勝手にしゃべるのと、このメッセージの音量が比較的大きいので、初めてメッセージを聞いたときは、超ょーびっくりしましたよ。慣れればへっちゃらですが。。
(上の写真は保護シートが貼ってある状態です。保護シートを剥がすと、粘着性の良さそうなゴムシートが現れます)
「Creative Woof」に Bluetooth で接続できるデバイスは多いのですが、ユーザー数の多そうな iPhone 5s(iOS 7)で、先ずは接続トライしてみますね。
なお、万全を期すため、一旦電源をオフにしてから電源を投入し、iOSを再起動させました。OSの再起動は必須ではありませんが、無線接続でトラブルになると、原因究明が少々やっかいになるため、念の為に行いました。
iPhone 側の設定は、[設定]アイコンをタップして、設定メニューを開きます。
次に、メニューの中の[Bluetooth]の項目をタップ。
Bluetooth 設定の画面が表示されたら、Bluetooth の機能が ON になっていることを確認します。
(Bluetooth 機能が OFF になっていたら、指でスライドさせて ON にしましょう)
「Creative Woof」と「iPhone」が交信できるようになると、Bluetooth ペアリングを要求されますので、迷わず[ペアリング]をタップします。
これで、iPhone 側の初期設定は完了。
もう、「Creative Woof」は iPhone に認識されているので、 2度目の接続からは、(Bluetooth ペアリングを要求されず)デバイスの項目の[Creative Woof]をタップするだけで OK だと思います。
Bluetooth 接続が正常に終わると、
「Connected.」
接続しました、とメッセージが流れ、ステータスLEDが青色の“点滅”から“点灯”に変わります。
(Wi-Fi 接続はセキュリティチェックのため、設定がやや面倒くさいですが、Bluetooth 接続は意外と簡単です!)
(1) 電源が入っている状態で、上面の「マルチファンクションボタン」を長押しすると、接続準備の状態になります。
(2) 電源が自動的に切れた時は、底面の電源スイッチを一旦OFFにして、その後ONにすれば、電源が入り接続準備の状態になります。
一度に接続できるデバイスは1つなので、デバイスを切り替えたい時や、接続がうまくいかない場合、Bluetooth の交信が切れてしまった場合などでは、上記2つのどちらかの方法で接続準備の状態まで戻します。
Bluetooth で、「Creative Woof」 と「iPhone」がサクッと繋がったことですし、音楽でも聴きましょうか。
最初に選んだ曲は、アナと雪の女王の、「レット・イット・ゴー~ありのままで~(日本語バージョン)」。もちろんボーカルは、松たか子さんのほうで。
口径の小さいスピーカーなので、音質のほうはあまり期待していなかったんだけど、期待を裏切らない程度に程良い音質ですね。
やや中域にまとまりのある芯の太いサウンドで、ボーカルでしたら気持ちよく聴ける気がします。もう少し音のヌケがよいと聴きやすいんですけれどね。
さて、
レリゴー、レリゴー♪
と、フルボリュームでアナ雪の雰囲気を途中まで楽しめました。
歌手の声量がすごくて、クライマックスの歌だか悲鳴だかわからないパートでは、スピーカーが可愛そうになり、流石にフルボリュームから音量を下げましたが。。
(おそらく、この曲はどんなスピーカーでも、ツライはずですw)
西野カナさんの「We Don't Stop」。
こちらは、連続ドラマ「花崎舞が黙ってない」の原作本、「不祥事」と「銀行総務特命」を読みながら聴くために、iTunes Store から購入したものです。
聴き込むために購入した訳ではないので、「Creative Woof」から BGM で聴き流すのもアリですよね。
うちの環境では、サウンドが途切れることは皆無でしたので、音楽を聴いていて(其の手の)ストレスは感じないハズです。
夏はやっぱりボサノバだよね~、というわけで久保田利伸さんの「KUBOSSA」です。
こちらも何かをしながら、小音量のBGMで聴き流すスタイルですが、ソウル風ボサノバの独特の優しいリズムや、久保田さんの美しい歌声やノリに、Creative Woof で何度聴いていても飽きないですね。
音楽再生では、モノラル1ch、指向性360°の小さいスピーカーなだけに、ボーカルも楽器もソロが一番聴きやすい気がします。
あと、このスピーカーのポテンシャルを最大に発揮したかったら、良質な音楽ソースも選びましょうね。高圧縮された音楽ソースだと、どうしても不自然さが残るので、どのスピーカーでも、このスピーカーでも、聴いていているうちに聴き疲れしてしまうと思います。
ゲームのサウンドを、Creative Woof で楽しんでみましょう。
アクションゲームや対戦型戦闘ゲームなどでは、両手でタップして画面を操作することが多いですから、Bluetooth で無線接続すれば、iPhone 本体のスピーカーを手で塞いでしまうことはありません。
これって、ゲームに集中するためには、けっこう重要!かな。
音声信号を無線で飛ばすので、サウンドが遅延すると表示画面とのタイムラグが心配されますが、よっぽどシビアな操作を求められるゲームでない限り、ほとんど気にならないレベルだと思います。
音楽を聴くときは耳に神経を集中させますが、ゲームの場合は画面に集中していることが多いので、ゲームのサウンドならば Creative Woof で十分に満足できます。
サイマルラジオのアプリを用意して、FM放送やAM放送を聴き流すスタイルも、アリだと思います。
インターネット網を利用したストリーミングなので、ラジオの専用受信機(=チューナー)を用意する必要が無いですし、地上波が届かない放送局のラジオが聴けるのも◎ですね。
動画共有サービスの YouTube だって、サウンドを「Creative Woof」へ無線で飛ばせます。
http://www.youtube.com/watch?v=8GWFGLgGb1M&list=UUY2N9dAk98kAFEUtUdznlYw
デバイス本体の操作音を含めて、ほぼすべてのサウンドを Bluetooth 接続で「Creative Woof」から再生できますね。
Bluetooth で接続されていれば、電話に出ることも可能です。
電話が掛かってくると、着信音が「Creative Woof」から流れますので、着信中に「マルチファンクションボタン」を押せば、「Creative Woof」を介しての通話ができます。
(電話に応答しない場合は、マルチファンクションボタンを3秒程度押してから離します)
アプリが HFP(Hands-Free Profile)に対応している必要があったり、一部のメッセンジャーアプリやIP電話アプリでは使用できないケースもあるそうですが、もしアプリが対応していれば利用しない手はありません。
もちろん、「Creative Woof」にはマイクが内蔵されておりますので、ハンズフリーで通話ができますよ。
グループで会話したい場合などでは、便利な機能なんじゃないのかなぁ。
付属の3.5mmステレオラインケーブルを、背面のAUX入力端子に挿し、他方のプラグをオーディオプレーヤーや IC レコーダーに接続すれば、アナログ接続で音声やサウンドを再生することも出来ます。
Bluetooth に対応していないオーディオ機器でも、Creative Woof は利用可能ですね。
なお、音量の調節は、スピーカー本体ではなく、接続した外部機器側で行います。
また、AUX入力端子にオーディオケーブルを接続すると、Bluetooth 接続が無効になり、AUX入力の再生が優先されます。
Android 機の Google Nexus 7 でも、Bluetooth 接続が難なく行えました。
うちの環境ですと、Bluetooth を内蔵したノートパソコン(SONY VAIO、OSはWindows 7)くらいしか、Bluetooth の音声信号に対応したPC機器が無いのですが、こちらのノートパソコンでも問題なく使えております。
パッケージの写真になりますが、手のひらサイズなのがお分かり頂けると思います。
Woof の意味は、犬のワンという鳴き声なのかな。低音再生用スピーカーの Woofer(ウーファー)とは若干意味が違うように思えます。
モデルカラーは、シルバー、レッド、ブルー、ガンメタル。
プレミアムな光沢のメタリックボディが、全部で4色用意されています。
こちらは、スタイルにあわせてチョイスしましょう。
「Creative Woof」は、直販オンラインストア限定販売です。
【直販サイト】
より、お買い求めいただけます。
Creative Woof の利用方法は、色々あると思いますが、自分はゲームでの使用を特にオススメします!
あとは、内蔵バッテリーに充電しておき、電源がとれない場所での使用ですよね。
光沢のあるメタルボディは、プレミアム感もあります。お値段は、なんと 2,980 円(税抜)です!
【直販限定販売】
マイクロサイズ ポータブルBluetoothワイヤレススピーカー
- シルバー型番 ⇒ SP-WOOF-SV
- レッド型番 ⇒ SP-WOOF-RD
- ブルー型番 ⇒ SP-WOOF-BU
- ガンメタル型番 ⇒ SP-WOOF-GY
※ レッド・ブルー・ガンメタルは2014年7月末の入荷になります。
※ 当サイトは クリエイティブストア と提携しております。
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