« 明治の文豪にも愛された「羽二重団子」 | トップページ | 第16回 国際バラとガーデニングショウ2014へ行ってきました »

2014/05/18

一泊二日で気軽に楽しむ金沢観光

Kanazawa_001

写真のほうは何故だか、ANAが所有していましたジャンボジェットの最後の退役機、機体番号:JA8961 の尾翼からスタートしちゃいましたが、東京から一泊二日の旅程で、金沢市内を含め石川県をどこまで楽しめたかという、写真中心の旅行レビューです。

以前(約3年前)にブログ掲載しました内容と、重複する部分もあるかと思われますが、撮りためておりました未公開画像を半分以上掲載し、内容をリニューアルしてお届けしたいと思います。

Kanazawa_002

羽田空港から出発してから、小松空港に到着するまでの時間は、僅か1時間です。

この時間は、出発ゲートを離れてから、滑走路端までのタキシング、滑走路を VR まで加速して離陸、巡航高度まで上昇、- 巡航 -、フラップを出して減速、空港に着陸、到着ゲートへタキシング、までの時間が含まれるため、実際に上空をフライトしている移動時間は30~40分ほどです。

飛行機を利用する場合は、出発空港までのアクセス、搭乗手続きやセキュリティチェック、到着空港から目的地までのアクセスなど、やや余計な時間が掛かりますが、特急電車や新幹線を利用するよりも、とっても便利なロケーションが日本全国に多々あります。

個人旅行の場合、目的地までどの旅程で行くかは、旅人の楽しみのひとつですので、どの旅程を選択するのも良しですが、目的地までの時間を短縮したい場合は、飛行機の利用がとっても便利です。

Kanazawa_003

自分は、飛行機を見るのも乗るのも好きですので、短時間のフライトであれば、エコノミーシートでも我慢できます。

ジェット機ならば、巡航速度は800~900km/h程ですから、新幹線の最高速度320km/hよりも、計算上は2倍以上も速いです。

離陸や着陸するときは、ちょこっとだけ緊張しますが、雲の上を飛んでいるときはとても快適。天気が良ければ、地図で見た日本の地形(海岸線の形や山の稜線)が、窓越しに楽しめますよね。

Kanazawa_004

はい、羽田空港の出発ゲートを離れてから、僅か一時間で、小松空港に到着です。

もし仮に、普通に歩いて移動したとすると、一時間で移動できる距離はせいぜい4~5kmほど。それを考えると、飛行機はドラえもんの「どこでもドア」みたいな感覚で、利用できる乗り物だったりします。

Kanazawa_005

小松空港に駐機しているのは、今まで乗ってきたANAのジェット機です。

(ボーイング777さん。お疲れ様です。)

Kanazawa_006

(ターミナルビル1階)

小松空港のターミナルビルは、地方空港ですので、大都市の空港からみると施設は「こぢんまり」していました。

なお、1階がチケットカウンターや到着ロビー、2階が出発ロビーや食堂、3階が送迎デッキです。

送迎デッキの入場は有料(入場料:大人50円、子供30円)だったりして、飛行機を写真撮影するため、羽田空港をちょくちょく利用している私にとっては、すこし意外でした。


交通アクセス

Kanazawa_007

小松空港から連絡バスを利用すると、JR小松駅までは約12分。

Kanazawa_008

おなじく連絡バスで、金沢駅まで高速道路を走る直行便で約40分です。

Kanazawa_009

兼六園口(東口)@金沢駅の「もてなしドーム」。

この「もてなしドーム」は、雨や雪の多い金沢駅を利用する人に、差し出す傘をイメージして、「お・も・て・な・し」の心を表わしているんだそうです。

強化ガラスとアルミのトラス構造を組み合わせた、とても大きなアーキテクチャでした。

Kanazawa_010

鼓門(つづみもん)

こちらは、日本の伝統的な楽器である「鼓」をイメージした、巨大な木造の建造物です。

Kanazawa_011

金沢港口(西口)@金沢駅。

Kanazawa_012

金沢めぐりには、「城下まち金沢周遊バス」を利用すると便利かも。。

昔懐かしいボンネットバスも走っていますよ。


兼六園

Kanazawa_013

金沢観光で、まず訪れたいのは、特別名勝の兼六園。

加賀百万石の歴代藩主により作られた、江戸時代を代表する大名庭園です。

とても広大な廻遊式の庭園で、庭園を歩きながら池や樹木を遊覧し、茶屋に立ち寄りながら庭園内を散策してみます。

Kanazawa_014

(霞ヶ池)

兼六園で、景観が一番と思われるスポットより、撮影しています。

集合写真を撮るなら、この場所です。

Kanazawa_015

(眺望台から見る金沢市内)

Kanazawa_016

樹木があって、水の流れがあって、とても癒されます。

Kanazawa_017

兼六園の真ん中あたりにある、茶屋(清水屋)に立ち寄り、『兼六だんご』を頬張りました。

Kanazawa_018

お店の方から伺った話では、このお団子は『出世だんご』と呼ばれているそうです。

『出世だんご』の名前の由来は、茶屋のすぐ近くにある地蔵様(出世地蔵)からついたそうで、最初に茶屋が『出世茶屋』と呼ばれるようになり、『兼六だんご』もいつしか『出世だんご』と呼ばれるようになったとか。。

このお団子を食べて、何かの御利益があると良いですね。

(この兼六団子を食べてから、出世こそしていませんが、基本給が3年で5万円くらい上がりましたよ。。)

Kanazawa_019

(花見橋)

花が咲いている季節には、花を愛でられるから、花見橋。

Kanazawa_020

庭園内はとても広いですので、全部をまわるには、けっこう歩きます。

Kanazawa_021

時雨亭(しぐれてい)に立ち寄り、ひと休みしました。

Kanazawa_022

この時雨亭では、お抹茶をいただきました。

細かい作法などなく、気にしたのは畳の上を歩くときに、畳の縁を踏まないように気をつけたくらいです。

お抹茶のほうは、滑らかな口当たりで、茶の深みのある香りがふわっと広がり、ほのかな甘みも感じられます。

抹茶の口の奥のほうで感じる苦味と、茶菓子の優しい甘味を交互に味わいながら、味覚の変化を楽しみました。

Kanazawa_023

(時雨亭内)

Kanazawa_024

(時雨亭内)

障子が、部屋に差し込む太陽光を、やわらかくしてくれます。


金沢城公園(金沢城跡)

Kanazawa_025

金沢城は幾多もの火災に見舞われて焼失し、その度に修復や再建が行われているお城だそうで、天守閣のある城らしい城の姿は現在ありません。

ですが、再建された城の一部は大変素晴らしい建築物で、金沢に訪れたなら是非行きたい場所に挙げられます。

Kanazawa_026

【五十間長屋(ごじゅっけんながや)】

菱櫓・五十間長屋・橋詰門続櫓へとつながる建物は2001年に復元。

明治以降の木材城郭としては最大規模で、日本古来の伝統工法により建築されているそうです。

Kanazawa_027

(五十間長屋を別の角度より)

白い屋根と白い壁が、とても印象的ですね。

Kanazawa_028

【橋爪門(はしづめもん)】

石川門、江北門と共に、金沢城の「三御門」と呼ばれた、二の丸の正門。

Kanazawa_029

(野面積みの石垣)

金沢城は「石垣の博物館」とも呼ばれているそうです。

城内を散策すると、「野面積み」、「打ち込みハギ積み」、「切り込みハギ積み」と、様々な技法の石垣をみることが出来ます。

Kanazawa_030

(打ち込みハギ積みの石垣)

形や大きさを揃えた割石を積む技法です。

Kanazawa_031

(切り込みハギ積みの石垣)

割り石を丁寧に加工して、隙間無く積む技法です。


海の幸を楽しもう

Kanazawa_032

ランチで食した「能登海鮮丼」です。

ブリ、甲羅にのったカニとカニみそ、エビ、イカ、貝などが、酢飯の上に盛られていて、いかにも能登らしい食材でしょ。

この海鮮丼に、あら汁のお碗がついて値段が千円オーバーなので、具材の鮮度や内容からコスパはあんまり良くなかったですが、あー金沢に来たんだよねと、思わせる内容でした。

Kanazawa_033

こちらは居酒屋さんで、知り合い達とワイワイ・モグモグたべた、お刺身の盛り合わせです。

Kanazawa_034

地元で獲れたと思われる魚は、身が締まっていて、美味しかったなぁ。


金沢市内を散策

Kanazawa_035

金沢市内を、歩いて散策しています。

ガイドマップには載っていないような、レアな金沢を探しに!

Kanazawa_036

金沢駅周辺はごちゃごちゃしていましたが、駅から少し離れると、空が広いことがわかります。

(東京23区に住んでいるので、普段の生活で空を見上げる機会が、あまり無いのです)

Kanazawa_037

国の登録有形文化財である、犀川大橋。

大正時代に完成した鉄橋が、90年以上経った今でも健在です。

Kanazawa_038

オシャレな一角もあったりしてね。金沢って、とっても楽しい街だと思います。

Kanazawa_039

(お店がオープンする前に訪れました)

Kanazawa_040

黒門前緑地

Kanazawa_041

この黒門前緑地は、旧金沢検察庁検事正官舎の敷地に、医学・薬学で多大な業績を残した科学者の、高峰譲吉博士ゆかりの家屋を移設して、公園として整備したそうです。

Kanazawa_042

金沢城公園の黒門口ちかくにあります。

旧高峰家の居宅の一部で、書斎や茶室として利用されていた離れを、復元・移転されたとのことです。

ボランティアさんがついてくれて、いろいろと説明を聞きました。

Kanazawa_043

なお、高峰譲吉博士は、消化薬のタカジアスターゼの創製や、副腎からアドレナリンを結晶抽出するなど、世界の医学・薬学に大きく貢献した人なんだそうです。

Kanazawa_044

縁側があって、お庭があって、板敷きの木目もきれいです。


旧 園邸

Kanazawa_045

旧園邸は、大正七年建築の近代和風住宅で、現在は金沢市の指定文化財に指定され、一般にも公開されています。

こちらの建物も、ボランティアの方がついてくれ、色々と説明を聞きました。

Kanazawa_046

建築主は茶道に通じ、茶道の表千家の指導を受けて、作られています。

Kanazawa_047

茶室は、母屋につながっておりましたが、入るには外の路地と呼ばれる庭から、狭い躙口の戸(潜り戸)をあけて、畳の上に進みます(表千家なので)。

尚、この茶室では、定期的に茶会が開かれている、との説明もありました。

(潜り戸は特別に開けてもらいました)

Kanazawa_048

和風の建物で中庭のある家に住んでみたいですね。

Kanazawa_049

土蔵前の空間には、天井から吊り下がった、提灯型の照明がありました。

漆喰の白い壁も綺麗です。


EIZO

Kanazawa_050

ここだけの話しでは無いですが、北陸を代表するような会社(映像機器で有名な本社!)にも、お邪魔してきましたよ。

半日以上は、こちらの会社で工場見学(クローズドイベントに参加)をしていましたので、寄らなければもっと多く金沢をめぐれたかも。。

(内部潜入!?の模様は、記事最後の【関連記事】からリンク先へどうぞ~)

Kanazawa_051

さて、楽しかった金沢観光@石川県も、そろそろ帰る時間になってしまいました。

なお、今回の旅行は、往路も帰路もANA機を利用しています。

なぜならば、往復の航空券と好きな宿泊先をパックにできる、ANA SKY WEB TOUR の『国内組合せ自由旅行[旅作]』を利用したからです。

(ANAの「旅作」は、とっても便利でお得なサービスですよ!)

Kanazawa_052

左舷の搭乗口より飛行機に乗り込み、石川県を後にします。

Kanazawa_053

(地球が丸く見える??)

Kanazawa_054

もくもくした、雲のじゅうたんの上。

飛行機は一面青空の成層圏を飛んでいます。

Kanazawa_055

富士山は、残念ながら見られませんでした。

雲ひとつ無く、航路など運が良ければ、富士山をきっと拝めるハズです。

Kanazawa_056

眼下に房総半島が見えてきました。

これより、旋回しながら高度を下げて、羽田空港に無事着陸しました。

Kanazawa_057

さて、これにて楽しかった金沢への、一泊二日の旅行はおしまい。

やや疲れたけれど、疲労感よりも思い出のほうが、勝ってます。

Kanazawa_058

(金沢21世紀美術館)

もっと時間があれば、「金沢21世紀美術館」や「長町武家屋敷」などに、いっぱい寄りたかったです。

そうね。今度行くときは、雪景色の冬の金沢がいいかな。

あと、当時持っていったカメラが普及機コンデジでしたので、次回行くときはデジタル一眼レフのシステムで、金沢市内の風景を写真に切り撮ってきたいです!

Kanazawa_060

【ANA国内線 就航都市一覧】

http://www.ana.co.jp/dom/airinfo/networkmap/main_syuukoutoshi.html

↑各空港からの就航都市を確認できます(地名をクリックすると、その空港からの就航都市がわかります)。

Kanazawa_059

※ 写真はすべてオリジナルです。

【関連記事】

|

« 明治の文豪にも愛された「羽二重団子」 | トップページ | 第16回 国際バラとガーデニングショウ2014へ行ってきました »

旅行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/128227/59664453

この記事へのトラックバック一覧です: 一泊二日で気軽に楽しむ金沢観光:

« 明治の文豪にも愛された「羽二重団子」 | トップページ | 第16回 国際バラとガーデニングショウ2014へ行ってきました »