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2013/12/25

富士通 LIFEBOOK SH90/M 実機モニターレビュー(2)

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富士通 LIFEBOOK SH90/M  実機モニターレビューの第2弾目になります。

本機の特徴は、けっこう色々とありまして、

  • 13.3 型 2560×1440 ドットの「IGZO」ディスプレイを搭載。
  • 1 日中余裕で使える約 21.1 時間の長時間駆動を実現(増設内蔵バッテリ併用時約 28.1 時間)。
  • 12 型ノートパソコン並みのコンパクトな筐体、標準仕様で約1.5Kgの軽量ボディ。
  • スリムな筐体ながら、アナログRGB出力や有線LANなどの豊富なインターフェイスを搭載。
  • 「超圧縮ソリッドコア」構造を採用したタフなボディ。
  • 360°どこから見ても美しいオムニデザイン。凸凹が少なく持ち運びしやすいシンプルなデザイン。
  • 「モバイル・マルチベイ」構造により、標準搭載のDVDマルチドライブが着脱可能。オプション品を換装することにより、増設バッテリ、増設HDD、プロジェクタユニットに構成を変更可能。
  • 最新 OS のWindows 8.1 64 ビット版を標準搭載。
  • マイクロソフト OFFICE Home and Business 2013 をはじめ、多数のバンドルソフトがプリインストール済み。
  • タッチパネル方式の液晶採用で、直感的に指先での画面操作が可能。
  • 静音構造のキーボードを採用し、静かなキーボード入力が可能。
  • ログイン認証時に、セキュリティ性の高い指紋センサーを標準搭載。
  • OS の起動が速い、NAND型フラッシュメモリ+HDD 構成の、大容量ハイブリッド HDD を搭載。

など、列挙するとスゴイことになっておりますが、

発売後すぐに入手して、1ヶ月以上使いこなした実感を述べると、

自分が特に気に入っているポイントは、持ち運びしやすいコンパクトなボディ、美しい筐体デザイン、高精細な「IGZO」ディスプレイ、ガッシリとした堅牢性、あたりになると思います。

重宝しているところは、ウルトラスタミナの長時間駆動、マイクロソフト OFFICE の標準搭載、タッチパネル方式の液晶画面、あとは静音仕様のハードウェアキーボードです。

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プライベートでもビジネスでも、いつもカバンの中に入れて持ち運び、移動先では場所を選ばすにパソコン操作をしておりますから、人の目に触れていることは常時あります。

見せびらかしている気はサラサラ無いのですが、けっこう誰かに見られていること、よくあります(この機種の場合、なぜが視線が熱いです!)。

どうせ見られるのでしたら、センスの良いデザインのモバイルパソコンを使っているほうが、精神的にはすごく楽なんですよね。

持っているモバイルパソコンで、人格までは分かりませんが、持ち物だけでどういう人なのか想像できてしまうことも、事実あります。

パソコンは使いこなしてナンボの世界ですが、やはり見た目はパソコンを選ぶ上で、最も重要なファクターになると思います。

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昔の、プラスチッキーな分厚いノートパソコンを知っているせいか、本機のように薄い液晶パネル部や金属フレームの筐体を採用した、デザイン性の優れているモバイルパソコンは、多少値が張ったとしても欲しいと思っていました。

幸いにして、執筆費用を元にしてゲットできた訳ですが、似たようなスペックのモバイルPCじゃなくて、富士通さんのこのモデル(LIFEBOOK SH90/M)でなくては、自分は駄目なんです。

国内外のハードウェアベンダーさんと、親しくお付き合いさせて頂いておりますが、今はこの富士通さんのモバイルパソコンでないと、満足できないのです。

話しは反れますが、上画像を見て頂けると、液晶パネルがとても薄いですね(薄くても、ちょっとやそっとの事じゃ、壊れる感じはしませんけれど・・)。

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贅沢にも無垢のアルミ板より、機械加工で削りだした筐体フレームは、どんな角度から見ても美しい仕上がりです。

アルミフレームの表面は梨地のマッド仕上げとなり、角部全周はダイヤモンド加工にてC面取りされ、見る角度によってキラッと輝いて魅えます。

「超圧縮ソリッドコア」構造のフレームは、ねじれ方向の応力にとても強く、天板を開いて室内を片手で持って移動させている時にも、ヤワい感じが全然しません。

加圧試験機にて、天板全面に約 200kg の荷重を掛けても、天板の一点に約 35kg の荷重を掛けても、壊れない設計になっていることから、ギュウギュウ詰めの満員電車の中でも安心して持ち運びできます。

(東京の満員電車の中は、バーバリー製の堅い革鞄の中に入れておいた、樹脂ボールペンが折れるほどの、過酷な環境の場合もあります)

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各部位を見ていくと、電源ボタンはキーボード面の右上にあります。

「eco ボタン」は電源ボタンの左側にあり、動作中にこのボタンを押すとワンタッチで省電力モードへ切り替えられます。

「状態表示LED」のインジケータは、動作中のモードがひと目で分かるので便利です。小さくLEDが点灯しているので光量は控えめですが、動作状態が視認しやすいと思います。

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ヒンジ部です。天板を開けると、このような状態になります。

ユーザーが持ち運びしやすい様に、閉じた状態では丸みを帯びたデザインになっていましたが、開けた時に何処にも邪魔をしない機構になっていました。

自分は一応デザインもするエンジニアなので、こういう所の作りについてはよく観察し、構想設計したエンジニアの技量を測るときもあります。プロの目から見ても、よーく作りこまれていると感じます。

たかがヒンジ部なのですが、誰も気にするような箇所では無いとは思いますが、プロ目線でみて設計者を褒めて差し上げたい箇所であったりします。

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アルミのフレームを採用したおかげで、筐体を薄く魅せています。

iPhone 5 or 5s の筐体を連想させる金属フレームは、360°どこから見ても美しいデザインですね。

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本体の縦横のサイズは、ちょうどA4コピー用紙くらいです。

わかりやすいように、A4用紙をキーボード面に置いてあります。

なお、外形寸法 は「 319(幅)×215(奥行)×13.6~19.8(高さ) mm」です。

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A4サイズの大きさが、モバイルPCの操作性においても、持ち運びをする上でも、ジャストサイズだと感じます。B5サイズのネットブックを所有していた時期もありますが、キーボードのキーピッチが狭く、キーボード入力する時はややストレスを感じるときもありましたからね。

なお、一般的なビジネスカバンは、A4サイズの書類が入るように作られているのが殆どですので、このモバイルパソコンの大きさでしたら、苦も無くスッポリと納まります。

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本機を手で持ち運んでいる時は、重量はあまり気にしないのですが、外出時にカバンの中に入れて持ち運ぶと、約 1.5Kg の軽量ボディでも疲れている時などはズシリと感じてしまうものです。

本機は、バッテリー駆動だけで1日中使えますから、出張でも無い限り ACアダプターをいつも持ち運ぶ必要が無いのが、せめてもの救いであったりします。

あと自分は、DVD マルチドライブをあまり使わないですから、マルチベイから取り外して、「モバイル・マルチベイ用カバー」を普段は装着しています。

DVD マルチドライブの重量が実測値で128g、モバイル・マルチベイ用カバーが 15g ですので、約 100g 軽量な状態で使用しています。

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なお、電源ケーブル込みのACアダプターの重さは、実測値で 237g あります。

外出時にモバイルパソコンを持ち運びするときに、1日くらいの使い方なら、コレをカバンの中に忍ばせていなくてもよいのです。

もし、カバンの中に入れて持ち運ぶ時は、細長いスティックタイプですので、あまり嵩張らなく収まりも非常によいです。

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高精細な「IGZO」液晶ディスプレイは、画面表示がとても綺麗で、文字も見やすいですから、眼が疲れにくいと感じます。

パネルサイズは 13.3 型ワイド、解像度は 2560×1440 ドット。

・ LEDバックライト付タッチパネル式
・ 薄型・軽量・高輝度・広視野角・高色純度・超高解像度TFTカラーLCD
 (フルフラットファインパネル Wide Angle液晶)

といった仕様になります。

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液晶パネルはグレアタイプですから、写真や映像を高精細にとても綺麗に、表示することが出来ますね。

デジカメやスマホで撮ってきた写真を、本機に取り込んで表示させてみると、自分の写真の腕が上がったと錯覚するほど、ものすごく綺麗です。

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写真の保存先は、本機のメモリーでもよいですし、富士通さんのクラウドサービス「My Cloud」でもよいと思います。

なお、「My Cloud」のフォト機能をつかうと、人物で整理、カレンダーで整理、なんてことも出来てしまうそうですよ。

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写真表示が綺麗なのだから、映像の表示も同じようにとても綺麗です。

映像表示については、ビデオカメラで録ってきたハイビジョンムービー(AVCHD形式)を見る、お気に入りの DVD を視聴する、You Tube などの動画共有サービスを利用する、などなど楽しみ方は沢山あると思います。

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OS は Windows 8.1 を標準で搭載しています。

スタート画面は「タイル」という新しいインターフェイスで、四角形のアイコンをクリック(またはタッチ)して、操作するのが基本となります。

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「タイル」インターフェースの中に「デスクトップ・タイル」があり、このタイルを選択すると、従来からのデスクトップ画面に切り替わります。

新しいタイル・インターフェイスも斬新でいいですが、Windows XP や Windows 7 など従来からのユーザーは、使い慣れたデスクトップ・インターフェイスのほうが、最初のうちは親しみやすいと思います。

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いつも使っている便利機能をご紹介しますね。

電源オフ USB 充電機能を使えば、本機を大容量モバイルバッテリーの替わりとして、利用もできます。

本機の USB 端子 は 3 基あり、そのうちの左側面のUSB端子(1基)が、この電源オフ充電機能に対応しています。

このモバイルパソコンが一日中使えても、モバイルルーターがバッテリー切れでは、外出先で無線通信機能が使えないので、けっこう便利に使ってますよ。

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電源オフ USB 充電機能を利用するには、プリインストールされている「電源オフ USB ユーティリティ」にて、設定します。

ユーティリティが起動しましたら、パソコンの電源オフ時の動作で、「充電する(ACアダプタもしくはバッテリー運用時)」をチェックして、「変更」ボタンを押せば、設定は完了です。

※ デフォルト設定は、「充電しない」になっていると思います。

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Jazz がBGM で流れている、喫茶室(ルノアール)での使用中の画です。

会社へ出社する前に、朝食をとるために喫茶室へ寄ったのですが、カバンから取り出してテーブルの上に置き、(スリープさせていたので)液晶ディスプレイを開けばスグ稼動できる状態になります。

タブレットPC との大きな違いは、手で持って操作しなくて良いところで、テーブルなどの置けるスペースがあれば、ハードウェアキーボードも手伝って、落ち着いて食事もとれて、PC 入力操作ができますね。

自分は、自宅ではデスクトップ機をメインで使い、外出先では本機がサブメイン機、iPhone や Andoroid タブレットなども状況に応じて使い分けておりますが、もしも本機が無かったら恐らく不自由に感じることでしょう。

もしも、Windows 8.1 標準搭載の、モバイルパソコンに買い換える予定がある様でしたら、弱点らしきところが見当たらない、富士通製の本機を選択肢のひとつに挙げて検討してみる価値はある、優れたモバイルパソコンだと思います。

デザイン性や拡張性ならびにロングバッテリー性能も本機の売りです。

なお、このモデルは Made in Japan !

日本国内で設計をし、日本の厳密なQC(品質管理)をクリアした、島根県で生産している「出雲モデル」です。

この機種(LIFEBOOK SH90/M )および富士通 個人向けパソコン・タブレットの詳しい情報は、以下のサイトをご参考にされて下さい。

■ 富士通 製品情報サイト「FMWORLD.NET」
⇒ https://www.fmworld.net/fmv/

■ FMV ソーシャルカタログ「Touch New FMV」
⇒ http://www.fmworld.net/fmv/special/1310/


【関連レビュー】

富士通 FMV LIFEBOOK SH

富士通公式直販サイトWEB MART

 

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