【2013】富士通新商品発表会で「ARROWS Tab QH77」や「LIFEBOOK SH90」など最新モデルを実機体験してきました
2013年10月8日、プレス/ブロガー向けに都内某所で開催されておりました、富士通パソコン「FMVシリーズ」およびタブレット「ARROWS Tab シリーズ」などの、新商品発表会へ行ってきました。
最新OSである「Windows 8.1」を全機種に搭載し、デザインを一新させた、富士通個人向けパソコン・タブレットの新モデルが、2013年10月18日より順次発売されます(Press Release の資料より)。
富士通のパソコンを利用しているユーザーさんは、パソコンを始めて買った方や、一般ユーザーの方が多いですので、2014年4月に「Window XP
のサポート終了」がスケジュールされていることを含めて、新商品の魅力などを紹介したいと思います。
上画像のモデルが、今回発表された個人向けパソコン(ノート・デスクトップ)およびタブレットの、新ラインナップです。
今回の新商品では、全てのモデルにマイクロソフトの最新OSである「Windows 8.1」を搭載し、洗練されたデザインにブラッシュアップしたモデルになっておりました。
富士通さんお得意の技術でもある防水・防塵の機能が備わっているタブレット、超高解像度と省エネ性を実現した高画質液晶パネル「IGZO(イグゾー)」を搭載したモデル、オプションの増設バッテリーを装着すれば約28.1時間もの長時間駆動を実現したモバイルパソコンなど、意欲的なモデルばかりです。
予め用意されている富士通クラウドサービス「My Cloud」とホームネットワークを利用すれば、取り込んだ写真や録画したテレビ番組などを、タブレットやスマホで何時でも何処でも楽しむような使い方も、(利用環境を整えれば)可能になります。
富士通さんのPCは、日本国内で本体の設計や生産を行っていること、PCライフを支援するサポートが充実していることも、買うときの安心感につながりますね。
2014年4月9日に、まだ利用者の多い「Window XP」のサポートが終了します。
その日以降、「Window XP」のパソコンが使えなくなる訳ではありませんが、マイクロソフトよりセキュリティ更新プログラムが提供されなくなるため、OSの脆弱性を狙った悪意を持つ攻撃者からマルウエアやウイルスを気づかれないように仕込まれるなど、セキュリティリスクが非常に高まります。
ウイルスに感染したパソコンからは、個人の情報が盗みだされる可能性や、そのパソコンを踏み台にして友達や取引先のパソコンへ攻撃することもありますので、自分のパソコンは大丈夫だからと他人事にしていると、多くの人に迷惑を掛けることも十分に考えられます。
その予防手段として、一番簡単な方法は、最新の Windows を搭載したパソコンに、買い換えてしまうこと。
ただ、買い換える時に困ってしまうのは、住所録やワープロで打った文章、撮りためた大切な写真など、古いパソコンに記録していたデータを、新しいパソコンに移行する作業です。
富士通さんでは、Windows XPサポート終了に伴い、
- 電話相談窓口「Windows XPサポート終了に関するご相談窓口」
- 出張サービス「PC家庭教師 パソコン乗り換えらくらくパック」(有料)
- ホームページ「Windows XP サポート終了なんでも相談室」
のサービスが、現在用意されています。
詳しい内容は、こちらのホームページをご覧下さい。
http://azby.fmworld.net/xp-end/
新しいOSに移行するときの、支援ならびに相談受付サービスの提供などが、多数掲載されておりますよ。
ここからは、新商品発表会で気になった商品を、ピックアップしてお届けします。
■ 個人向けモバイルパソコン FMV LIFEBOOK 「SH90/M」
(本体カラー 左 : スパークリングブラック 、 右 : アーバンホワイト)
13.3型ワイド液晶を搭載した FMV LIFEBOOK 「SH90/M」は、様々な使用シーンに対応した、とっても使い勝手の良いモデルに仕上がっていました。
バッテリーからの駆動時間は、標準搭載のバッテリーでは約 21.1 時間、オプションの増設バッテリーを「モバイル・マルチベイ」に装着すれば、約 28.1 時間もの超ロング駆動が可能になっています。
これだけのバッテリー駆動時間かあれば、満タン充電するだけで一日中フルに使えますので、モバイルパソコンでありながらACアダプターを常時携帯するなんていう矛盾も無くなります。
液晶画面には、圧倒的な解像度(2560×1440px)と省エネ性を実現した、次世代「IGZO」ディスプレイが搭載されております。
フルHDの解像度が 1920×1080 ピクセルですから、フルHDの約 1.8 倍もの情報を一度に表示できる仕様です。
なお、この超解像度の液晶画面からは、精彩な画像や動画を楽しめるほか、文字がとても見やすくなっております。もちろん、指先で直感的な操作を可能にする「タッチパネル」にも、対応しております。
2つの凹箱を上下にかぶせ合わせたような構造の、「超圧縮ソリッドコア」を採用したボディは、側面のつなぎをなくすことで、ねじれ応力や面荷重による圧縮応力にも強い、タフ設計になっていました。
この一枚板をイメージしたボディは、堅牢性だけではなく、見た目に美しく毎日使っていても飽きのこない、グッドデザインに仕上がっております。
なお、360°どこから見ても美しい外装ボディのことを、富士通さんでは「オムニデザイン」と呼んでおります。
パソコンの左側面には、プレゼン時に役立ちそうな「アナログRGB端子」や、宿泊先のホテルなどでネットを使えるように「有線LAN」も予め装備されております。
HDMI 端子は大画面テレビに出力する時にとっても便利、高速データ転送が可能な「USB3.0」端子が(左側面には)1基備わっております。
パソコン右側面には、同じく高速データ転送が可能な「USB3.0」が2基(左右合計で3基)、「音声入出力」が可能な端子のほか、この機種の特徴でもある「モバイル・マルチベイ」が搭載され、様々なシーンに対応しておりました。
「モバイル・マルチベイ」は、光学ドライブの「スーパーマルチドライブユニット」と、光学ドライブを外して利用するときの為の「モバイル・マルチベイ用カバー」が、標準添付されております。
この「モバイル・マルチベイ」には、オプションで「増設用内蔵バッテリーユニット」と「モバイル・プロジェクタユニット」が、用意されております。
なお、「モバイル・マルチベイ」からユニットを脱着し、他のユニットを装着する時に、特別な工具は必要ありません。
増設用内蔵バッテリユニット ※別売オプション
このユニットを装着すると、総重量はさすがに増えますが、約 28.1 時間もの長ロングバッテリー駆動が可能になります。
出張や旅行で、一泊以上する場合などに、この増設バッテリーに充電して用意しておくと、バッテリー切れの心配から少し開放されて安心ですね。
モバイル・プロジェクータユニット ※別売オプション
白っぽい壁が近くにあれば、液晶画面に表示されている内容がこの「プロジェクターユニット」から投影され、壁面がモニターの代わりになります。
ミーティングルームで打ち合わせする時に、複数人で画像・映像をシェアしたい場合など、便利そうなユニットです。
「モバイル・プロジェクータユニット」を利用したデモになります。
液晶画面に表示されている画面と同じ内容が、スクリーンに映し出されているのが、わかるかしら。
【2013最新モデル】一日中使える、ドライブ搭載。ウルトラ・スタミナ モバイルパソコン LIFEBOOK SHシリーズ
【追記】
モバイルパソコンは、何時でも何処でも場所を選ばす利用できる機動性がありますので、PC本体の大きさが「ほぼA4用紙」サイズですと、いつもカバンの中に忍ばせておいて、カフェでの待ち時間や電車での移動中にカバンからサッと取り出して、使いたい時にスグに使えます。
普段、仕事が忙しく(オフもそこそこに忙しく)、片時もPCを手放さないため、ビジネスでもプライベートでも、キーボードがついた機動性のあるモバイルPCが、どうしても必要なのです。
この機種のバッテリーの駆動時間は、Core i5 プロセッサを搭載していながら標準で約 21.1 時間もありますので、1日中バッテリー切れの心配をすることなく、(ロングバッテリーライフを実現していますので)ACアダプターを常時携帯する必要もなく、PC作業に集中できるメリットがあります。
都内で電源難民になることは稀ですが、地方に出張すると時や、長旅に出掛ける時には、この機種のようなバッテリー駆動時間の長いモバイルパソコンがあると、自分は残りバッテリー容量を気にするタチなので、作業効率が上げられるという訳です。
機動性のあるこのモバイルPCでは、自分のアシスタント的に欲しい情報をネットで検索して得たり、移動中にマイクロソフト EXCEL を利用して見積価格を顧客満足度と自社利益を(入力パラメータを変えて)シミュレートする、顧客先で打ち合わせする時に紙でプリントした資料の全部は持ち出せないのでスキャンしたPDF文書をPC内に保存しておいて突発的に顧客から出てきた即座に答えられない質問にも社内に持ち帰ることなく打ち合わせ現場で対応する、プレゼンの場では大型スクリーンに POWER POINT で予め作成した資料を映し出し当社の優位さをアピールしライバル企業を蹴落として商談を成立させる、WORD で「出張報告書」を復路の新幹線の車中でタイプする、など Windows OS を搭載した当機だから出来る芸が利用次第で沢山あります。特にクリエイティブな作業をする上で Windows OS 搭載パソコンは必須です。ビジネス成功の手段としても必須です。
モバイルパソコンの利用方法は、そのパソコンの持つ能力をよく理解して、自分のアシスタントとして最大限に利用すること。
Core i5 プロセッサを搭載しているので一般的な利用では処理能力に特に問題なしです。13.3型の「高解像度(2560×1440px)ディスプレイ」と「高精細ユーティリティ」を使えば、写真編集をしながらブログ投稿などの、マルチタスク作業も快適に行えるハズです。
堅牢性やデータプロテクションも重要であり、この富士通製モバイルパソコンであれば、信頼性にも応えられると信じております。豊富なインターフェイスもとても魅力ですね。
■ 個人向けタブレット ARROWS Tab 「QH77/M」
ARROWS Tab 「QH77/M」は、タブレットとキーボードがセットになった、「Windows 8.1」搭載のタブレット PCです。
キーボードに装着した状態は、写真撮影することを失念しておりましたが、通常のモバイルパソコンのように利用できます。
キーボードから脱着すると、指先操作で利用できる、持ち運び時にも便利な、Windows タブレットに変身します。
タブレットには、iOSを搭載した機種や、Andoroid OS を搭載した機種が巷に氾濫しておりますが、Windows 8.1タブレットを利用するメリットとして、マイクロソフト OFFICE アプリケーションが利用できることが挙げられます。
この、MS OFFICE アプリケーションを、クラウドサービスと連携して利用すると、ビジネスシーンで飛躍的な生産性を上げることが実現可能になることを予測しております。
MS OFFICE だけではなく、クラウドサービス専用前提のアプリケーションが開発されタブレット端末と連携して使用すれば、ユビキタスコンピューティングが実現、なんていう近未来が待っているかもしれません。
ARROWS Tab 「QH77/M」には、頭脳ともいえる中央演算処理装置に「Intel Core i5」プロセッサーが搭載されております。
高度な汎用プロセッサーユニットでありますので発熱量も多く、ヒートシンクを使用した自然空冷では廃熱しきれないため、強制空冷ファンが内部に搭載されております。
キーボードから外したタブレットの状態では、空冷ファンありのモデルでありながら、防水・防塵機能が備わっているところが、特筆できます。
水中に浸けて使用することは奨励しておりませんが、水中でも全然平気で連続稼動を実現しておりました。
陸上では、発熱するCPUから熱伝導性の高いヒートパイプを媒体として、完全に防水シールされヒートシンクに熱の移動が行われ、防水設計の空冷ファンにて、廃熱が行われております。
吸気孔から排出孔までの空気の通り道は密閉シールされおりますので、水中では内部に水の浸入を防ぎ、空冷ファンは停止します。
水冷ならぬ水没可能なタブレットPC。
雨の日の屋外利用や、台所やお風呂場などの水回りの場所でも、安心して利用できること意味し、不意に水中へ落としてしまっても、水に弱いとされる電子機器が壊れることがなく、安心して利用できることを意味します。
また、PCには環境が厳しいといわれる工場内でも、防水防塵設計によりタブレットの状態では使えることを意味します。
スタッフさんに協力していただき、水没可能なタブレットを、水中より取り出してみました。
水が滴っているのがわかるかしら。もちろん、タブレットは何もなかったように稼動しております。
なお、液晶画面も、各種のインターフェイスも、防水・防塵設計されておりました。
【2013最新モデル】画面を外すとハイスペック防水タブレットへ 2in1Ultrabook™ ARROWS Tab QHシリーズ
■ 個人向けデスクトップ ESPRIMO 「WF1/M」
こちらのパソコンは、オールインワンタイプのデスクトップで、個人向けでは売れ筋の現行モデル、富士通公式直販サイトの「WEB MART」でしか手に入らない限定カラーのレアモデルになります。
WEB 限定カラーということもあり、量販店で並んでいるモデルとは異なった本体カラー、「シャイニーブラック」を外装に纏っています。
なお、富士通公式直販サイトWEB MARTでは、限定カラーのモデルを選べるほか、様々なカスタムメイドのモデルが多数用意されております。
さらに、最新カスタムメイドモデルはすべて、送料無料&3年間無料保証付き。
詳しくは、富士通直販ショッピングサイト WEB MART で、ご確認してください。
今回、富士通パソコン・タブレット新商品発表の内覧会に出向き、実機を触ったきた印象は、外装デザインに凝ったモデルや、多様化するユーザーに対応した、ユーザー目線の本気モデルが多かったことです。
逆にいえば、メーカー主導の尖がったモデルが無かったのは少し残念ですが、数年前に発売されていたようなダサいデザインのパソコンが無くなり、ユーザー側の立場でいえば、この傾向はとても好感を持てます。
あと、富士通さんは総合ITハードウエアベンダーの日本トップ企業ですので、購入者側にとって富士通ブランドのパソコン・タブレットは、初心者ユーザーや一般ユーザーに優しいパソコンであり、購入後のサポートなど安心を買う意味でも、富士通ブランドの商品を選択する理由に挙げられます。
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