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2013/01/06

ホームクラウド対応 外付けHDDケース「LHR-CSLU2W」詳細レビュー(1) ハードディスク組み込み編

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パーソナルクラウドとNAS(ネットワークアタッチストレージ)に対応した、ロジテックの外付けHDDケース、Skylink HDシリーズの 「LHR-CSLU2W」 を購入しました。

このSkylink HDシリーズには、予めHDDを一台搭載したモデルもあるのですが、出費をなるべく抑えたい理由により、自分は外付けのHDDケースのみの自作キット「LHR-CSLU2W」を買い、HDDは自分で用意して後からHDDケースに取り付けることにしました。

Skylink HDシリーズの特徴としては、NAS本体をブロードバンドルーターにLAN接続することによって、外出先からもアクセス可能な、自分専用のクラウドコンピューティングを実現できることが挙げられます(クラウドサーバとして機能します)。

また、家庭内やSOHOでは通常のNASとして、ネットワークに参加しているWindows PCやMac PCから、ファイルを共有することも可能です。

Android/iOSのスマートフォンやタブレットからは、Skylink HDに対応する無料アプリを端末にインストールすれば、端末で撮影した写真・ビデオ・ボイスメモなどを、3G/LTE回線を利用してNASに直接保存をしたり、予めNASに保存してあったマルチメディアなどのファイルを、外出先から端末で利用することも簡単にできます。

この類の商品って、ネットワーク通信の設定が複雑だったりするものなのですが、このSkylink HDシリーズなら、ネットワークの仕組みやUNIX系OSの知識が乏しくても、簡単設定で導入できると思いますよ ^^

では、自作キット「LHR-CSLU2W」の開梱から・・

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Skylink HDシリーズの「LHR-CSLU2W 」は、ロジテックの直販サイトよりネットで購入できます。自分は発売日前に直販サイトで予約をして、発売日翌日には届いていました。

早速、配送用のダンボール箱を開け、外付けHDDケース本体が納まっている梱包箱を取り出します。

直販モデルなので、製品本体や付属品は“化粧箱”でなく“茶箱”に納まっていましたが、梱包箱に余計なお金を掛けていないのも、購入費用を少しでも抑えたい自分には好感が持てます。

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梱包箱を開けて中身を確認します。

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同梱品は以下の通り。

  • 製品本体
  • ACアダプタ
  • LANケーブル(約1.5m)
  • セットアップガイド+保証書
  • クイックガイド
  • 3.5インチHDD固定ネジ一式
    (HDD固定専用ネジ、HDD金具固定ネジ)
  • 2.5インチHDD固定ネジ一式
    (HDD固定金具、HDD固定専用ネジ、金具固定ネジ)

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外付けHDDケース本体の大きさは、160×143×45mm(突起物は除く)です。NASなので、制御用コンピュータがこの中に入っていますが、とてもコンパクトなサイズです。

この本体内部に、SATA(シリアルATA)仕様の3.5インチHDDまたは2.5インチのHDDを、一台内蔵できます。

なお、上写真は横置きの状態ですが、縦置きでも使用できるようになっています。左パネルにゴムの突起が4ヶ所見えますが、それが縦置きしたときのゴム足になります。

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簡単な設定を終えれば、Android/iOSのスマートフォンやタブレットからもアクセスできるのですが、基本的にはNASなので、LANポートを搭載したDOS/VパソコンまたはMacintoshパソコン、イーサネットのネットワーク、インターネット接続環境、ルーターやハブ等が必要になります。

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家庭やSOHOにDOS/VまたはMacパソコンがあって、イーサネットによるLANを構築していれば、とりあえずSkylink HDのNAS機能は使いこなせると思います。

さらに、家庭やSOHOにブロードバンドルーターでインターネットに常時接続している環境があり、外出先からもインターネットに接続できる環境があれば、外出先のAndroid/iOSのスマートフォンやタブレット・ノートPC・デスクトップPCなど様々な端末から、Skylink HDの機能を利用して自宅のNASにアクセスすることも可能です。

欲をいえば、ADSLは上りの通信速度が遅いので、上りも下りも通信速度が速い光ファイバーのインターネット回線と、モバイル端末からは3GでなくLTEのワイヤレス通信回線があると、ストレスが少なく「Skylink HD」の機能を利用できると思えます。

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フロント・トップ・右サイド一体型の筐体は、インテリアにも調和する鏡面仕上げでした!

梱包箱を背後に置いて写真を撮ってみましたが、筐体の天面に梱包箱が反射して映って見えます。

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ホームクラウドハードディスクケースの自作キット「LHR-CSLU2W 」は、HDDが非搭載のモデルなので、自分でHDDを一台用意しました。

なお、メーカーの説明では、SATA(シリアルATA)仕様の3.5インチと2.5インチのHDDに対応しているそうです。
※ パラレルATA仕様のHDDは接続できません
※ 2.5インチのHDDの厚さは9.5mmに限ります
※ HDDのコネクタはシリアル(SATA)コネクタ仕様に限ります

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今回は、「Skylink HD」HDD搭載モデルと同じ、ウエスタンデジタル社のNASシステムに最適化されたHDD、WD Red シリーズの3.5インチ/SATA /3TBのHDD(WD30EFRX)をチョイスしています。

この「WD Red 3TB HDD」は、近所のPCショップにて12,970円(メーカー保証3年つき)でゲットしていますから、外付けHDD自作キットの直販価格 6,480円と合わせても、19,450円です。

同じ「WD Red 3TB HDD」を搭載した、直販モデルは22,980円で販売されていますから、3,530円もお得に、全く同じスペックのNASを手に入れたことになります。

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WD Red 3 TB Hard Drive for NAS ( WD30EFRX)
http://wdc.com/jp/products/products.aspx?id=810

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では、この 3.5インチHDDを取り付けていきます。

まず、リアパネルの中央上部にある「カバー固定ネジ(一本)」を、プラスドライバーを使い外します。

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NAS本体のカバーは、フロント・トップ・右サイドが一体化されていますので、カバーを取り外すと、HDD固定金具やプリント基板がすぐに現れます。

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今回は、3.5インチのハードディスクを固定するので、付属の3.5インチ用のネジを使います。

2.5インチHDD用のチャック付きビニール袋、3.5インチHDD用のチャック付きビニール袋に、ネジはそれぞれ小分けされていますから、ネジの大きさに迷う心配は無いと思います。

ただ、ネジの種類が2種類あって、

・ 3.5インチHDD固定専用ネジ ×2本
(上写真の右側2本、ネジの頭部が2段になっている)
・ 3.5インチHDD金具固定ネジ ×2本(上写真左側2本)

と、見た目がかなり似ているため、少し間違えやすいです。

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「3.5インチHDD固定専用ネジ(ネジの頭部が2段になっている)」 の2本を、SATAコネクタ側から見て、左側側面の手前のネジ穴2ヶ所に取り付け、ドライバーで締めて固定します。

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HDDに固定した「3.5インチHDD固定専用ネジ」が、本体の「HDD固定金具」のレールにはまるように、上からゆっくりとHDDを載せます。

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HDDのSATAコネクタを、本体のSATAポートの向きに、HDD全体を横にゆっくりとスライドさせて、SATAポートに完全に奥まで差し込みます。

少し力を入れてHDDを本体に接続させるので、真っ直ぐに入れないとコネクタが破損する恐れがあります。もしも「何かおかしいな、、」と思ったら無理やり入れないで~!

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「3.5インチHDD金具固定ネジ」 の2本を、「HDD固定金具」のバカ穴2ヶ所に取り付け、ドライバーで締めてHDDを固定します。

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ケースファンの電源ケーブルを、本体基板のファン電源3ピンコネクタに(忘れないで)接続します。

なお、搭載されていた空冷ファンは、NS TECH社の「PAAD14010BL」というモデルでした。

メーカーの公表スペック(概要)は、12VDC - 0.14A、サイズ:40mmx40mmx10mm、ボールベアリング、回転数:5,600rpm 、ノイズ:25.0dBA です。

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最後に、ケースファンの電源ケーブルが抜けないように確認しながら、カバーを外した手順と逆の手順でカバーを取り付け、背面の一本のネジでケースを固定します。

これで、内蔵HDDのセットアップは完了です!

自作パソコンを組み立てたことが一度でもある方なら、非常に簡単な手順で、使う工具もドライバー1本だけで、本体にHDDを組み込めることを、お分かり頂けたと思います。

今回は、手持ちの大容量HDDが不足していた為、ウェスタンデジタル「WD  3TB Hard Drive for NAS ( WD30EFRX) 」を新規購入して、NAS本体に組み込みましたが、余っているHDDがあれば“激安”で外出先からもアクセス可能な、ホームクラウド兼NASに対応した「ネットワークドライブ」を手に入れられますね。

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ACアダプターを接続して、

いざ、電源投入! (ドキドキ)

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POWER LEDが光り、HDDとケースファンが回転して、正常に起動しています。

HDDのディスクが回転していることは、本体を手で持てばスグにわかります。地球ゴマのようにジャイロ効果で姿勢を維持しようとするからです。

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拡張性については、二つのUSB2.0ポートがありますので、本体に内蔵したHDDの容量が不足した場合は、外付けのHDDをさらに設置することも可能になっています。

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ケース内のエアーフローは、前面と片サイドの吸気孔からフレッシュエアーが導かれ、背面のケースファンより、ケース外へ排出されていました。

ファン回転のコントロールは、HDDの電源ON/OFFに連動している模様で、電源投入後はファンが回転、HDDがスタンバイモードになると約2分後にファン停止。NASにアクセスがあるとHDDの電源ONとほぼ同時にファン回転、NASにアクセスがなくHDDがスタンバイモードになると約2分後にファンが停止します(ディスクスタンバイになる時間は、ブラウザからのセッティングで0分から60分の間に設定可能です)。

ファンが回転するとやはりというか、小口径で回転数が5,600rpmの軸流DCファンなので、至近距離ではやや耳障りなボールベアリング特有のカン高いヂィー音がします。

(自分は、このファンのベアリング音がとても気になるので、動作確認後にガラス扉付きのラックにNAS本体を設置しました。)

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一旦、外付けHDDの電源を落とします。

(背面の電源ボタンを長押しします)

POEWR LEDが青の点灯から紫の点滅になり、電源遮断のプロセスが終了すると、電源が落ちLEDが消灯します。

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(中央:ホームクラウドハードディスクケース(LHR-CSLU2W)、左:無線LANルータ、右:光回線ブロードバンドルータ)

とりあえず、デスク上に設置完了!

付属のLANケーブルを、ルーターのハブに接続して、NASの電源を再投入しました。

ちなみに自宅のネットワークは、有線LANはすべてギガビット・イーサネットワーク、無線LANは450Mbps(11n・b)+300 Mbps(11n・b・g)に対応。インターネット接続環境は、フレッツ光ネクスト(下り回線:最大200Mbps、上り回線:最大100Mbps)を利用しております。外出先からのネット接続は、イーモバイルのLTE回線のモバイルルーター経由です。

通信速度にある程度余裕があると、動画や音楽など重たいデータを、外出先からストレスなく楽しめそうですね!

(直販サイトにはHDDを搭載したモデルもあるので、あまり自作する時間の無い方などは、サクッっとHDD搭載モデルをチョイスして下さい!リンク先は記事の下のほうに掲載してあります。)

次回は、ディスクフォーマットや初期パスワードの変更などをお届けします。

外付けHDDケース「LHR-CSLU2W」詳細レビュー

  1. ハードディスク組み込み編(←本編)
  2. ディスクフォーマット&初期パスワードの変更など編
  3. スマートフォン・タブレットなどモバイル機器の接続編


ホームクラウドハードディスクケース(Skylink HD)
※ HDD非搭載モデル

Skylink HD【LHR-CSLU2W】

■接続可能なパソコン:

  • LANポートを搭載しているDOS/Vパソコン及びMacintoshシリーズ

※本製品をご使用いただくためには、インターネット接続環境及び、ルータまたはハブが必要となります。

■対応OS

  • Windows 7 (32Bit/64Bit版)
  • Windows VISTA (32Bit/64Bit版)
  • Windows XP
  • Mac OS X (10.5以降)

※対応OSは、いずれも日本語OSに限ります。また、パソコン本体が対応していないOSでは使用できません。

■対応ブラウザ

  • Windows:Internet Explorer 7.0以降、Firefox 3.1以降、Safari 4以降
  • Macintosh:Safari 4以降、Firefox 3.5以降

■対応携帯端末

  • iPhone(iOS3.2以降)
  • iPad Touchi(iOS3.2以降)
  • iPad(iOS3.2以降)
  • Android搭載スマートフォン(Android2.2以降)

■製品仕様

インターフェース LANポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)
USB2.0×2(USB外付HDD増設用)
動作時環境条件温度 0℃~40℃
相対湿度 5%~95%(ただし、結露無きこと)
保管時環境条件温度 -20℃~60℃
相対湿度 5%~95%
入力電圧DC+12V
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
160×143×45mm(突起部を除く)
質量1.1kg

設置方向

水平/垂直
コネクタ形状LANコネクタ ×1
USB2.0コネクタ ×1
冷却ファン

有り

本体カラーブラック
梱包寸法
(幅×奥行き×高さ)
240×185×90㎜ (茶箱)
梱包質量1.4kg
保証期間 1年間
RoHS指令

準拠

ACアダプタPSE取得 24Wタイプ

■付属品一覧

製品本体1台
ACアダプタ1個
LANケーブル(約1.5m)1本
セットアップガイド1部
クイックガイド1部
保証書(セットアップガイド)1枚
固定ネジ一式


 

HDD非搭載 ホームクラウドハードディスクケース(Skylink HD)

Skylink HD【LHR-CSLU2W】

 

3TB WD製 HDD Red搭載ホームクラウドハードディスク(Skylink HD)

Skylink HD【LHD-CS30LU2WR】

 

2TB WD製 HDD Red搭載ホームクラウドハードディスク(Skylink HD)

Skylink HD【LHD-CS20LU2WR】

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コメント

このマシンは、最低容量はどのくらいでしょう。
40GBで試したら、一杯一杯のようです。

投稿: ひいたん | 2017/08/17 00:47

■ 対応ハードディスク

以下の条件を満たすもの
・2.5インチHDDまたは3.5インチHDD
(2.5インチのドライブの厚さは9.5mmに限る)
・シリアル(SATA)コネクタ仕様

※セットアップガイドより転載

亀レスですみません..

投稿: kite | 2017/08/31 16:01

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