幻想的なバラ園のライトアップ@神代植物公園(2012 秋のバラフェスタ)
バラ園がライトアップされるという情報は事前に知っていたので、現地には午後4時ごろに到着し、日が暮れるのを待ちました。
神代植物公園は、東京都にある公園の中ではとても大きな施設であり、見どころは沢山あると思うのですが、バラ園の撮影のためにコンセントレーションして、他の花や植物は(もったい無いと思うのですが)観察しなかったんですよー。
陽が暮れてから数十分の間はマジックアワー。
デジカメのホワイトバランスを“電球色”に設定していますから、背景は昼間の青空とは違う青色になっています。
夕陽が射していた時間は、バラの花を上方から撮るアングルが多かったですが、ライトアップされてからは、横からのアングルが不思議と増えていました。
斜光にしないと、自分のイメージした写真が撮れないから・・・かもしれません。
▲ もっとレンズを絞れば、トワイライトカラーを上手く表現できたのでしょうけれど、なにせ手持ちの撮影なので、これはコレで良しとしましょう。
ちなみに、使用カメラとレンズは、「Nikon D800」と「NIKKOR 24-120mm/f4」の組み合わせです。
交換レンズには、約4段分の手ブレ補正機能がついているので、カメラの設定を“ISO感度高め+露出アンダー気味”にしておけば、(わずかな光源を頼りに)夜の撮影はそれほど怖くないです。
ただ、1/4秒~1/10秒ほどの低速シャッター速度での撮影になるので、風が吹けば花が揺れて、被写体ブレが発生してしまいます。当日は少し風が吹いていましたから、風が止むタイミングを読んで、写真撮影に集中していました。
光源はスポットライトのみ。測光方式は全て“評価測光”にしています。
▲ 何度撮影しても、イメージしている画にはならなかった写真。
2~3分、その場でカメラの設定を変えて、色々とチャレンジしていたら、後ろの三脚を持った“おばにゃん”に、咳払いされましたよ!
ちなみに、その“おばにゃん”は、プログラムオートの設定で、同じようなアングルで、次々と場所を変えながら撮影してました。自分とは写真に対するコンセプトが、少し違うみたいw。。。
涙が出そうなくらい(カメラにとって)周辺は暗いのですが、普段から苦境には慣れておりますので、少しくらいの失敗が許される趣味の撮影なら、気も楽です。
たまにイベントカメラマンとして、お呼ばれすることもあるので、その時の(失敗したら怒られる)プレッシャーからみれば、全然平気だよね ← 俺w
たくさんのバラが開花していましたので、風にのってバラの高貴な香りが運ばれてきます。
夜なので、それほど強い香りではないですが・・・
▲ こちらは、玉ボケを狙った写真。
丸く光っているのは、ライトアップ用の光源です。
バラ園の近くにあった、巨大なオブジェです。
写真撮影にヒートアップしていましたから、日が暮れてからの秋風が、ひんやりと心地よかったなぁ。
▲ こちらの写真は、どうしてもレンズを絞りたかったので、体育座りをしてカメラを自分の脚と腕でガッチリと固定して、撮影しております。
これにて、神代植物園バラ園ライトアップの写真はお仕舞い。。
これからの時期は、クリスマスイルミネーションなどの、高ISO感度での夜の撮影機会を増やしていきます。
東京都神代植物公園は、調布駅と三鷹駅の中間くらいの位置にあり、公園までのアクセスは公共交通機関を利用すると、京王線の「調布駅」または中央本線の「三鷹 or 吉祥寺駅」よりバスで移動すると便利です。
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