開業目前の東京スカイツリー
2012年5月22日(火)に、いよいよグランドオープンする東京スカイツリーと東京スカイツリータウン。
開業しちゃうと、大大大混雑が予想されるので、空いているうちに(ほぼ完成した)開業間近のスカイツリーを、まぢかに眺めてきましたよ。
では、1年ちょっと前に訪れた建設途中のレポに引き続き、レポしてみたいと思います。
(写真は2012年5月13日に撮影。クリックすると拡大表示できます)
東武鉄道も伊勢崎線の一部区間(浅草・押上 ⇔ 東武動物公園間)を「東武スカイツリーライン」と路線愛称名を付け、やる気まんまんですね。
業平橋(なりひらばし)駅も「とうきょうスカイツリー」駅に改称され、昭和レトロなあの薄暗かった駅も改装されて、めちゃくちゃキレイになっていました。
スカイツリー横の「北十間川」も護岸が整備され、水面近くまで降りることも出来るようになってました。
御世辞にもキレイな川になったとは言えないけれど、でも水辺の空間が有ると無いとでは大違い。開放感もあり世界に誇れるタウンとして(墨田区の下町が)生まれ変わっておりました。
訪れた日は、空気が少し冷たく5月らしい、うららかな日曜日でした。
(東武橋付近より)
ウエストヤード5F・6Fにある「すみだ水族館」は、海から少し離れた水族館(普通は海水の入れ替えのため海辺にある場合が多い)ですが、最新のろ過装置を備えて内陸型の水族館の走りだそうです。
この水族館は、いずれレポしたいと思います。
朝9時頃に訪れたので、太陽の位置も少し低め。
トラス構造の白いツリーは、四季の変化や、訪れた時間によって、様々な表情を魅せることでしょう。。
ツリー直下の「北十間川」には、噴水のような演出もありました。
スカイツリーの高さは634m。もち自立式電波塔としては(現在)世界一位の高さ。
オスのキリンの背の高さが平均5m以上、日本一高いビルが「横浜ランドマークタワー」で高さは296m、東京八王子市にある「高尾山」が標高599mだから、ハンパじゃない高さですね。
「おしなりはし」より浅草方面を眺めると、アサヒビール本社や金色のオブジェなども見えます。
真正面の真下から見上げるスカイツリー。
ツリーが高いから、あんまり近すぎると頂上部は見えないですね。
ふたつある展望台のうち、350mの高さにある第一展望台(天望デッキ)。
(わかりづらいけど)高さ450mの第二展望台「天望回廊」と、電波を発信する「ゲイン塔」。
鉄骨がクロスした場所には、金色の光を発するパナソニックのLED照明なんかも見えます。
(ほぼ写真まん中の突起物がソレです!)
スカイツリータウンには、プラネタリウムなどもあります。
ドームの天井が、低い建物より“ひょっこり”頭を出しているのが分かります~?
イーストタワーとのツーショット!
「起くり(むくり)」と「反り(そり)」のゆるやかな曲線と、カメラレンズ特有の歪みもあり、カメラのファインダーを覗くと水平垂直感覚が麻痺してきそうです。
(京成橋付近より)
「西十間橋」より眺めるスカイツリー
突然、下町の路地から姿を現すツリー
東京スカイツリー観光の名所、「十間橋」より。
水面に映った“逆さツリー”が見られるので有名ですね。
電波塔のてっぺんは、東京タワーを見慣れているせいか、尖って細っているイメージがあるのですが、2基の制振装置が設置されていると聞いて納得です。
重たいオモリとダンパーがあり、風による振動を打ち消すのだとか。。
第二展望台の「天望回廊」は二階構造になっていて、一階部分にエレベータが着き、360°ぐるりとスロープを歩いて上りながら、景観が楽しめるようになっています。
とても高いタワーなので、肉眼ではよく分からなかったことも、カメラの望遠ズームで寄れば明快。
いまのところ、冬場の空気の澄んだ晴れた日に、自分の行きたい場所 No,1 になっています。
下町から、ひょうこりと頭を出すツリー。
(押上駅に隣接している、駐輪場の屋上より)
東武スカイツリーラインが、目の前を通過します。
メタリックボディの「夢の下町バス」。都営バスの観光路線バスです。
(業平一丁目交差点)
電車とのツーショットなら、「源森橋(げんもりばし)」か「枕橋」より撮るのもおすすめ。
(枕橋より)
木々の間から見えるスカイツリー。
(墨田区側の隅田公園より)
どことなく、のどかな風景ですね。
(墨田区役所付近より)
吾妻橋の西詰より。こちらは浅草観光の定番スポットになっていますね。
写真は、もう少し右へパンしたかったのですが、人がうじゃうじゃいたので。。赤色の物体は吾妻橋の欄干です。
最後は、浅草仲見世越しに見るツリーでおしまい。
このあと、仲見世近くにある「とんかつ屋」でご飯を食べて帰ってきました(写真に写っているとんかつ屋では無いですがw)。
時空を超えたランドスケープ、日本の伝統的な建築物の形式を取り入れたゆるやかな曲線美、見る角度によって姿を変え街ごとに違った表情を魅せるデザインなどなど。
東京スカイツリーは、これから電波塔の役割と、日本を代表する建築物として、歴史に刻まれ人の心に刻まれ、未来への希望を与えてくれることでしょう。
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