マウスコンピューター「MDV ADVANCE」、新コンセプトデザインのPCケースがイケてます!
▲マウスコンピューター MDV ADVANCE シリーズ
デスクトップPCを購入検討する場合、高性能なスペックから選びますか?それとも値段?メジャーなメーカー?アフターサポート体制? ・・・ exc?
僕ならば、PCケースの外観デザインと筐体のデキの良さから、まず検討開始します!
見た目のカッコ良さはもちろんのことですが、ケース内のエアフロー、静音性、メンテナンス性、拡張性、頑丈さ、フィニッシュのキレイさなど、総合的に評価をして(自分の基準で)一定以上のレベルをクリアしないと、候補にすら挙がりません。
こだわりすぎですかね・・・
先日、マウスコンピューターの内覧会に参加して、ミドルタワー型の MDV ADVANCE シリーズに投入された「新デザインケース」を重点的に見て来たのですが、このPCケースのデキは正直イイです。間違いなく自分的には『買い』のケースです。
では、そこらへんも含めまして、MDV ADVANCE シリーズ をレビューしてみます。
マウスコンピューターの MDV ADVANCE シリーズは、最新のテクノロジーを搭載していながら、リーズナブルな価格で提供されている高性能マシン。
同社には、ハイスペックのパーツを満載した G-Tune というゲーミングPCもあるのですが、こちらのモデルはPCタスクをオールラウンドにこなすためにチューニングした、快速マシンという仕様になっています。
IvyBridge(アイビーブリッジ)こと、「第 3 世代インテル Core プロセッサー」を搭載したモデルも用意され、BTOでカスタマイズすればCGクリエイターやパワーユーザーにも十分納得できる仕様のマシンが仕上がります。
新デザインのPCケースは、従来モデルからの“シンプル&スマート”というデザインコンセプトは継承し、さらに進化している模様です。
フロントマスクは、前面の手が触れやすい箇所には梨地仕上のマッドブラック、サイドは鏡面仕上の光沢ブラック仕様となり、(ベイのフタを除いた箇所を)インジェクション金型にて一体成型した、凝った造りのフロントパネルを採用しています。
電源ボタンは、アクセスし易いように、フロントパネル上部にあります。
ミドルタワーPCを、デスクのサイドに設置することを想定して、ユーザー目線で利便性を高めているようです。
フロント・インターフェイスは、USB3.0 が 2 基、マルチカードリーダー、オーディオ端子(マイクロホン+イヤホン)が配置されています。
USB 端子がフロント部にあると、USB フラッシュメモリーを挿してデータの読込・書込をしたり、USB3.0 の外付けハードディスクを接続して高速転送、スマホなどのガジェットをケーブル接続して充電するのとかの場合に便利ですね。
マルチカードリーダーは、SD系メモリーカードやメモリースティックなど、10 種類のメディアに対応しています。デジカメの撮影データを取り込むの際にも重宝しそうです。
ブルーに光っているのは、電源のLEDランプ。細い横長LEDのデザインがとてもクールですね。
通常は青色に光っている電源LEDは、HDDのアクセスがあると、パープルに点滅するギミックになっていました。
普通のPCケースですと、電源用LEDとHDDアクセスLEDは別々にあるはず。些細なことですが、こういうコダワリは好きです。
PCケースは頑丈なスチール製で、大きさは190(幅)×490(奥行)×410(高さ)mm。ミドルタワー型のケースでは少し大きい部類になります。
拡張性は、5.25 型×4(うち1台分は光学ドライブ用)、3.5型×6 のドライブベイがあるので、一般的なPC使用では増設するのにベイ数が足りなくて困るようなことは、まず無いでしょう。
また、中小企業やSOHO向けのサーバーケース並みの拡張性があるともいえます。
フロントパネルの両サイドには吸気孔が設けられており、左サイドパネルの吸気孔と併せて、フレッシュな空気がケース内に導かれます。
オプションで、12cmフロントファンが増設可能ですので、HDDを幾つも搭載する予定がある場合は、最初から選択しておくのも、良いかもしれません(←おすすめ)。
リアのケースファンは、リアパネルの上部に12cmのファンが一基マウントされ、PC内部で温められた空気が、ケース外部に排出されます。
パソコンなどに採用されている“開放形軸流式送風機”は、比較的騒音が大きいという欠点がありますので、同じ風量をかせぐなら小さいファン(例えば8cmファン)よりも大きめのファンで、ゆっくりと回転させて騒音を低くするのがベターだと思います。
ケースのリア側底面にメッシュが見えますが、ここに電源ユニットがマウントされます。
電源ユニットを底面に配置することにより、(リアケースファンと併せて)排気効率が上がること、ならびに、低重心フォルムでケースの安定性が上がることにも、期待が持てそうです。
3.5型シャドーベイの下部4基分は、SSD/ハードディスクゲージのエリアとなり、着脱式HDDホルダーを介して内蔵ストレージの増設が、簡単に行えるように設計されています。
着脱式HDDホルダーは、ドライバーレスで 3.5"HDD をマウントできるそうです。
手で簡単に外せるHDD固定用のプレートが左右にあり、このプレートを外した状態でHDDをホルダーに置き、プレートの突起部をHDDの固定ネジ穴に挿し込むことで、HDDが固定される仕様になっていました。
上の写真の状態で、HDDの端子が手前になるようにHDDを載せます。
(普段、3.5"HDDを持ち歩いていないので、言葉だけの説明でゴメンナサイw)
(5.25型ドライブベイの裏側より)
フレームの端部が丸く折り曲げられ、メンテナンス時や増設時に、手を怪我をしないように配慮されています。
ケースの側面開口部には、ピラー(上の写真で黒色の棒)が天板と底板に連結され、VGAカードを側面よりサポートする役割があるそうです。
ケースの剛性を高めるためにも、このような“梁”があると有利そうですね。
このピラーも板金でつくられ、折り曲げた面には長穴が幾つも開いております。
VGAカードを設置した高さにより、サポートする金具の位置が変えられる様でした。
(ケースの裏側より)
上部のパンチ孔に排気用の空冷ファン、下部のパンチ孔が電源ユニットの排気孔です。
丸くて黒い2個の部品は「膜付きグロメット」。普通のPCの使い方なら、この穴を利用することは殆ど無いと思いますが、パワーユーザーの拡張次第では利用価値大の穴※ですね。
※ メーカー製マシンなので改造は奨励しませんが、水冷ホースなどを通す場合などに便利そうです。PC改造は自己責任でどうぞ!
写真は背面が緑色をしていますが、背景が映り込んでいるだけなので、実際にはシルバー色をしています。
(リアのインターフェイスは、モデルにより異なります)
PC本体購入時に、iiyama の液晶モニターをセットで購入するのもアリですね。
画像・映像を扱うなら広視野角のIPS方式パネル、ゲームなら高速応答速度のTN方式パネル、マルチに使うならコントラスト比が高く応答速度にも優れるVA方式パネルなど、多数オプションで用意されています。
マウスコンピューターのPCを購入するなら、液晶サイズや液晶駆動方式などを検討して、目的別に選択するのも良いかもしれません。
MDV ADVANCE のデモ機に接続されていたモニターは、ProLite X2775HDS-B という機種でした。
このモデルは、27型ワイドカラー液晶ディスプレイで、グレアとノングレアとの中間であるハーフグレア調の、広視野角VA方式パネルを搭載しています。
そろそろ、自宅にある1万円鯖(改造機)の処理速度に不満が出てきましたので、このMDV ADVANCE に買い替えを検討しています。自作er なので、自作オリジナル機を1台つくっても良いのですが、BTOメーカーのホワイトボックスPCを買ったほうが購入費用が抑えられるので、とても頭を悩ませます!
尚、PCのスペックなどは、マウスコンピューターのホームページに詳しく掲載さてれおりますので、是非そちらをご覧になってくださいね。
あとは、標準仕様のキーボードとマウスは、コストを抑えるためか、あまり品位の高くないデバイズが添付されますので、好みに合わせてオプションで他モデルを選択することをオススメします(入力インターフェイスには絶対にコダワリをもって下さい!)。
現在、新コンセプトケースを採用した、MDV ADVANCE S シリーズ インテル Z77 Expressチップセット搭載モデルが 79,800円~ (税込 / OS搭載 / モニター別)となっております。
※ 2012年5月調べ
マウスコンピューターのBTOパソコンは、日本で組み立てを行っていながら、かなりリーズナブルな価格設定になっていると思いますよ!
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