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2011/08/15

新橋 居酒屋で焼鳥&地鶏料理が本気(マジ)旨いお店@新橋玉家

新橋玉家は2012年11月末日をもちまして閉店しました。

(沢山のアクセスありがとうございました)

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あつい暑い夏の日は、美味い料理をたらふく食べて、生ビールをぐびぐび飲んで、暑さなんて吹っ飛ばそうぜ!!

みたいなノリで、僕が知っている数少ない隠れた名店、

「新橋 玉家」さんへ、オンでもオフでも繋がっている、お仲間さん達と一緒に行ってきました。

料理のメニューは店主様にすべてお任せ、鶏肉料理三昧の宴を、みんなでワイワイと楽しんでまいりました。

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まずは冷え冷えの生ビール!

ここのお店、なんでもかんでもコダワリを持っていて、生ビールはジョッキでなくグラスのスタイル。

生ビールは注ぎたてが一番うまいし、口当たりもグラスのほうが断然イイです。

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では、みんなでかんぱーい。

訪問した日はね、いつ雨が降ってもおかしくないような湿度の高さで、おまけにほとんど無風状態。

汐留地域に高層ビルが乱立してから、新橋の街は風の通りが悪くなっちゃったんですよね。新橋マジあちぃです。

喉はカラカラ、少し遅れると連絡が入ったメンバーをもう待てず、理性より本性がまさって、お先に頂いちゃいました(ごめんね)。

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料理はすべてお店にお任せしました。玉家さん自慢のこだわり料理が、次々と提供されます。


最初の料理は、「胡瓜と大根のスティックサラダ」から・・・

野菜がとっても瑞々しいですね。新鮮な証拠です。

夏野菜の胡瓜には利尿作用があり、大根には消化酵素のアミラーゼが豊富。

体のことを労わってなのか、たまたま仕入れてあった野菜なのか、それは謎ですw。

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スティックサラダは、“鶏味噌”につけて齧りつきます。

どちらもパリパリとした食感で、シャッキリとサッパリとウマウマです。

またね、“鶏味噌”が味わい深いんだなー。

白いご飯に上にのせて食べたら、何杯でもいけそうですよ。

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続いては、名古屋コーチンの串盛(炭火焼の焼鳥)。

部位は、かしわ、むね皮、もも正、せせり、くび皮、ささみ だったかな。

「えっ、なにコレ、マジ旨いわ~」

お肉を噛むと“じゅわぁー”と鶏肉の旨みが溢れ出てくる(ホントよ!)

噛めば噛むほど、噛めば噛むほど、口の中がどんどん幸せになっていくのが分かります。

こんな旨い焼鳥を食べさせられたら、もう他の居酒屋の焼鳥は喰えないっす!

黒板のメニューを見ると、5本盛で750円。そうすると1本あたり150円ですよね(←合ってます?)。

まぁ値段は普通ですけど、焼鳥1本でこんなに満足できるなら、全然安いと思いますよ。

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ホワイトアスパラと魚のサラダ。

玉家さんはビストロ料理もメニューにあって、ご一緒した女子陣はニッコリとしていましたね。

しおみ(塩味)を効かすか、酸っぱさをもう少しプラスすると、料理の完成度が上がったような気がします。

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手羽先と手羽元の塩焼き。

店主様いわく、「他店ではレモン汁を掛けるところですが、肉本来の味が消されてしまうので、塩味だけで召し上がって下さい」とのことです。

ジュージューと焼いた手羽先は好物だったのに、(人数分無かったので)コレだけはあり付けませんでした。

皮はパリパリで、お肉はジューシーなハズ。さぞかし美味かったんだろうな~

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次は、コーチンの鶏鉄板。

夏なのに、はい 鍋料理です。

夏だからこそ医食同源で、温野菜を沢山食べて、ミネラルやビタミンを体に補給しないとイケマセン。

体を労わる方向で、抵抗感は全然ナシです。

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鶏鉄板の鍋のかたちがユニークですね。

調理鍋は「ちりとり鍋」って言って、ステンレスの板を折り曲げて取っ手が付いている、四角くて平たい独特なかたちです。

この鍋は「ホルモン鍋」でよく使われるのですが、ホルモン鍋同様の甘辛い出汁で煮込むことから、鶏肉バージョンのオリジナル鍋といった感じです(ちなみにコチュジャンは入りません)。

鍋を火にかけて、鶏肉を入れ、上に野菜をのせて、野菜が“くったり”するまでグツグツと煮込んでいきます。

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鍋が出来上がるまでの、オアズケの時間が(早く食べたい一心で)長かったのですが、

待った甲斐もあり、出汁スープが具材によく浸み込んでいます。

鶏肉に甘辛い醤油の味付けは、とっても合いますね。それにコーチンの肉の旨みが加わって、まさに至福の味です。

キャベツもタマネギも、煮ることで野菜本来の甘みが出てきて、

「まいうー (≧∇≦)」

お酒もどんどん進んでしまいます。。。

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続いては、名古屋コーチンの水炊。

長時間、弱火でじっくりと鶏ガラを煮込み、濁りの無いよく澄んだスープが出汁のベースになります。

「うわぁー、なんて上品でいい香りなんでしょう!」

ふわぁーと上がる湯気からは、鶏スープのよい香りがテーブルの周辺に広がり、この時点で美味さを予感させてくれます。

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この出汁スープをオタマですくい、土鍋に注いで、、

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さらに、コラーゲンたっぷりの鶏スープが加わります。

はい、ダブルスープです。

ちょいヤバ、鍋の準備を見ているだけなのに、ヨダレが止まらない・・・

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お肉のほうは、再び名古屋コーチン。

ほんのりとピンク色をしていて、生でも食べられそうな新鮮な鶏肉だけを使っているのが、わかりますね。

日本各地より地鶏を取り寄せて、食べ比べてみた結果、名古屋コーチンのお肉を使うようになったそうです。それもコーチンの雄鶏しか使わないこだわりようです。

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ムネ肉は、しゃーぶしゃーぶと3~4回スープにくぐらせて、召し上がるのも良しです。

よく締まっているお肉なので、さっぱりとコリコリとした食感が楽しめます。

鍋奉行は店主様でキマリ、僕はアク代官役で待っていたのですが、灰汁は殆ど出ませんでしたね。出番ナシです、残念!

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水炊きの出来上がり。

ポン酢につけて、いただきます。

ひと口、ほお張ってみると、声が出せないほど、いや出したくないほど味わっていたい。

みんな、今まであんなにハシャイでいたのに、「うまっ!」と連呼したあと、無口になって真剣に料理を味わっています。

ご一緒したみなさんの笑顔を見ていると、大変満足している様子でした。

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鶏ムネ肉の昆布〆のお寿司。

生の鶏肉のお寿司、初めていただきました。

ほんのりと脂がのっているのですが、動物系のお肉とは思えないほど、あっさりとしています。

身の締まり方は、釣りたての新鮮な魚の刺身を食べているような食感。ネタのとろけ方も、これくらいの肉の薄さで丁度良いです。

肉の臭みはまったく感じられず、鶏肉のほのかな香りが鼻に抜けていきます。

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生野菜のサラダ、レモンドレッシングソース。

そういえば、有機野菜を使ったメニューを考えていると言っていましたね。今後に乞うご期待です!

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本日最後のお料理は“おじや”。

先程の、水炊きの残りスープで店主様につくって頂きました。

それも、土鍋いっぱいに、なみなみと。

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あはっ、頬っぺたが落ちるくらい、本当に美味しいーっ!

旨みのエキスがご飯に浸み込んいて、もうお腹いっぱいなはずなのに、何杯も食べちゃいました。

鍋にたっぷりとあった“おじや”も、みるみるうちに無くなり、みんなで完食です。

ご馳走様でした。 もう言葉ありません、大大大満足です!!

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新橋 玉家さんは、JR新橋駅より徒歩でおよそ3分のところ。

ビルの出入口に「玉家」って提灯が吊り下がっているので、そのビルの階段を2階に上がり、左側1件目の料理店です。

新橋で、本当に旨い焼鳥&地鶏料理を食べたい方は、是非訪問してみてくださいね。ビストロ料理も魚介料理も美味しいですよ!

新橋玉家 ( 新橋 / その他郷土料理 )
★★★★4.0
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● ご一緒したブロガーさんの記事はこちら(↓)

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