新橋 居酒屋で焼鳥&地鶏料理が本気(マジ)旨いお店@新橋玉家
まずは冷え冷えの生ビール!
ここのお店、なんでもかんでもコダワリを持っていて、生ビールはジョッキでなくグラスのスタイル。
生ビールは注ぎたてが一番うまいし、口当たりもグラスのほうが断然イイです。
では、みんなでかんぱーい。
訪問した日はね、いつ雨が降ってもおかしくないような湿度の高さで、おまけにほとんど無風状態。
汐留地域に高層ビルが乱立してから、新橋の街は風の通りが悪くなっちゃったんですよね。新橋マジあちぃです。
喉はカラカラ、少し遅れると連絡が入ったメンバーをもう待てず、理性より本性がまさって、お先に頂いちゃいました(ごめんね)。
料理はすべてお店にお任せしました。玉家さん自慢のこだわり料理が、次々と提供されます。
最初の料理は、「胡瓜と大根のスティックサラダ」から・・・
野菜がとっても瑞々しいですね。新鮮な証拠です。
夏野菜の胡瓜には利尿作用があり、大根には消化酵素のアミラーゼが豊富。
体のことを労わってなのか、たまたま仕入れてあった野菜なのか、それは謎ですw。
スティックサラダは、“鶏味噌”につけて齧りつきます。
どちらもパリパリとした食感で、シャッキリとサッパリとウマウマです。
またね、“鶏味噌”が味わい深いんだなー。
白いご飯に上にのせて食べたら、何杯でもいけそうですよ。
続いては、名古屋コーチンの串盛(炭火焼の焼鳥)。
部位は、かしわ、むね皮、もも正、せせり、くび皮、ささみ だったかな。
「えっ、なにコレ、マジ旨いわ~」
お肉を噛むと“じゅわぁー”と鶏肉の旨みが溢れ出てくる(ホントよ!)
噛めば噛むほど、噛めば噛むほど、口の中がどんどん幸せになっていくのが分かります。
こんな旨い焼鳥を食べさせられたら、もう他の居酒屋の焼鳥は喰えないっす!
黒板のメニューを見ると、5本盛で750円。そうすると1本あたり150円ですよね(←合ってます?)。
まぁ値段は普通ですけど、焼鳥1本でこんなに満足できるなら、全然安いと思いますよ。
ホワイトアスパラと魚のサラダ。
玉家さんはビストロ料理もメニューにあって、ご一緒した女子陣はニッコリとしていましたね。
しおみ(塩味)を効かすか、酸っぱさをもう少しプラスすると、料理の完成度が上がったような気がします。
手羽先と手羽元の塩焼き。
店主様いわく、「他店ではレモン汁を掛けるところですが、肉本来の味が消されてしまうので、塩味だけで召し上がって下さい」とのことです。
ジュージューと焼いた手羽先は好物だったのに、(人数分無かったので)コレだけはあり付けませんでした。
皮はパリパリで、お肉はジューシーなハズ。さぞかし美味かったんだろうな~
次は、コーチンの鶏鉄板。
夏なのに、はい 鍋料理です。
夏だからこそ医食同源で、温野菜を沢山食べて、ミネラルやビタミンを体に補給しないとイケマセン。
体を労わる方向で、抵抗感は全然ナシです。
鶏鉄板の鍋のかたちがユニークですね。
調理鍋は「ちりとり鍋」って言って、ステンレスの板を折り曲げて取っ手が付いている、四角くて平たい独特なかたちです。
この鍋は「ホルモン鍋」でよく使われるのですが、ホルモン鍋同様の甘辛い出汁で煮込むことから、鶏肉バージョンのオリジナル鍋といった感じです(ちなみにコチュジャンは入りません)。
鍋を火にかけて、鶏肉を入れ、上に野菜をのせて、野菜が“くったり”するまでグツグツと煮込んでいきます。
鍋が出来上がるまでの、オアズケの時間が(早く食べたい一心で)長かったのですが、
待った甲斐もあり、出汁スープが具材によく浸み込んでいます。
鶏肉に甘辛い醤油の味付けは、とっても合いますね。それにコーチンの肉の旨みが加わって、まさに至福の味です。
キャベツもタマネギも、煮ることで野菜本来の甘みが出てきて、
「まいうー (≧∇≦)」
お酒もどんどん進んでしまいます。。。
続いては、名古屋コーチンの水炊。
長時間、弱火でじっくりと鶏ガラを煮込み、濁りの無いよく澄んだスープが出汁のベースになります。
「うわぁー、なんて上品でいい香りなんでしょう!」
ふわぁーと上がる湯気からは、鶏スープのよい香りがテーブルの周辺に広がり、この時点で美味さを予感させてくれます。
この出汁スープをオタマですくい、土鍋に注いで、、
さらに、コラーゲンたっぷりの鶏スープが加わります。
はい、ダブルスープです。
ちょいヤバ、鍋の準備を見ているだけなのに、ヨダレが止まらない・・・
お肉のほうは、再び名古屋コーチン。
ほんのりとピンク色をしていて、生でも食べられそうな新鮮な鶏肉だけを使っているのが、わかりますね。
日本各地より地鶏を取り寄せて、食べ比べてみた結果、名古屋コーチンのお肉を使うようになったそうです。それもコーチンの雄鶏しか使わないこだわりようです。
ムネ肉は、しゃーぶしゃーぶと3~4回スープにくぐらせて、召し上がるのも良しです。
よく締まっているお肉なので、さっぱりとコリコリとした食感が楽しめます。
鍋奉行は店主様でキマリ、僕はアク代官役で待っていたのですが、灰汁は殆ど出ませんでしたね。出番ナシです、残念!
水炊きの出来上がり。
ポン酢につけて、いただきます。
ひと口、ほお張ってみると、声が出せないほど、いや出したくないほど味わっていたい。
みんな、今まであんなにハシャイでいたのに、「うまっ!」と連呼したあと、無口になって真剣に料理を味わっています。
ご一緒したみなさんの笑顔を見ていると、大変満足している様子でした。
鶏ムネ肉の昆布〆のお寿司。
生の鶏肉のお寿司、初めていただきました。
ほんのりと脂がのっているのですが、動物系のお肉とは思えないほど、あっさりとしています。
身の締まり方は、釣りたての新鮮な魚の刺身を食べているような食感。ネタのとろけ方も、これくらいの肉の薄さで丁度良いです。
肉の臭みはまったく感じられず、鶏肉のほのかな香りが鼻に抜けていきます。
生野菜のサラダ、レモンドレッシングソース。
そういえば、有機野菜を使ったメニューを考えていると言っていましたね。今後に乞うご期待です!
本日最後のお料理は“おじや”。
先程の、水炊きの残りスープで店主様につくって頂きました。
それも、土鍋いっぱいに、なみなみと。
あはっ、頬っぺたが落ちるくらい、本当に美味しいーっ!
旨みのエキスがご飯に浸み込んいて、もうお腹いっぱいなはずなのに、何杯も食べちゃいました。
鍋にたっぷりとあった“おじや”も、みるみるうちに無くなり、みんなで完食です。
ご馳走様でした。 もう言葉ありません、大大大満足です!!
新橋 玉家さんは、JR新橋駅より徒歩でおよそ3分のところ。
ビルの出入口に「玉家」って提灯が吊り下がっているので、そのビルの階段を2階に上がり、左側1件目の料理店です。
新橋で、本当に旨い焼鳥&地鶏料理を食べたい方は、是非訪問してみてくださいね。ビストロ料理も魚介料理も美味しいですよ!
新橋玉家 ( 新橋 / その他郷土料理 )
★★★★☆4.0
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● ご一緒したブロガーさんの記事はこちら(↓)
- 名古屋コーチン三昧の宴。新橋・玉家 (HAMACHI さん)
- 新橋 玉家 (Ikuko さん)
- 新橋オヤヂ飲み会 2011 サマーに参加してきました(⌒-⌒)v(micaさん)
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