【マイクロゲーミングPC】マウスコンピューター G-Tune NEXTGEAR-MICRO は、こういうPCだっ!
このマシンのターゲットになるユーザーはこんな感じ・・・
- 投資金額を抑えながら、抜群のグラフィックス性能を手にしたい!
- 部屋が狭くて大型のゲームパソコンは設置できない!
- 拡張性は割り切っても、小さくて格好良いデザインの高性能PCが欲しい!
- メンテナンスしやすく、よく冷えるミニタワーケースを使いたい!
- PCの買い替えを検討してるけど、ビジネス向けPCとは自分の使用用途と少し違う!
ニッチなニーズ。でも潜在的なユーザーは意外と多いはずです!
地デジ対応のディスプレイ一体型PCは市場に氾濫しているけど、この手のPCは市場にあまり無いので、購入するのに迷うことは少ないと思います。欲しければ、(時間が勿体無いので)このモデル一点に集中して、カスタマイズを考えるべし!
なお、スタンダードモデルの価格は 59,850 円 ~
迷うとしたら、搭載パーツを色々と選択できる BTO パソコンなので、どんだけ高性能パーツを(お財布の中身と相談して)てんこ盛りに出来るかでしょう。
ケース外観を見るとは、ブラックの精悍なフォルムが好印象です。オプションの液晶モニター等を組み合わせると、さらにキマって見えます。
空気を効率良く取り入れるために、左サイドパネルとフロントパネルには、メッシュ加工が施された素材が使われて、風のヌケが良さそうなケースであることもわかります。
では、左側板をはずして、肝心のPC内部を見ていきます。
PC電源を底部後方に配置し、フロントパネル上部には光学ドライブ(×1)と 2.5" シャドウベイ(×2)、下部に 3.5" シャドウベイ(×2)、マザーボード装着スペースには MicroATX仕様のマザボがネジ留めされていて、大型のグラフィックスボードを2枚分挿せるスペースがほぼ中央部にあります。
MicroATX フォームファクタなので、拡張性はあまり無いように見えますが、イマドキのマザーボードには、LAN も USB もオーディオ機能も、オンボードで装備されているのが当たり前なので、それほど困ることは無いと思います。
なおストレージも、2.5インチSSDを2基、3.5インチHDDを2基搭載するといった、贅沢な構成も可能になっています。
PC電源だけネズミ色なのが気になりますが、黒を基調とした内部の配色は、サイドパネルを外してパーツを増設する際や、ファンの掃除などのメンテナンスを行う際にも、PC をいじくる楽しみを与えてくれそうです。
エアフローを見てみると・・・
インテイク側は、フロントにファンが2基あり、左サイドパネルのメッシュからも、フレッシュな空気が取り入れられ、
エキゾースト側は、リアにケースファンが1基、トップ(天板)に大口径ケースファンが1基あり、その他の電源・グラボのファンからも熱が排出される仕様です。
強力な空調設計のなかでも、特にグラフィックスボード用とケースファンを兼ねたフロント中央部の吸気ファンと、ケース上部の排気用ファンに特徴があると思います。
少しだけ、ケース筐体に使われている鋼鈑について書いておくと、0.8mm 程度のスチールが使われています。
CPU部には温度センサーがあって、熱くなりすぎたらCPUファンの回転数を上げ、それでも制御できない場合(CPUファンが壊れてしまった場合など)には、自分自身で電源を落として保護する機能がありますが、その他無数の電子部品は周囲の環境に影響されて、熱くなっても黙って耐えるしかないのです。
どんな電子部品にも動作保証している温度域があって、温度による影響で部品の寿命が延びたり縮んだりしますから、室温程度のなるべく低い温度で動作しているのが良い環境ともいえます。
必要以上に強制空冷すると、それだけファンの軸受音や風切り音がウルサクなってしまうので、少し余裕があるくらいに冷やすのが適切だと思います。
自作PCのマシンだと、(自己責任で)ギリギリまでファンの数を減らしたり、回転数を落とたりして、静音性を求める場合もありますが。。。
フロント部に装備される、グラフィックスボードを直接冷却するためにも利用される □140mm 吸気側ケースファン。
シールに記載してあるスペックまで、読み取れるかな!?
ちなみにこのファンは、ケースメーカーが標準で取り付けているファンを、そのまま利用しているとのことです。もちろん、このケースをマウスコンピュータさんが導入する際に、このファンの性能チェックも行っているとのことです。
(上画像はグラフィックスボードを1枚装着しています)
同一モデルのグラフィックスボードを2枚装着して、SLI や CrossFire で GPU による並列処理も可能。
大型のグラフィックスボードが 2 基取り付けられるのが、このミニマシンの最大の特徴といっても過言は無いと思います。
PC電源です。内部の電子部品にフォーカスを合わせているので、ピンボケ写真のように見えますが。。。
電源部については、社内に一人、設計者がアサインされているほどの拘りぶりだそうです。
また、今後もっと高性能なPCパーツが装着されることを想定して、コストは掛かるけどスペックだけでは分らない余裕を持たせた設計にしているんだとか。
スイッチング電源のスペックだと、変換効率を気にする人も多いようですが、内部部品(トランジスタ、コンデンサー、コイル、ダイオードなど)には適切なパーツを使い、重要な部品だけは信頼性の高い日本製部品を採用しているとのことでした。
文頭にも書いていますが、小っちゃくて高性能でカッコイイPCならコレ!
マウスコンピューター G-Tune ネクストギア マイクロシリーズ
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