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2011/02/05

タムロン B008「ぶらり一本、鉄道の旅」撮影イベント(1)

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みんぽすモノフェローズ、『タムロン B008「ぶらり一本、鉄道の旅」撮影イベント』に参加してきました。

“タムロン B008”とは、タムロン創業60周年記念モデルとして発売された、デジタル一眼レフカメラ(APS-Cサイズ相当)専用の高倍率(15倍)ズームレンズのこと。

通称「18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD」とも呼ばれるこの交換レンズを、タムロン様よりお借りして自機のデジイチ・カメラに装着、鎌倉~江ノ島間を江ノ電で移動しながら“旅”と“鉄道”をテーマにした写真を撮りまくろう!というのが、このイベントの主旨だったりします。

イベントとは言っても、いわば「お・と・な の遠足」。晴れ・曇り・小雪チラチラとめまぐるしく変わる天候のなか、講師のプロカメラマン(広田泉先生)も同行して、少数精鋭のモノフェローズ仲間と一緒に写真をガンガン撮ってきましたよ。

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   Nikon D90 に装着した「タムロン B008」

江ノ電で移動する前に、タムロン『 18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD [Model B008] 』 のことを、少しお勉強しましたので紹介しますね!

高倍率ズームのパイオニア、タムロンさんのこのモデルは、世界最小・最軽量で15倍ズームを実現した、画期的な標準ズームレンズ。

(フィルター径62mm/重量450g/最大径×全長=74.4×88mm)

快適なAFスピードを実現するタムロン初のPZD駆動方式を採用した“オートフォーカス機構”、約4段分の補正効果がある“VC(手ブレ補正)”を搭載し、しかも“お求め安い価格”で提供されるとのことです。

キヤノン「EOS Kiss」やニコン「D3100」 あたりの小型軽量デジイチ機に装着するとバランスがよく、その上のAPS-C機でも様々なシーンで使えるレンズなので、常用ズームレンズとして一本あってもよいと思えます。

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   タムロン 18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD [Model B008]単体

小型・軽量化を実現できたのは、ピエゾ素子を採用した新AF駆動方式のPZD(Piezo Drive)と、従来機(Model B003)と比較して約25%の減容化をした新VC機構のおかげ。

光学性能を犠牲にすることなく、優れた携帯性と操作性を持つ、このようなレンズを待っていた方も多いはずです。

おもいっきしレンズ性能に拘らなければ、スナップから旅行、登山、スポーツなどなど、コレ一本で全然OKだと思いますよ。

タムロンレンズ特有の“吸い付くような手ブレ補正(VC)機能”も、すぐに実感できることでしょう。

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少しだけ技術寄りなお話。

レンズに内蔵されているオートフォーカスは、電圧を加えると先端が変位するピエゾ(圧電セラミックス)素子と、その変位を回転運動に変えるローターを組み合わせた、モータのようなものにて、フォーカスリングを回転させています。

また、ピエゾ素子には約70KHzの交流電圧が印加され、ローターの軸回転数は200rpm。この回転はギヤにて減速される訳ですが、従来機種が10,000rpmのDCモータを使用して減速していたのと比べると、機構がより小型化でき、AFの動作音も小さくなる設計ですね。

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このレンズに採用されているピエゾ素子の振動を誇張してみると、こんな感じでクネクネと屈曲振動しているそうです。

ピエゾ素子の先端についている金属チップが、ローターを摩擦力にて回転させている。。。


ではでは、ここから鉄撮り!風景撮り!いきますよ~

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場所は、江ノ電「江ノ島」駅付近。市街地の道路を、電車が走る区間です!

徐行運転しているとはいえ、2~4両編成の電車が街中を走り抜ける姿はとても迫力があります。

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この区間のもう一つの見どころは、S字にカーブしているところ。

カントつきの線路だから、通過している電車がグラッ・グラッとダイナミックに姿勢がかわります。

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写真が傾いているのでなく、電車が傾いてますよ~

ただ、すこし電車の傾きを誇張して撮影しています!

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      焦点距離270mm(35mm換算で405mm)

折角、高倍率ズームで撮影しているのですから、(立つ場所を変えないで)ズーム量を変化させて迫ってくる電車を追います。

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      焦点距離270mm(35mm換算で405mm)

少し電車が接近。。。

二個上の写真と焦点距離は同じですが、カメラを低く構えています。

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      焦点距離85mm(35mm換算で128mm)

ズーム量を変化させているので、(写真の中の)電車の大きさはあまり変化させていません。

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      焦点距離70mm(35mm換算で105mm)

ただ、電車が目の前に近づくと、大きく写したくなるのは私のクセです~!

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電気機関車好き!貨物編成列車大好き!鉄撮りに目覚めてしまった「森てちゅ子」こと、鉄道写真家 森 由梨香さんの撮影スタイル。

ここでは、美顔をお見せできないのが残念ですが、モデルさんであり、タレントさんでもあります。

(隠し撮りみたいなのはイヤなので、お願いをしてカメラを構えてもらいました!言い方を換えるとヤラセですねw)

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ホンダ NSXとスピード対決したら、たぶん江ノ電さん負けますよ(笑

っと思ったら、このあとNSXが急に減速しました。力関係では江ノ電のほうが、よっぽど上のようです。

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上を見れば電線だらけ。電線フェチには“たまらないスポット”かも。。。

ここまで電線がイッちゃっていると、キレイ・キタナイを通り越して、スゴイとしか言いようがありません。

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電車の窓越しには、お母さんと子供らしき姿が・・・

偶然撮れてしまいましたが、こういう写真もイイねっ!

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「江ノ島」駅より「長谷」駅に電車で移動中。

上の写真は、トゥルットゥットゥットゥトゥ~ルル~~♪江ノ電の車窓からです。


このあと、「長谷」駅に到着して、徒歩で「極楽寺」駅に移動します。

(ちなみに、この記事の一番上の画像は「長谷」駅付近で撮影したものです!)

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コメント

最初の写真のようなのが撮りたかったです。撮れませんでしたが。
電車の顔が全部写っていて、適度に余白があり、レールが光っている。

投稿: 春分 | 2011/02/06 07:19

春分さん、いらっしゃいませ。

そーなんです!レールの“てかり感”を狙って撮影しましたよ~

タムロンレンズの VC や、カメラのオート機能に、助けられている部分も多いですが・・・

またいつか、光学系のイベントでお会いできましたら嬉しいです。

投稿: kite | 2011/02/06 10:41

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