日本ロケット開発の原点になったペンシル型ロケット
日本の宇宙開発において、第一歩となった世界最小の[ペンシル型]ロケット。
1955年4月に最初の試射実験が行われ、水平方向にわずか 10m ほどの飛行実験だったそうですが、この試射により得られた基礎飛翔データから、日本のロケット開発が幕開けました。
■ ペンシル型ロケット
・ 長さ : 230mm
・ 直径 : 18mm
・ 重量 : 約200g
ロケット開発の原点となったこのモデルを見たときに、いま自分も航空宇宙産業にも携わっている一人ですから、とても嬉しくもあり感慨深い気持ちにもなってしまいました。
そういえば、今年(2011年)の1月20日には、こうのとり2号機(宇宙ステーション補給機[HTV])を搭載した、H-II B ロケット2号機が打ち上げ予定になっていますので、まだまだ日本の宇宙開発からは目が離せませんね。
※ 撮影場所:国立科学博物館「空と宇宙展」
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コメント
おお、ペンシルロケット!実物を見てみたいです。
投稿: rpf | 2011/02/13 18:24
あらっ rpf さん、お久しぶりです。お元気でしたか!?
ペンシルロケット・・・ 確か、上野の国立科学博物館で、常設展示されていたような気がします。
それと、東大@本郷キャンパスにもあったような~
(現在は、どちらも未確認情報です!)
投稿: kite | 2011/02/13 19:59