« 2010年6月 | トップページ | 2010年9月 »

2010/08/28

グッドデザインエキスポ 2010(GOOD DESIGN EXPO 2010)に行ってきました

Good_design_expo_2010_01

Good Design Expo is one of the biggest design events in Asia.

This event presents items subject to the 2nd screening of Good Design Award 2010.

More than 2,000 items that surrounds our life and society - from family groceries to passenger cars or construction - are presented in a huge space of 17,000 square meters in Tokyo Big Sight.

*Please, click photographs to enlarge. » more fun !

続きを読む "グッドデザインエキスポ 2010(GOOD DESIGN EXPO 2010)に行ってきました"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/08/22

シャープ「AQUOS(アクオス)クアトロン」詳細レビュー Vol.2

“目指している、未来が違う”

オンリーワン商品

4原色革命、クアトロン技術とは

Aquos_quattron_04

従来のカラーTVでは、光の三原色である赤 (Red)・緑(Green)・青(Blue)を組み合わせて、カラー映像をR・G・B 3色の発色体で表示させていました。

この方法は、加法混色といって R・G・B を等量で表示させると白色と感じるように、視覚神経から寄せられた情報を脳が判断しているからです。

また、どのような色でも、CR (R)+G (G)+B (B) の等色方程式により、3つの原色(R・G・B)の加法混色で表現ができ、発色体の色を色度図上にプロットし 3 点を結ぶ三角形の内側が、そのカラーTVの再現できる色領域になります。

※ 文献によると、赤と緑の発色体には、黄色の成分も一部含まれています。

Aquos_quattron_s05

ただ、R・G・B の三原色でテレビの表示色を表現するより、補色である“黄色”を追加することで、すごいことが実現できてしまいます。

ここでは、わかりやすく説明するため、赤=“1”、青=“2”、緑=“4”、黄=“5”という“数字”で色を表し、「白」を表現する組み合わせを探します。加法混色ですから、この数字を足し算して、その答えが“7”になると「白」を表せることになります。

ちなみに、従来方式の R・G・B 3原色で“白”を表すと、赤・緑・青の組み合わせ( 1[R] + 4[G] + 2[B] = 7[W] )になります。

クアトロンでは、黄色の発色体がある訳ですから、「R・G・B + Y」 方式で白を表現すると・・・

  • B と Y だけを使う
  • R と G のレベルを約半分に落とし Y を約半分足す
  • R ・ G ・ B を使う
  • G と Y のレベルを約半分に落とし、RGB+Y 方式で行う

など、幾つもの組み合わせが存在します。

実際のカラーTVは、R・G・B 各色のレベルを 0 ~ 255 の 256 階調で変化させて、フルカラー(1677万色以上)で表示させていますから、クアトロンの「RGB+Y方式」で中間色を表現すると、ほぼ無限の組み合わせがあることが分かります(エンジニアの視点から見ると“すごい!”ことなんです)。

※ ビデオカメラ等で入力したRGBの映像データは、デジタルテレビ規格(デジタル動画フォーマット)のYUV形式に変換され、受像機のテレビでRGBに再現されます。

Aquos_quattron_s06

簡単にカラー液晶パネルの原理について・・・

液晶というのは、電卓の表示部などにあるように、光を遮蔽することで黒く見え、光を透過することにより表示が見えなくなる物質です(テレビでは、この性質をシャッターとして利用します)。

この液晶に、バックライトと呼ばれる光を裏側から当てて、画面を構成するすべての液晶シャッターを、映像信号で電圧制御すると白黒テレビのようになります。

液晶の手前に、カラーフィルターをつけて、サブピクセルごとに液晶シャッターを制御すると、カラーで画像を映すことが出来ます。

(液晶テレビは、このカラー画像をパラパラ漫画のように切り替えて、映像を表示させています)

Aquos_quattron_s07

画素を構成する、サブピクセルについて・・・

例えば、3原色でカラー表示するのでしたら、3つのサブピクセルだけで十分かと思われるかもしれませんが、光には配向性があり、この方式で映像を表示すると、正面以外の方向からは暗くてよく見えないテレビになります。

ですので、従来の同社テレビには、ASV 方式という「くの字」に微細加工された液晶パネルを搭載し、上下左右どの方向から見ても、明るく綺麗にみえるように工夫されていました。

そして新たに、液晶の分子方向を制御することで、光の方向を操る理想の液晶シャッターを開発。

これが、次世代液晶 UVA パネルです。

一画素の中を細かくユニットに分けて、それぞれのユニットから別々の方向に光を放つことで、どの角度から見ても明るく綺麗な映像の表示を実現しています。

また、シンプルな構造ですので、量産化に向いているパネルともいえます。

Aquos_quattron_s08

「UVAパネル」と「LEDバックライト」との融合。

特徴としては、液晶を閉めた時にバックライトの光漏れが少なく、LEDの制御もあわせて光を効率的に利用できる利点があり、省エネにも貢献しています(液晶もLEDもシャープが開発)。

テレビにおいて明るさはひとつの重要な要素!

「UVAパネル」は、開口率が従来比で 20% UP した、光を透過しやすい、明るい液晶パネルです。

そして、コントラストの向上!

「引き締まった黒の表示」がみごとです。もちろんダイナミックな高画質にも貢献しています。

Aquos_quattron_s09

クアトロンの液晶パネルには、RGB の隣に黄色を追加した 4 色で 1 画素を構成しています。

これが、4原色革命の新技術『4色液晶パネル』です。

G(緑)とY(黄)は、他の色と同じ明るさに光ると明るく感じる色なので、サブピクセルの幅は狭めてあります。

また、黄色のサブピクセルを追加して仕切りのフレーム(枠)が増えても、もともと開口率の高い液晶パネルなので、あまり暗くならない! そのような特徴もあります。

Aquos_quattron_05

携帯式デジタル顕微鏡(USBマイクロスコープ)で、白色表示しているテレビの画素を拡大表示させてみると、確かに 4 色のサブピクセルが並んで見えます。

(この機器をご持参なさったモノフェローズの方、この場をお借りしてお礼申し上げます。大変ありがとうございました。)

Aquos_quattron_s12

バックライトに使用されている白色LEDは、青の発光ダイオードに黄などの蛍光体を組み合わせて白く見せている方式なので、白色LEDの“黄色”の波長成分とカラーフィルターの“黄色”を効率的に利用して、高輝度化省エネ化を実現しています。

Aquos_quattron_s10

色を表すために「色度図」を用いていますが、RGBの発光体の色を色度図上にプロットし、それぞれの点を直線で結んだ三角形の内側が、その液晶パネルの表現できる色の範囲となります。

クアトロンに採用されている液晶パネルでは、黄色のポイントを追加、さらに色再現性に優れた緑の発光体を採用し、映像を表現できる色領域を広げています。

Aquos_quattron_s11

上の画像は、SOCS(ソックス)の物体色分布を、色度図上にプロットしたものです。

実際に存在する、約 5 万の物体の色を●でプロットしてあります。

画像を見ると、今までの液晶テレビではどうしても表現できなかった、黄色の領域、シアンの領域をカバーしているのが、お分かり戴けると思います。

ちなみに、RGB 3原色だけで3角形の領域を広くすると余分な色まで表示していまい、電力パワーが必要な効率の良くないテレビが、出来上がるそうです。

Aquos_quattron_06

ひまわりなどの鮮やかな“黄色”の表現。

Aquos_quattron_07

金管楽器などの“深く輝く金色”の表現。

Aquos_quattron_08

深く澄んだアクアブルー、エメラルドグリーンの表現。

従来のテレビでは、表現がむずかしかった色領域の映像も表示可能になり、それでいて省エネ性を実現したエコなテレビ。

この映像美は、是非実機を家電店などの店頭にてお確かめください!

このレビューを評価する
とても参考になった
参考になった
powered by みんぽす
このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら
(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)

   ▼ 関連記事

※ この記事は、先日シャープ・デザインセンターにて開催された、ミンポス(モノフェローズ向け)のクローズドイベント、『4原色革命「クアトロン」誕生秘話』に参加してきた模様などを纏めたものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/08/14

シャープ「AQUOS(アクオス)クアトロン」詳細レビュー Vol.1

Aquos_quattron_s01

日本の液晶量産技術は、ここまできた!

とにかく明るい画面、表現力豊かな繊細で綺麗な映像、しかも省エネ設計でエコ。

新世代液晶パネルと数々のテクノロジーを搭載し、4原色革命『AQUOS(アクオス)クアトロン』誕生です。

Aquos_quattron_01

▲ SHARP LC-52LX3

先日、シャープ・デザインセンターにて開催された、ミンポス(モノフェローズ向け)のクローズドイベント、『4原色革命「クアトロン」誕生秘話』に参加してきた模様などを、レビューします。

実際に触れてきた商品は、AQUOSクアトロン LX3ラインの52型「LC-52LX3」と、AQUOSクアトロン3D LV3ラインの60型「LC-60LV3」という機種です。

昔のブラウン管テレビは、アンテナで受信したテレビ信号をチューナーで復調してCRTに映し出すような機器でしたが、いまどきのテレビの内部には、スーパーコンピュータや AI(人工知能)などの技術を投入した集積回路が内蔵されており、映像表示に特化したコンピュータであるとも言えます。

その先端をいく一企業がシャープさんであり、映像革命(4原色革命)を銘打ったクアトロンは、誰もが惹かれる機種ではないのかなと思います。

テレビは、映像を映し出す道具だと言われてしまえばそれだけなのですが、内部に秘められたテクノロジーを知ってテレビを見ると、もっともっと映像を楽しめるようになります。

※ シャープさんの情報を基に、イベント内容を超えるコンテンツを書くので、非公式情報も含まれます(ちうい)。

Aquos_quattron_02

▲ SHARP LC-60LV3

光の3原色は、赤(Red)・緑(Green)・青(Blue)というのが従来からの定説でした。

これに“黄色(Yellow)”を追加すると、何が変化するのか?

実は“黄色”という色は、光のスペクトルを分析すると、色彩工学ではユニーク色であるという説もあり、従来方式(赤・緑・青の発光体で画素を構成していた)に“黄色”のサブピクセルを追加することにより、映像を表現する方法(演算方式)は無限に広がります。

また、ハイビジョン規格の映像は、放送信号規格(BT.709)の色域に制限されているため、自然界に存在する色を全て表現できているとはいえず、“黄色”や“シアン”の(一部の)色領域では、間引きされているのが現状です。

そこで、AQUOSクアトロンでは、サブピクセル“黄色”の追加と、色再現性に優れた“緑色”の発光体を採用した液晶パネルを搭載し、映像回路の頭脳ともいえるDSP(デジタル・シグナル・プロセッシング)にて、本来あった色の再現力を際限にまで高めています。

3原色でも色再現性の優れた液晶パネルは作れるものの、映像を表示させるためには沢山の電力を消費してしまうため、省エネナンバーワンを目指している同社アクオスのポリシーとは似合わない、現状においてのひとつの正解が「AQUOSクアトロン」という訳です。

Aquos_quattron_s02

●  『AQUOS(アクオス)』というブランド名の由来は

美しい、水の惑星・地球にふさわしい

性能と品質を兼ね備えた

環境にもやさしい、21世紀のテレビ

水を意味する『AQUA』と品質の『QUALITY』、それが融合した商品であるというコンセプトから、つくられた名前だそうです。


● AQUOSが目指してきたこと、AQUOSが目指していること

被写体の「美しさ」をありのままに表現したい

「再現」を超えて「表現」により「感動」を伝えたい

液晶の弱点ともいえる表示切替の遅さも、液晶の粘度を下げるため、フッ素を添加した液晶材料を開発したのが1990年(毎秒60回の書換えに成功)。

初代 AQUOS が誕生したのが、21世紀に入ってすぐの2001年1月。

そして 2010 年、4 原色革命 AQUOS クアトロン誕生。

大阪堺市の新工場「グリーンフロント堺」も稼動したことですし、今後の展開にも期待しています・・・


■ クアトロンとは

Aquos_quattron_s03

クアトロンとは、イタリア語の“4”を意味する「Quattro:クアットロ」と、“電子”の「Electron:エレクトロン」を組み合わせた言葉。

次世代液晶パネルとバックライトを進化させて 4 原色化を実現した、今までにない革命的な製品です。

また、4原色の次世代液晶パネルだけでなく、この液晶パネルを活かすように専用設計されたテレビ映像回路を組み合わせて、低消費電力化を実現した同社の製品がクアトロン。

液晶パネルやLEDを生産しているメーカーなので、時代先端のテレビとも言えそうですね。

Aquos_quattron_s04

黄色のサブピクセルを追加しているので、“黄色”や“金色”の発色が良いイメージが先行するのですが、実はサッカーグラウンドの芝、ゴルフ中継の芝生など、緑の表現が美しいのもクアトロンの特徴です。

また、直下型LEDバックライトを採用した3原色の前モデル「LED AQUOS LX1」と比較して、10~15% の省エネを実現。高精細化技術もそうですが、高性能になっても省エネになっているところがスゴイ。

Aquos_quattron_03

↑ クアトロンで表示したデモ映像をデジカメで撮影してきたものですが、 どんだけテレビ映像が綺麗だかお分かり戴けますか?

場面は森の泉です。エメラルドグリーンとアクアブルーのナチュラルさ、湧き上がる水の透明感もみごとに再現していますよね。

このレビューを評価する
とても参考になった
参考になった
powered by みんぽす
このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら
(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)

   ▼ 関連記事

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年6月 | トップページ | 2010年9月 »