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2009/05/05

日立 液晶テレビ Wooo UT800シリーズ レビュー

みんぽす

日立製作所より 2009 年春発売のハイビジョンテレビ、レイアウト自由型液晶テレビ「Wooo UT800 シリーズ」の商品説明を、同社商品企画の鈴木氏より伺ってきました。

また、同時期に発売するプラズマテレビ「03(ゼロスリー)シリーズ」や、スタンダード液晶テレビ「03(ゼロスリー)シリーズ」にも触れてきました。

これら '09年モデルは全機種で、ハードディスクレコーディング、新開発「インテリジェント・オート高画質」搭載、ネットワークに対応するなど、大変高機能なテレビになっています。


それでは、日立のテレビづくりについて誕生秘話なども織り交ぜながら、お届けしたいと思います。


レイアウト自由型液晶テレビ Wooo UT800 シリーズ

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▲ Hitachi 42V型 液晶テレビ UT42-XP800(W)

まずは「Wooo UT シリーズ」の誕生から ~ 初代モデルのデビューは 2007 年 12 月です。

「Wooo UT シリーズ」のコンセプトは高品質デザインと薄型化、「誰もが夢見た壁掛けテレビをどの家も壁掛けにしないのは何故だろう?」との問いかけから企画がスタートしました。

「どこまで薄型にすることで商品価値があるか?」、「どうすれば薄型化と同時に質量を減らすことが出来るか?」、「発熱・放熱対策は?」、「一般家電品としての強度は?」などのディスカッションがあり、研究所や部材部門にも協力を得ながら具現化していったそうです。

開発では「薄型化と高品質デザインによるコスト増」を問題にし、商品企画は「ユーザーの望むテレビを業界に先駆けて発売したい」との議論もあったそう。

ただ、ひとたび決まれば一丸となってまい進する、日立の企業理念である「和」、そして、「開拓者精神」により、通常は量産化に 8 ヶ月掛かるところ実質 4 ヶ月に短縮出来たなんて話も伺うことができました。

Img_090505k2 ← テレビモニターの薄型化は、調査の結果より 30㎜ 台の薄さを目標に開発がスタートしています!

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▲ デモ用にディスプレイしてあった、モニター部の分解モデル

モニターの部品は、前面よりフロントベゼル・液晶セル・光学シート・バックライト(CCFL管)・反射板・筐体フレーム・各回路基板・バックカバーなどから構成されています。あと、(上の画像にはありませんが)製品ではスピーカーも内蔵されています。

ここでちょっと余談、日立さんなので搭載されている液晶は、IPSパネルですよ~

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▲ バックカバーをトランスペアレントにした参考出品モデル(完動品)

上記の 部品を 30㎜ 台の薄さに収めなくてはならない。そこで、スリムにするために行ったことは・・・

・ 薄型電源の新開発(画像中央の緑色の基板)
普通のスイッチング電源で高さのあるパーツは、トランスコイル・放熱板・電解コンデンサなどで、こちらは低背型パーツの採用、回路の高集積化、電力効率の最適化などで、従来の約 1/3 の薄型電源を実現しています。
トランスコイルは通常 50mmくらい → 15mm のパーツを採用。平滑用の電解コンデンサが実装される部分には基板に四角い穴を開けていて、寝かせて穴に埋め込んである箇所もあります。

・ 薄型液晶モジュール
バックライトの光を均一に広拡散させる新方式の拡散板を開発し、従来の約 1/2 の薄さと高画質を両立しています。

・ 構造の見直し
コンピュータによる解析により、ファンレス構造と薄型フレームを実現しています。

・ スリムボックススピーカー
スピーカーユニットに小型で強力なネオジウムマグネットを採用

これらの技術により、薄さ 39mm(最薄部 35mm)を実現しています。

※両サイドに見える基板は CCFL 管用のインバータ、映像回路基板(電源の左側)はシールドしてあります。

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▲ マリンブルーのパネル(参考出品)

フロントのデザインは、透明の樹脂を内側から塗装し、高品位な仕上げになっています。

開発当初は、想定していた色が表現できず、量産化可能な手段も見つからず、設計からは妥協案も多数出ていたそうですが、塗装を 2 度塗りすることで想定したカラーを実現しています(現在のモデルは 1 度塗りで済むそうです)。

Img_090505k6 ← 香水やオーデコロンのボトルをイメージしていることから、「フレグランスデザイン」と呼んでいるそう。

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バックカバーのフィニッシュにも“こだわり”あり!

背面のフルフラット化は、薄型を強調する上で欠かせないファクターで、余計な突起が無いのが分かると思います。

また、放熱穴の排除が最初の目標だったそうですが、現状では不可。

こちらは、デザインを阻害しない穴の大きさ・形状で落ち着いたそうです。

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チューナーを含む入力系と信号系は、Wooo ステーション と呼ばれるボックスユニットに分離独立し、モニターには HDMI ケーブルで接続しています。

(地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン)ダブルチューナー、ハードディスク、ネットワーク機能などを搭載した映像ターミナルですね。

ハードディスクを内蔵した薄型テレビは日立が業界初だそうで、ハイビジョンをそのまま・いつでも記録して楽しめるほか、以下のようなメリットがあります。

  1. 起動が速い。

  2. 入力切替なしで、スグに録画・再生できる。

  3. 据え置きレコーダー追加のスペースがいらない。

  4. リモコンがひとつで済む。

  5. 電気代はテレビに含まれる、だから省エネ。

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▲ Wooo ステーションに内蔵する 2.5” 250GB HDD

放送番組はこの HDD に撮りため ~ 通常の 8 倍録画できる TSX8 モードに対応しているから、ハイビジョン放送を最大約 200 時間も録画出来てしまいます。

この 8 倍モードで記録した映像を確認しましたが、画質が若干落ちるものの、欲を言わなければじゅうぶんに見れると言っていた人もいましたね。

また、DLNA に対応したテレビにネットワークで繋げば、Wooo で録画した番組を別の部屋で見るなんてことも可能です。

アクトビラなどのコンテンツ配信サービスにブロードバンド(FTTH 回線が理想)で接続すれば、映画などダウンロードして Wooo に記録するなんて使い方も出来ちゃいます(有料サービスあり)。

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フロントパネルを開けば、カセット HDD 「iVDR-S(別売)」 をビデオテープの感覚で、「iV ポケット」にスロットイン!

内蔵 HDD の容量が満杯になったらダビングして保存しても良いし、ジャンルごとに用意して映像ライブラリを管理しても良いですね。

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Wooo ステーションの電源は、昨年モデルでは AC アダプタでしたが、ユーザーの利便性を優先、新規部品を開発して本体内蔵型に変更されています。

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ケースの排熱は、ミネベア製のちっちゃいファンがついてました。

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アンテナ線・ネットワークケーブル・ゲーム機器、AV 周辺機器などは、この Wooo ステーションに接続します(モニター側には、ビデオ入力端子とアナログRGB D-sub 15pin 端子あります)。

Wooo ステーションは AV に特化したコンピュータと言ってもいいかも・・・


その他、部屋の明るさや照明の色合いを検知して最適な映像を提供する「インテリジェント・オート高画質」、ネットサービスの「Wooonet」、高画質画像処理技術の「Picture Master Full HD」など機能は多彩ですから、興味を持たれた方は日立のホームページを是非ご覧になってください。

※2009年5月中旬発売予定です。

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   Yes, Wooo Can !

テレビは録画でもっと面白くなります。

ネットワーク接続で、もっともっと面白くなります。


このレビューはWillVii株式会社が運営する国内最大級の家電・ゲームレビューサイト「みんぽす」のセミ ナーに参加して掲載しています。本セミナーに参加したことによるブロガーへの報酬及び記事の内容への関与(事実誤認を除く)は一切なく、中立な立場で書いています。商品無償貸し出し及びセミナーサービス「モノフェローズ」に関する詳細はこちら。 

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