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2009/02/28

NEC(日本電気) Express5800/110Ge を斬る(17)

NEC Express5800/110Ge(NP8100-1447YP2Y)に、マイクロソフトの次期クライアント OS 「Windows 7」のベータ版をインストールしました。

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ただ、このマシンの標準スペックは非力であり Windows 7 ベータ版の推奨要件に満たない箇所があります。

Windows 7 ベータ版を実行するのに要求される、ハードウェアの最小要件を見ていくと・・・

■ Windows 7 ベータ版の推奨要件

  1. 1 GHz 32 ビットまたは 64 ビットのプロセッサ
  2. 1 GB のシステム メモリ
  3. 16 GB の空きハード ディスク領域
  4. 128 MB のメモリを搭載した DirectX 9 をサポートするグラフィックス (Aero テーマを有効にする場合に必要)
  5. DVD-R/W ドライブ
  6. インターネット アクセス

※ ベータ版リリース固有のもので、RC 版や製品版で変更される可能性があります。

この推奨要件は Windows Vista Premium Ready PC の最小構成とほぼ同じで、いまどきの PC であれば楽にクリアしているのですが、このマシンの場合は 2 番目と 4 番目の項目が引っ掛かってしまいます。

そこで、この記事シリーズでは Express5800/110Ge を Windows Vista や Windows 7 が普通に使えるマシンにしよう!という企画で、メモリの容量アップとグラフィックスの強化(一部改造あり)について公開しました。

これですべての条件は揃いましたので、Windows 7β Ready PC という訳です。

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Windows 7 ベータ版のインストールはそれほど難しくなく、30分程度で終わってしまう作業でした。

インストールファイル(iso 形式のイメージファイル)をネットからダウンロードして DVD に書き込む作業のほうが、よっぽど手間と時間が掛かりましたよw

Windows XP のインストール時には、AHCI(Serial ATA専用のインターフェース)ドライバを手動でセットアップする必要がありましたが、Windows 7 では標準で AHCI をサポートしているので、そんな煩わしさはありません。

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Windows 7 ベータ版の初期画面。

Vista と同じ Windows Aero インターフェイスが採用されていますね。

デスクトップの壁紙は beta バージョンだから betta ですか。。。


ここからは、この改造マシンについてレポートします。

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グレードアップして最小要件を満たしましたから 、確かに Windows 7β は動作しています。

特に今のところ致命的な不具合は見当たらず、このバージョンでの完成度は高いと感じました。

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Windows 7 のエクスペリエンス インデックスです。

Vista では 5.9 が最高スコアでしたが、Windows 7 は 7.9 まで拡張されています。

プロセッサの項目が低いのは、Intel Celeron 430(1.8GHz)を搭載しているからで、次にグレードアップするのは CPU がターゲットになりますね。

追記(2009.03.02)
プライマリハードディスクの[5.8]というスコアはちょっと怪しいです。搭載されているHDDは、このスコアほど速くありません!まだβ版(開発用テストバージョン)なので軽く流してくださいね。

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デバイスマネージャを見ると、「SM バスコントローラー(システムデバイス)」に [!] マークがついていますね。(標準 VGA グラフィック アダプタは無視します)

Device Center に接続してもドライバは見つからなかったので、しばらく様子をみることにします。


Windows 7 については、Vista をより使いやすくしたという印象を受けました。速さについても Vista よりちょっと軽快な程度。この改造マシンでも普通に使える・・・

ハードウェア要件も操作感も Vista に似ているから、現在このブログを見ている約 6 割の XP ユーザーの方は、この OS をどう評価するんでしょうか !? (Vista ユーザーは 約 2 割)

新しい OS はセキュリティが強化されていますのでお勧めしたいのですが、マイクロソフトさん!製品版ではもう少し処理を軽くしてくださいね。

次回に続きます!


※ Windows 7 のレポートは、この記事シリーズとは別に特集を組む予定です。

※ この記事で使用しているモデルは、NEC Express5800/110Ge (C/1.80G(512)-80) NP8100-1447YP2Y です

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2009/02/22

アーティスティックなステープラー

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■ KOKUYO S&T Co.,Ltd.
  Stand-up Stapler

インテリアにもなるステーショナリー。

 WiLL STATIONERY ACTIC

このシリーズの中で、アーティスティックなステープラーを紹介します。

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まず、上の写真をご覧ください。

このシェイプを見て、グッときませんか?すごい綺麗な曲線を描いていますよね。

ラバーグリップ部のオフ・ブラック、梨地仕上げのシルバーボディ、機構部のメタルの冷たい質感。

カラーリングもみごとにキマッテいます!

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こういった商品には特に目がなくて、気に入ったら即買いしています!

実は数百円で買えるホチキスなんですが、値段のことなど関係なくこのデザインは優秀だと思います。

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戻り機構の部品は、板バネではなくコイルスプリングを採用。

ノスタルジックな感じが漂ってきますね。

でも、これはレトロさを狙っているんじゃなくて、携帯用に閉じてロックする構造のために、このタイプのバネを使用しているものと思われます。

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ちょっと写真でスタイル良く見せる演出もしていますが、なかなかイイですよ!このステープラー。

もし文房具店で見かけたら、ぜひ手に取ってみてください・・・ちなみに、私はメロメロでしたー。


※WEBで調べたら(やっぱり)グッドデザイン賞 受賞商品でした。

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のほほん顔の金魚巾着

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赤色の“きんちゃく袋”です。

浅草にある和雑貨店“はねだ”さんで見つけました!

ちょっと離れている目とおちょぼ口、あとヒレがついていますね。

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ぎゅぎゅぎゅーと“紐っ子”をしぼると・・・

ポニョニョ、金魚のかたちになります。

もしかして癒し系?こういう遊び心のある商品大好きです~

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裏に返すと、ふつうの巾着袋ですね。

大きさは、ちょっとした小物を入れるくらいで、何を入れるかは無限にありそう。

他にも、布地が違う色々なバリエーションがありましたから、気に入ったファブリックを選ぶ愉しみもありますよ~

この可愛い巾着袋、絶対にウケそうです!!

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2009/02/16

LE-7A

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いきなりですが、これは何でしょう?

画像右上にはターボポンプ(IHI製)が見えますね。

パイプとメカニカル部品のアセンブリ、実はロケットエンジン「LE-7A」の一部分です。

※H-IIA ロケットの第一段で使用されているロケットエンジン

業務でこういった分野にも携わっていることがあるんですが、あまりにも知識が無いので解説できません。。。

今度キチンと取材に行ってきます!

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2009/02/11

Lenovo ideapad(アイディアパッド)S10e 実機レビュー(後編)

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intel® Atom™ プロセッサN270(1.6GHz)、Windows XP SP3 搭載。

ネットのリッチコンテンツを手軽に楽しむのに適したミニノートPC、Lenovo ideapad S10e

前編では、デザインや接続性をメインに紹介しましたが、後編ではハードや操作性などについてお伝えしたいと思います。

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横幅 250㎜、この小さいボディに日本語キーボードを採用。

キータッチは、「押下力がやや重めでクリック感がつかみやすい特性、押し下げた時の着地点が柔らかく指への負担が少ない」という印象を受けました。

キーの戻り反発はやや強めですが、ショートストロークゆえそれほど気にはなりません。

キーボードを本格的にタイピングしようとすると、キーピッチに一部狭いところなどがあったりして最初はとまどいましたが、慣れてしまえば問題ないレベルだと思います。

購入を検討されているようでしたら、このキーボードに実際に触れてみて、フィーリングが自分に合うかどうか確かめてみると良いでしょう。

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キースイッチ部は、パンタグラフ式でした。

キートップがぐらつかず快適な入力で、なかなかの出来だと思います。

キーキャップの手前は緩い傾斜面になっており、指や爪を傷つけないように配慮がされていますね。

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タッチパッドでのポインタ操作は、反応が良く指の動きに素直についてきます。

また、パッド面を軽く1回タップ(叩く)するとクリック動作、2回続けてタップするとダブルクリックと同じになります。こちらは、ポインタ操作をしているとタップされている場面がしばしばありましので、すこし反応が良すぎるなーという印象を受けました。

※タップクリックは、タスクバーの通知領域にある「Synaptics ポインティングデバイス」アイコンを右クリックして、「タップによりクリック」のチェックを外すと無効になります。

パッド右側のブルーのラインを指でなぞると、ウィンドウの縦スクロール操作になり、これは便利な機能ですね!

クリックボタンは手前に2つあり、左右に配置されているタイプよりも、自然に操作出来ると感じました。

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USB のポートは、左右に各1ヶ所(計2ヶ所)あります。

ここには、使用頻度の高い USB メモリを挿してみました。

画像の木製 USB メモリは、レビューコンテストで受賞した時にレノボさんより頂いた賞品で多分非売品。

容量が 1GB しかなく、使える場面がここしか無かったので、どうかご勘弁を。。。

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液晶部分の筐体は頑丈に作られていています。

試しに、液晶の(左右の)縁を手で持って“軽くひねる”と、けっこう強度があるのが分かります。

レノボさんらしい堅実なつくりに、またまた関心してしまいました。

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AC アダプタは 20V-20A のモノで、電源ケーブルを含めた重量は実測で 255g でした。

この重さならばバッテリー切れのおそれを考えると、コンセントがあるところに移動するときは、AC アダプタを持参したほうが良さそうです。

理由は、予備の6セルバッテリー(※オプション)を持ち運ぶより軽いから。。。

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裏面のフタを開けると、HDD と S.O.DIMM にアクセスできます。

Google から「“ideapad”+“改造”」の検索ワードで、このブログに訪問される方が多いので、何か改造ネタを披露したいところですが、さすがにお借りている商品を改造する勇気はありません coldsweats01

ライトチューンなら、メインメモリを容量の大きいモジュールに交換したり、HDD をSSDに載せ替えるなどですよね。

メインメモリの情報はこちらこちらに、システムの情報はこちらに載せておきますので、興味のある方は覗いていって下さい(マシンよりエクスポートしたデータで、マニア向けです)。

※HDD→SSD換装はレノボさんに問い合わせないで下さい。純正品以外の部品の換装または内部改造は、保証の対象外になりますので、各自の責任で行って下さい。

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オモテではネットブックですが、このマシンの自宅での使用方法を提案いたします。

まず、外部ディスプレイに(アナログ端子)接続して、操作性を高めます。外部接続時は 1,920×1,200 ドット 1677 万色までサポートされているので、広い面積でのウィンドウ操作が可能になります。

電源は AC アダプタから供給し、「Energy Management」という付属ソフトにて「Power Schemes」をPerformance(パフォーマンス)に設定、マシンパワーをフルに発揮するようにします。

フルサイズのキーボードとマウスを接続します(有線の場合はUSB端子、無線の場合は Bluetooth 接続)。

LAN は、速度重視ならイーサネットに接続し、無線LANのアクセスポイントがあればケーブルの煩わしさがないので、無線LANに接続してもOKです。(右側のアンテナが3本立っている、白いボックスが無線LANのアクセスポイント)

以上の構成ですと、デスクトップPC と同等の操作が可能になり、ウィンドウ操作はすごくすごく快適です。


また、MSオフィスをインストールし、ワード・エクセル・パワーポイント・IE7 を立ち上げ外部ディスプレイに表示して、実際に操作してみました。

マシンパワーは若干見劣りするものの、ライト感覚でアプリケーションを使用する程度でしたら、使えないことは無いですね。あまり重い処理をさせなければ、上の構成でデスクトップPCの代わりになるかもしれません!

Ideapad_logo

最後に、モニター機をお貸しくださいましたレノボ様、モニタープログラムを提供してくださいましたアジャイルメディアネットワーク様、この場を借りて深くお礼申し上げます。ありがとう御座いました。

※このブログ記事は ideapad S10e にて作成しています。

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2009/02/08

Lenovo ideapad(アイディアパッド)S10e 実機レビュー(前編)

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■ Lenovo ideapad S10e

この機種は、発売される前に AMN さんのブロガーイベントで触れていたので、以前より気になっていた商品のひとつです。

実は、そのイベントで募集していたモニタープログラムに応募していまして、第3回目(3順目)でようやく手元に届きました。

(イベント参加時の実機レポートはこちらにあります。今回は、前回の記事とはまったく違った切り口で商品を紹介します。)

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この商品をレビューするにあたり、「ウルトラモバイルPC」と呼ばれるようにパソコンとして取り扱うのか、「ネットブック」と呼ばれるように携帯電話やスマートフォンの延長の通信端末として扱うのか、どちらかによって記事の書き方が微妙に変わってくるんですよね。

ここは独断で、インターネットに機能を絞った機種ですから、パソコン操作が出来る高機能な通信端末として扱います。

たまにパソコンとして評価して、辛口コメントになっているレビュー記事を見かけますが、このマシンがとても可愛そうです。

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まず、デザインや携帯性から見ていきましょう。

直線を基調とした飽きのこないシンプルなデザインで、カドに丸みをもたせたことで優しい印象を受けます。

年齢や性別を問わず、幅広いユーザーの方に受け入れられそうな、スッキリとした外観です。

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ボディーカラーは3色(ホワイト・ピンク・ブルー)のモデルが日本向けに用意され、キーボードなどの操作面と液晶の枠部分はホワイトで統一されています。

このホワイトは、真っ白なホワイトではなく、パール系の明るいアイボリーで落ち着いた色だと思います。

商品画像は、実機とナナオのモニター画像を見比べて近い色にフォトレタッチしています。こちらは、うまく伝わることを願っています。

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外形は 250×196㎜ ですので B5 の用紙(257×182)とほぼ同じサイズ、厚みは最薄部で 22mm(最厚部 36mm)です。

女性用の手持ちバックにも、男性用のビジネスカバンにも、スッと入ってしまう大きさですね。

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6セルバッテリー(↑画像の一番左の丸く見える部品)を標準装備していますので、バッテリー部分(最厚部)の厚みがやや気になりますね。

6セルバッテリーで長時間駆動を求めるか、3セルバッテリーを採用してデザイン性を求めるか、メーカーでは苦渋の選択だったと思われます。

※スマートさを希望でしたら、3セルバッテリーがオプションで用意されています。

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LED バックライトの 10.1 型液晶を搭載し、画面の解像度は 1,024×576 ドットです。

解像度は、上の画像をクリックすると拡大表示(1,024×576ドット)されますので、実機と同じ画面サイズをご確認ください。

液晶パネルは光沢タイプですので、発色が鮮やかで良いと感じました。

※明るい場所では、光が反射して画面が見えづらい場合があります。

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本体重量は、モニター機を実測してみると 0.97kg 、バッテリー(0.33 kg)を含めると 1.30kg でした。

常時携帯を考えるとあまり軽い部類とは言えませんので、こちらはメーカー側で多少ダイエットしてもらいたい箇所です。

(見ためのサイズ以上に重さを感じてしまったので、もしかすると個人差があるかもしれません)

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ネットなどの接続環境については・・・

インターネットや既存の LAN 施設に接続するワイヤレス LAN は、IEEE802.11b/g(WiFi準拠)規格のデバイスとアンテナが本体に内蔵されています。

外出時のアクセスポイントは、駅構内・空港・カフェ・ファーストフード店などの公衆無線 LAN サービスを利用し、会社や自宅などに施設されたワイヤレス LAN ポイントがあれば、そちらにスグ接続可能です。

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イー・モバイル D03HW(ExpressCard/34タイプ)

ケータイのキャリア(イーモバイル・ドコモ・au など)に契約して接続すれば、通信料やデータ通信端末の費用は掛かってしまうものの、カバーされているエリア内であれば、いつでもネットを楽しむことができます。

こちらのケースでは、データ通信端末を本体に装着することになり、この機種では ExpressCard/34、または、USB ポートを利用します(ワイヤレス WAN は、サポートされていません)。

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イーサネット(有線 LAN)は、10BASE-T/100BASE-TX の規格でポート(RJ-45)が用意されています。

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液晶パネルの上部中央に WEB カメラ(130 万画素)、パームレストには内蔵マイクがあるので、(ネット接続環境を整えば)ハードウェアを追加しなくてもビデオチャットでコミュニケーションが出来ますね。

先日、チャットレディ(ノンアダルト)志望のピッチピチ女子から、パソコン購入の相談を受けていたのを思い出して、書いてみました!

小さいノートPCが欲しいと言っていたので、このモデルのピンクカラーを勧めてみましょうか。。。

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ブルートゥース が標準装備、いろいろなデバイスがワイヤレスで接続可能です。

Bluetooth マウスがあると、ポインタ操作が格段に良くなります!かなりオススメです!!

また、Bluetooth ヘッドセットがあれば、ワイヤレスで音楽やチャットが楽しめますね。


後編に続きます!

※このブログ記事は ideapad S10e にて作成しています。

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2009/02/04

Lenovo ideapad(アイディアパッド)S10e -prologue-

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ネットブックに青い空は、よく似合います。

晴れた日には、ネットブックを持ち出して、お出掛けしましょう!

小型 PC の Lenovo ideapad S10e なら、バッグからスゥーっと取り出して、使いたいときに何時でも使えます。

バリバリ・ビジネスモデルの ThinkPad は黒ボディが売りだけど、 かしこまらない ideapad は純白ホワイトボディがイイ。

「ネットブックは、ディスポーザブルと割り切って、とことん使い倒す!」

ライトな使い方であれば、こんなに便利なツールは少ないと思います。


次回に続きます!

※このモデルは、現在レノボさんよりお借りしています。

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2009/02/01

NEC(日本電気) Express5800/110Ge を斬る(16)

今回はマザーボードを改造します!

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このマシン(Express5800/110Ge)を、デスクトップ PC として使うときの最大の弱点は、グラフィックス性能でしょう。

マザーボードにオンボードされたグラフィックスコントローラーは、XGI製 Volari Z9s が PCI 接続され、VRAM は GDDR2 SDRAM(400MHz)が 32MB です。

解像度は 1,600x1,200 までサポートされているので、サーバーで使うには勿体無いほどの性能だと思いますが、この 2D アクセラレーターでは Windows Vista のエアロが動かない。。。

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そこで、グラフィックスの性能を強化します!

用意したビデオボードは ELSA GLADIAC 795 GT DDR2 512MB

このボードをちょっと説明すると、GPU に NVIDIA GeForce 9500 GT を搭載し、512MB DDR2 メモリを搭載した、現在ミッドレンジのモデルです。

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DirectX 10 をサポートし、最大 5GT/s の高速接続が可能な PCI-Express 2.0 バスに対応、バスの規格 は PCI-Express x16 です。

ですので、完全にマザーボードがサポートしていないビデオボードを使います。

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エルザのビデオボードを選ぶ理由は幾つかあって、グラフィックス関連では老舗のメーカーであることがひとつ、ワークステーション向けの業務用製品を扱っていること、値段が高くなっても高品質のパーツをボードに搭載していることなど、いろいろとあります。

シルバー色のコンデンサは、化粧箱に「信頼性の高い日本メーカー製、低 ESR のアルミコンデンサを採用」と書いてありましたが、これは三洋電機の OS-CON 導電性高分子タイプ(SEPCシリーズ)で、低い等価直列抵抗(ESR)以外にも、周波数特性が良かったり、高耐久で高寿命であったりと、値段は高いですが適材適所で使いたいコンデンサのひとつです。

茶色のコンデンサは、日本ケミコンの KZG シリーズ(PC マザーボード用途専用)です。

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拡張スロットは、 「PCI-EXPRESS x8」と「PCI-EXPRESS x4(x8ソケット)」が各1スロットありますが、PCI-EXPRESS x16 とは規格が違うので、改造しなければビデオカードは物理的に挿さりません!

そこで x16 のボードが x8 のスロットで使えるように、スロットの一部を改造します。

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PCI-EXPRESS x8 の スロット右端を、ボードが挿さるようにホットナイフでカットします。

これだけです!

※マザーボードとビデオボードを捨てるつもりで行いました。改造すればメーカー保証は受けられませんので注意。

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ビデオボードを挿すと、端子の一部は当然スロットから飛び出てしまいます。

ただ、8 レーンでも動作するビデオボードであれば、動作速度は遅くなっても動くはず。(一部のマニアで昔行われていた改造テクです)

エルザという保険?は一応掛けていますが、“動く”、“動かない”は本当に賭けですね。

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電源を投入して、ビデオボードの空冷ファンが回るのを確認!

ここで 動作確認のため Windows XP を立ち上げるのですが、まだ追加したビデオボード(GeForce 9500 GT)用のドライバを XP に組み込んでいないので、Volari Z9s にディスプレイを接続した状態にしておきます。

※現在OS は、Windows XP を使用しています。
※Volari Z9sが既に組み込まれ、ビデオボードを追加したケースです。

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Windows XP が起動したら、追加したビデオボード(GeForce 9500 GT)用のドライバを組み込み、デバイスマネージャで Volari Z9s を「無効」にして電源を落とします。

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ディスプレイケーブルを、追加したビデオボード(GeForce 9500 GT)に差し替えて、電源を投入。Windows XP を起動させます。

これで終了です!

「画面のプロパティ」を見ると、NVIDIA GeForce 9500 GT だけ認識されています。


■ 最後はベンチマーク・テストの結果です。
  (CrystalMark 2004R3)

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▲ XGI Volari Z9s + GDDR2 SDRAM 32MB

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▲ ELSA GLADIAC 795 GT DDR2 512MB
  (NVIDIA GeForce 9500 GT)


これで、Windows Vista が要求するスペックのマシンになりました。しかし、私は Vista をインストールしません。。。

一足はやく Windows 7(βバージョン)を(このマシンを使い)試してみます!


次回に続きます!

※ この記事で使用しているモデルは、NEC Express5800/110Ge (C/1.80G(512)-80) NP8100-1447YP2Y です。

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