NEC(日本電気) Express5800/110Ge を斬る(15)
この記事シリーズは、1万円台の激安サーバーに(多少苦労してでも)コンシュマー用 OS をインストールし、格安のデスクトップ PC を作ろう!という企画でスタートしました。(途中から見られた方、知っていました?)
そう、シリーズ第一弾の文末で、ちゃんとアナウンスしています!
>「いずれ Windows XP や Vista マシンに仕立てます!(多少の制約はあると思われます)」
OS 無しのサーバー機にサーバー用の OS を組み込んで、ハイ動きました!オシマイ。。。じぁ、つまらないでしょ。(前記事でサーバー OS を組み込んだことを報告しましたが、あれはメーカーサポート外の特殊なケースです)
もちろん、このマシンをサーバーの目的で使用するのが正道だと思いますけど、24時間365日稼動しても耐えられる信頼性はエントリーモデルとはいえサーバー機ならではで、ここからはこの信頼性をあまり犠牲にせずデスクトップ用途でも実用に耐えうる性能を追求していきます。
つまり、Windows Vista や Windows 7 が普通に使えるマシンに、改造等を含めてパワーアップします。ベースとなるマシンは x86 機ですので、自作 DOS/V 機の知識がちょっとあれば、こんなに楽しめる素材は滅多にありません。
※ゲーマーPCレベルの性能は追いません!
それでは、まずメモリから攻めていきます・・・
このマシンに挿さっているメモリは、「ECC付き DDR2-800 SDRAM-DIMM 512MB」が 1 本だけ。
512MB の容量では Windows Vista が要求しているスペック(Home basic は除く)にはちょっと足りないので、ストックマシンからメモリ 512MB(1本)を引き抜き 1 台に集約して、1GB(512MB×2)の容量を確保、デュアルチャンネル化(2本挿し)にしました。
メモリに投資すれば 8GB(2GB×4) まで搭載可能な機種ですが、「あまりお金を掛けないで楽しむ!」というこの企画とは反するので、それはあえて避けます。
デュアルチャンネル化した時のパフォーマンスを、ベンチマークテストしましたので載せておきますね。
▲ シングルチャンネル(512MB×1)
▲ デュアルチャンネル(1GB : 512MB×2)
メモリの結果だけ見ると約 5% のパフォーマンスアップです。
使用体感的には殆ど分からないレベルになりましたが容量UPが第一の目的、小さなことからコツコツとレベルアップを図ります。
※ この記事で使用しているモデルは、NEC Express5800/110Ge (C/1.80G(512)-80) NP8100-1447YP2Y です。
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