「日本ビクター EX-AR3 ウッドコーンオーディオシステムの魅力」 Vol.6

スタジオにて(ビクターさんが渾身のセッティングをしてくださいました)ウッドコーンオーディオシステム EX-AR3 を試聴しました。
上の写真を撮影した位置がリスニングポイントなので、あんまり好条件とは言えませんが、音の傾向くらいは伝えられると思います。

音楽ソースについては、ビクターさんが用意してくださった「K2 HD(High Definition) MASTERING」にて録音された CD を主に試聴しました。
※「K2 HD MASTERING」とは、CDのフォーマットでは再現できない 22KHz 以上の音(人は100KHzくらいまで実は認識しているので、それ以上の帯域をカットすると不自然さを生じる)を、24bit 高分解能データにて標準CDフォーマットに記録する技術。
では、早速レポしましょう。
まず最初に感じるのが、透明感に満ちた艶やかな音色であること、特にピアニッシモの繊細な音色をみごとに表現しています。
音像の定位が鮮明であり、中域に魅力を感じるタイプなので、ボーカルや室内演奏の弦楽器、ピアノの演奏などのアコースティックサウンドに向いていると感じました。
三味線の弦をはじく音、フルートの息づかいまでリアルに表現し、アカペラの女性ボーカルは非常に艶であり聴き惚れてしまったほど。
クラブハウスのジャズを収録したものは、目をつむると雑踏や空気の粒子感までも伝わり、あたかもそこに居るような錯覚すら覚えてしまいます。

「HIS MASTER’S VOICE」
ビクターの商品に記され、最高の技術と音質の象徴として、深く信頼され愛されていますね。
以下は、これまで公開していなかった画像になります。












最後にビクター関係者の皆様、アジャイルメディアネットワーク様、今回は大変お世話になりました。この場をお借りして深くお礼申し上げます。大変ありがとう御座いました。

■ 日本ビクター SX-ED1KT(スピーカーキット 2本1組)
実は、ウッドコーンSPの PP の魅力に惹かれて購入してしまいました!
簡単な組み立ては冬休みの宿題にして、エージングを終えた日には商品レビューをしたいと思います。(箱鳴りをあまりおこさず、重量が軽いコンパクトスピーカを鳴らしきるのは結構難しいんですよね)
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