「日本ビクター EX-AR3 ウッドコーンオーディオシステムの魅力」 Vol.1
「楽器のように暖かく心に響くウッドコーンスピーカー」

2008年12月16日 AMN ブロガーミーティング「大人のオーディオ ~ウッドコーン・スピーカーの魅力~」に参加しました。開催場所は東京・新橋にある日本ビクターさんの本格的な音楽スタジオです。
スピーカーの振動板にウッド(木)を採用したフルレンジスピーカーと、DVD/CD一体型デジタルアンプのオーディオシステム EX-AR3 から奏でる音楽を聴き、開発エンジニアの方からはウッドコーンオーディオシステムの魅力、開発秘話、エンジニアの拘りなどを伺ってきました。
昔から日本ビクターさんの音づくり、特にスピーカーシステムには定評がありファンの方も沢山いらっしゃいます。はたしてどんなオーディオシステムなのか、音の方向性などについて日本ビクターさんのカルチャーを交えていろいろとお届けしたいと思います。

まずは日本ビクターさんの文化や歴史から・・・
全ての社員の方には“ブランドブック”と呼ばれる一冊の本が与えられ、日本ビクターの共通の目標とされていることが記されているそうです。
“高品位”という名誉
この言葉の奥には、1927年(昭和 2 年)に日本ビクターが設立され、この老舗ブランドを長い年月をかけて守り育ててきた名誉と、いつの時代でも高品位なものを世に送り出していくという姿勢を窺い知ることができますね。

ブランドステートメントは「The Perfect Experience」。
Perfect(パーフェクト)とは“最高の・満点の”、Experience(イクスピリエンス)とは“経験”という意味で、お客様に最高の感動と 100% の満足を演出すること!
日本ビクターさんの声明です。

あまりにも有名な「ビクターマーク」のニッパー(犬)。
時代を遡れば、グラモフォン(レコード円盤型の蓄音機)を発明した「ベルリナー」が 1900 年に商標登録したのが始まりで、その後にすぐに「ビクタートーキングマシン(のちに RCA ビクター)」に商標権が移り、1927年からは「ビクタートーキングマシン」の全額出資会社「日本ビクター」が設立、日本で犬マークの商標権が使われるようになりました。ちなみに海外で展開している JVC ブランドの商品にこの商標は使ってはいけないそうです。

新しいコミュニケーションとは、
それは、遠く離れて暮らすあなたの大切な人の、頬のぬくもりまでも伝えること。 森の奥に突然現れた清々しい滝の、頬をかすめてく水しぶきの冷たさまで。 ルーブル美術館の飾られた名画の、油絵の具の匂いまで伝えること。 静寂と旋律とがオペラハウスの空気を奪い合うように。 グランドキャニオンに流れる宇宙の時間を。 ゴールに向かって放たれた1球のボールにこめられた10万人の観衆の祈りまで伝えること。 高品位技術は、高繊細の映像と音楽の再現によって、コンテンツの奥に宿っている生命力までを伝え、その場にいなければ感じることのできない感動を伝えます。特別な場所や、特別な日にしか得ることのできなかった感動を、もっと身近なもみにすることで、人々の毎日の生活に彩りを与えること。それが、私たちの目標です。 |
音楽と映像の感動を、高品位技術・オンリーワン商品にてお客様にお伝えしたい・・・
日本ビクターさんからのメッセージでした。
次回に続きます>>
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