「ワットチェッカーPlus」をレビュー
手軽に家電製品の消費電力が計測できるスグレものです。ワット数や電気料金が簡単に見れますので、省電力やエコを意識されている方にはオススメ。
■ サンワサプライ
ワットチェッカーPlus(TAP-TST7)
この機器は厳格な計測器ではないのですが、家庭でパソコンの消費電力を測ったり、無駄な待機電力を見て電気代を節約される方には、非常に向いている商品だと思います。
コンセントにワットチェッカー を挿して家電機器のコンセントを挿すだけで、自動的に計測が開始され測定項目はデジタル(数字)で表示されますから、直感的でわかりやすいのも良いですね!
消費電力量から CO2(二酸化炭素)排出量も換算表示できますので、エコを意識されている方でしたら家に1台持っていても良いかもしれません。
▲電圧を測定しているところ
画像の値は 100V ではなく 102.9V になっていますが、これが実効電圧です。電力会社から送られてくる電圧は1日中絶えず変動していますし、電気機器に負荷を掛ければ電圧は降下します(負荷を掛けた時と、掛けない時の電圧をモニターしていると面白いですよ)。
また、操作ボタンは5つ並んでいますが、測定項目の切り替えは、「メニュー」ボタンと「アップ」、「ダウン」ボタンを押すだけの簡単操作。
「初期化」ボタンは総電力量と通電時間をリセットしたい時、「設定」ボタンは電気料金の単価と CO2 換算量を設定する時に使用します。
▲累計料金を表示
計測開始から測定している機器の電気料金を表示しています。
電気の使用量は kWh で表しますが、この数字を見てもあまりピンときませんよね。やっぱり料金で見ないと実感が湧かないです。
電気の単価(\/kWh)については、電力各社のホームページで調べられるはずだから、工場出荷設定値より変更したほうが正確な料金が調べられると思います。
▲換算した CO2 排出量も見れます
計測開始から測定している機器の CO2 排出量を消費電力量から換算して表示。
CO2 の排出量は、電気の使用量(kWh)にある係数を掛けると簡単に求められます。この係数は東京電力で調べたところでは【0.43】でした。
ちょっと話が外れますが、電力会社から送られてくる「使用量のお知らせ」に電気使用量は記載されていますので、家庭や職場で1ヶ月にどれ位 CO2 を排出しているか調べてみるのも良いかもしれません。(例 500kWh × 0.43 = 215kg)
また、林野庁のページに行けば逆に「樹木の CO2 吸収量」なんかも調べられます。
■ モードの変更
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測定モード(実効電圧) | 料金モード | 料金設定表示 |
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CO2 設定表示 | 総電力量 | 通算時間 |
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総 CO2 量 |
■ 測定モード時の表示
実効電圧(V) | 力率(P.F.) | 周波数(Hz) |
皮相電力(VA) | 有効電力(W) | 実効電流(A) |
■ 料金モード時の表示
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累計料金 | 1時間当たりの料金 | 日換算料金 |
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週換算料金 | 月換算料金 | 年換算料金(4桁マデ) |
■ 料金と CO2 換算値(係数)の設定
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料金設定 | CO2 設定 |
※電気料金の単価は電力各社より公開されていますので、そちらを参考にしてください。
※CO2の設定(係数=0.43)は、東京電力の公表している値です。
これからのシーズンは暖房機器でかなりの電気を消費すると思いますので、このワットチェッカーPlus を使い、こまめに電気の管理をしたいと思います。
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