« 2008.11.01(土) 「牛になるプロジェクト」正式オープン! | トップページ | 「DELL(デル) 2008 秋の新商品説明会」に参加しました【PART2】 »

2008/11/04

「DELL(デル) 2008 秋の新商品説明会」に参加しました【PART1】

差別化の難しいビジネスパソコンおいて、低コスト高パフォーマンスマシンは誰の目にも魅力的に映りますよね。コンピュータシステムの直販メーカーである DELL は、会社経費を極力削減し無駄の少ない高効率経営を実現、低価格販売に反映しています。

Img_081104k1

2008年10月29日、川崎のソリッドスクエア内にある、デル株式会社の本社にて開催された「秋の新商品説明会」に参加してきましたので、レポートいたします。(記事は 2 部構成として、<PART1> ではデルの方よりお伺いした「デル PC の強み・弱み・これからの展開」、<PART2> では「デル最新のモバイルノート」を紹介します)


デルの強み

Img_081104k2

顧客志向であること

創業者のマイケル・デル氏は、学生のころから店頭のパソコンをアップグレードして友人に販売。「顧客のニーズにあったものを提供すれば売れる」との持論のもと大学時代に学生寮の自室にて起業し、コンピュータ業界初の直接販売制度をとりました。

デスクトップ PC、ノート PC、ワークステーション、サーバ、ストレージまで幅広いラインアップから選択可能、顧客ターゲットは個人から大企業まで、オーダー時には顧客のニーズに適しているモデルをフルカスタマイズにて構成可能なことなど、創業者の思想が今でも引き継がれています。

グローバルに展開し、規格化されている安い部品をスポット相場で仕入れコストを削減(在庫品を置かない)、デル社員の方も泣きが入っていましたが運営コストの削減、これらの企業努力により低価格を実現しています。

また、製品だけでなく保守サービスまでも顧客の要望にあわせて、選択可能するなどサービスを強化し、きめ細かい対応しています。

よく、カスタマイズしてオーダーするとき 「BTO(Build To Order)」と呼びますが、企業から見た呼び方だという理由でデルさんの社内では「CTO(Configure To Order)」というカスタマー視点の言葉を使っているそうです(これは内緒話だったのかな・・・)。


■ デルの弱み

Img_081104k3

「筐体デザインが非凡」、「オリジナリティがない」、「ニッチのニーズに対応できない」。これらはデルさんが発表したものです。

こちらは“強み”が逆に“弱み”に繋がってますよね。私個人の意見としては、もしも中途半端なマシンを作るんだったら低価格路線を貫いて欲しいです。それが良質なマシンだったら私の勤めている会社でデルを推奨します。


■ これから注力していくこと

Personalization (個性化、個人化)

デザインについては、カラー展開、アーティストとのコラボレーション。すでに US のサイトでは、NY のアーティスト“Mike Ming”とコラボした LAPTOP PC が発売されています。
http://www.dell.com/content/topics/topic.aspx/global/products/laptop_studio/topics/en/us/us/dhs/laptop_studio_15_17_ming?c=us&cs=19&l=en&s=dhs&redirect=1

また、こちらも US で開始されたサービス(DELL Music & Movie)で、好きな音楽や映画までもバンドルできるそうです。
http://www.dell.com/musicandmovies
現在のバンドル価格は、50 曲で $25、100 曲で $45 、あとから専用サイトで追加購入も可能だそう。DELL ファンの方は早く日本でサービス開始されて欲しいですよね。

|

« 2008.11.01(土) 「牛になるプロジェクト」正式オープン! | トップページ | 「DELL(デル) 2008 秋の新商品説明会」に参加しました【PART2】 »

パソコン」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「DELL(デル) 2008 秋の新商品説明会」に参加しました【PART1】:

« 2008.11.01(土) 「牛になるプロジェクト」正式オープン! | トップページ | 「DELL(デル) 2008 秋の新商品説明会」に参加しました【PART2】 »