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2008/10/26

EIZO FlexScan EV2411W-H 「新スタンダード省電力エコモニター」

映像機器専業メーカーの(株)ナナオより、低環境負荷設計のエコモニターが発売されました。同社の省電力技術を集結し約 72% の消費電力を低減した、地球にもお財布にもやさしい液晶モニターです。
※同社の同サイズ既存モデルと比較した場合

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■ EIZO FlexScan EV2411W-H icon
(61cm 24.1型カラー液晶モニター)

この機種の特徴としては、液晶のバックライトに白色 LED(発光ダイオード)を採用、液晶に TN 方式のパネルを搭載、また数々のヒトにやさしい設計がされています。

白色 LED は、光源としてパネルの周囲に配置し画面を面発光させています。輝度(明るさ)は 300cd/m2 と他のビジネスモニターと比較して遜色のない実用的な明るさで、CCFL(冷陰極管)より消費電力を低く抑えています。もちろんナナオ社の製品なので、この方式でも輝度ムラや色度ムラは感じられませんでした。

TN 方式の液晶パネルも省電力には有利で、WORD や EXCEL 等テキストベースの作業、グラフやサイズの小さい静止画などの画像編集であれば液晶パネルの価格が抑えられるので、導入コストの負担が少ないと言えます。

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▲ EcoView Index 機能

モニターの明るさを(低めに)調節すれば消費電力は抑えられます。

ビジネス用途ですと、白い紙にプリントした用紙を机の上に置き、ウィンドウ画面と比較して明るさや色温度を調節すれば、プリントアウトした印刷物と画面内容のイメージが近づけられると思います。

この時の輝度は出荷設定時よりも低くなっているはずです!

輝度を低く下げても画面がチラつかず安定した表示ができるのは、EIZO モニターの技術のおかげですね。

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EcoView Index は、インジケータにて画面の明るさの割合を表示できますので、消費電力の削減を促すのに適しています。

また、輝度を下げると疲れ目の原因となるピント調整力の低下が半減!疲労度が低下するという調査結果もあります。

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▲ Auto EcoView 機能

別名ブライトレギュレータ。周囲の明るさを高精度に感知しモニターの輝度(明るさ)を自動的に最適化しますから、目への負担を軽減し不要な消費電力も削減できます。

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職場でも自宅でもパソコンを長時間使用する機会が増えています。自分もそうですがパソコンの操作するとつい熱中してしまい、長時間おなじ姿勢で画面を凝視してしまいがちです。

眼の奥が痛くなったり、肩や腰が張ってしまう、寝つきが悪い!なんてヒト多くないですか?パソコン作業はイスに座って楽に思われているみたいですが、経験した人しか分からない疲労やストレスがありますよね。

疲労対策としては、まずイスに深く腰掛け背筋を伸ばして正しい姿勢を保ち、視線を正面まっすぐか少し下げる位置に、モニターで高さと角度を調節します。

EIZO のモニターなら、この調節機能が充実しているので正しい位置に調整しやすくなっていますよ。

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EyeCare ユーティリティが付属しています。

一定時間ごとに、ボウァーと(気にならないように)画面右下にメッセージが表示され次第に消えていきます。この表示される文章は編集可能ですから、自分好みのセンテンスに置換えてみるのもアリですね。

また、パソコンの連続作業 60 分おきに 10~15 分の作業休止を入れ、ストレッチや遠方を見る、パソコン以外の作業をするなど心身をリフレッシュすると、作業効率や生産性が高められるそうです。

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縦回転も可能ですので、縦長の書類作成やホームページの編集作業などに適しています。

※グラフィックスボードが対応している必要があります。

■ このモニターは、環境への配慮とともに経費の節減にも貢献していています!

同社の試算では 1 年間で・・・

  • 消費電力量を 10,000kWh 削減

  • CO2 排出量を 4,170kg 削減

  • CO2 吸収に必要な樹木数を 298 本低減

  • 削減コストは 257,980 円

※1日あたり8時間・1年間で250日(計2,000時間)使用、合計100台このモニターを使用した場合

と算出しています。

こちらの内容はカタログに詳しく記載されていますので、是非ご覧になってください。

このモデルiconのほか、同時期に発売された FlexScan S2402W-H iconFlexScan S2202W-T icon も省電力機能を強化し、コストパフォーマンスに優れた液晶モニターですので、気になる方は EIZO ダイレクトのホームページ iconにてご確認ください。

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2008/10/19

EIZO C@T-one 「Cat catch a mouse !」

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フルハイビジョンの規格が浸透するなか、テレビはパソコンの入力端子を装備するようになり、パソコンは HDMI 出力端子を備えテレビに対応してきています。

テレビとパソコンモニタは共に映像を表示する装置、デジタル化の流れの中で少しずつではあるが融合し、リビングスペースまで変えようとしています。

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■ EIZO C@T-one(キャット・ワン)
<リモコン機能付きのワイヤレスマウス
>

そんな時代を先取りするかのように、映像機器の EIZO からリモコン機能付きワイヤレスマウス、C@T-one(キャット・ワン)が登場しました。

どんなインテリアにも溶け込んでしまうデザイン性の高さ、ラウンドフォルムは優しい印象を持ち、機能美を追求したハイブリッドモデルです。

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Kazuo Kawasaki Works

片面はマウスの操作面。

3 ボタン + 1 ホイール とシンプルながら、必要最低限の機能は有しています。

クリックは高級感のある重厚なタッチ、小気味良いクリック音も楽しめます。

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マウスのレシーバー(USB規格)。

2.4GHz 伝送帯を使い、半径 10m のワイヤレス環境で操作が可能。


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マウスの操作面を下にすると、リモコンの操作が可能になります。

こちらの操作ボタンもシンプルでユーザビリティなのに好感が持てますね。テレビの“ながら視聴”であれば特に問題は無いでしょう。

音量の横の凸凹、チャンネル横のギザギザ模様は、ユニバーサルデザイン。誰にとっても優しいモデル。

リモコンは学習機能にて“地上波デジタル対応テレビ”ですと、ナナオ・ソニー・シャープ・東芝・パナソニックなど殆どの日本メーカーに対応しています。

また、リモコン使用中はセンサーによりマウスの機能が切れているので、パソコンに誤入力しているといった心配はありません。

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パッケージもお洒落にまとめられています。

このマウス・リモコン C@T-one は、特にインテリアを重視される方にお勧めしたいモデルというのが私の感想です。ギフト用にも適していますので、プレゼントすればきっと喜ばれると思いますよ。

ネーミングの由来は、「ねずみ(マウス)を喰ってみせる!」とのことで CAT (キャット:猫)。名前も機能も楽しいマウスですね。

Cassina ixc. Design store(株式会社カッシーナ・イクスシー) EIZO(株式会社ナナオ)

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2008/10/18

新スタイルのモバイル PC 「パナソニック Let's NOTE CF-F8」レビュー

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■ Panasonic Let's NOTE CF-F8

レッツノート 2008 冬モデルから新登場した F モデル(CF-F8)はハンドル付き

長時間・軽量・頑丈(タフ)の基本コンセプトに加え、デスクトップなみのパフォーマンス(高性能・大画面モバイル)+可搬性(ハンドル搭載)にて、新スタイルのモバイル環境を実現しています。

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(ご存知でしょうが)パナソニックのレッツノートは、いま日本で一番売れているモバイルノートパソコン。どこを見ても死角がないほどの優等生的なマシンというのは、誰もが認めざるを得ません。(ちょっとカドのあるマシンのほうが、いじくり甲斐はありますが・・・)

ですので、国内線の空港のロビーでも、新幹線のぞみの車内を見渡しても、ビジネスユーザーのシェアは No.1。(日経パソコン調べで)顧客満足度も No.1 です。

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唯一の個性といえば、ボンネット構造ゆえのボディの厚み。

カバンには入れづらいのはパナソニックさんも認めるところで、わざわざノート用のカバンに入れて持ち運ぶくらいだったら、頑丈(タフ)設計ボディの利点を生かしてハンドルをつければ、「オフィス・屋内移動・自宅・プライベートなど、ユビキタスで使えるモバイル」というのが、このモデルのコンセプト。

ハンドル付きモバイル(CF-F8)は“落とさない堅牢性だ!”なんて表現をエンジニアの方が(顔を赤らめながら)言っていました。

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本体一体型ハンドルについては、海外を中心に 100 万台の販売実績を持つ「タフブック」のハンドル部をモディファイしていますので、新しい挑戦をしたという訳ではなく従来からの蓄積されたデータに基づいて新設計されています。

日本ではハンドル付きモバイルの成功例がほとんど無いので、このギミック機構がウケルか否かはユーザーの利用価値しだい、今後の動向が楽しみなマシンです。

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カバンのように持つと底になる面には、コネクタ端子がありませんね。

天板のボンネットはシングル(1段)構造になり、スッキリとしたデザインになっているのも見逃せません。この構造形状で 100kg の耐荷重があるそうです。

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貝殻(シェル)のように上に開く独自のシェルドライブは、トレー式のようにディスクの出し入れに必要な横方向のスペースが不要になり、書類だらけのデスクの上で使用するにはとても便利です。

また、ドライブユニットはグラム単位で軽量化され CF-F8 用は 50.5g!とても軽いです。

その他、技術情報としては・・・

高効率の液晶バックライトシステム。 レッツノートはボンネット構造ゆえ厚みがあるので LCD 方式 ではなく CCFL を採用。特殊導光板と高反射リフレクタにより低消費電力を実現してます。液晶パネルのガラス厚は、素材を研磨加工して 0.21mm(普通は0.4~0.6mm)と薄く軽量に仕上げています。

CPU の放熱システムは、同等性能の従来モデルがヒートパイプ 2 本使用していたものを 1 本で効率的に行うことで、従来比の約 40% の軽量化を実現。

DPPM(ダイナミック・パワー・パフォーマンス・マネジメント・テクノロジ)をインテル社と共同開発により、CPU とチップセットの能力を最大限に発揮、余裕のパフォーマンスで省電力・長時間駆動を実現。

HDD の保護は、上下・側面など硬度の異なる低反発ダンパーを HDD 外周全面に覆っています。開発は HDD の許容 G 値を超えないよう、カット・アンド・トライで最適設定されているそうです

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短時間ですが、ニューモバイルリーダー「CF-F8」を触れた印象は、バッテリーが入っているのか疑うほど軽い!と感じました。ワイド液晶 WXGA+(1,440×900ドット)の解像度は、約 1.6kg の軽量モバイルノートということを考えれば優秀。キーピッチ19mm(縦・横)のキーボード、“くるくるスクロール”のホイールパッドも自然な入力ができて使いやすいです。ハンドルについては、パナソニックさんのことですから勝算ありなんでしょうね。


ここからは、パナソニックの直販サイトマイレッツ倶楽部ならではの、お得情報を満載でお送りします!

  1. (F8モデル)カスタマイズ次第で店頭よりも安い !? オンボードメモリ 1GB を選び 、MS オフィスをレスオプションするなんて選択も可能です。
  2. (F8モデル)オンボード2GBメモリが選択可能です(最大4GB)!選べるのはマイレッツ倶楽部だけ。
  3. イー・モバイル キャッシュバックキャンペーン!マイレッツ倶楽部にてレッツノートを購入して2週間以内に、イー・モバイルの「スーパーライトデータプラン(にねん)」を新規契約で申し込み・開通すると 30,000 円 のキャッシュバック。さらに携帯端末(34,000円)が無料になるので、トータル64,000円もお得。
  4. PC買取金額UPキャンペーン(~2008.11.19 PM1:00)!買取査定金額が3,000円UP、買取金額をショッピングポイントで受け取ると20%UP、しかも引取送料は無料。
  5. 選べるカラー、選べるスペック(全シリーズ)!

まだまだあります!お得情報。詳細はマイレッツ倶楽部にてご確認ください。

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2008/10/15

Bluetooth 超小型キーボード「サンワサプライ(SKB-BT11BK & SKB-BT11W)」

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▲ サンワサプライ(SKB-BT11BK & SKB-BT11W)

WILLCOM D4 の記事の中で登場していた、超小型ブルートゥース・ワイヤレスキーボード。

幅 225mm、奥行き 99mm(重量 260g )とサイズをコンパクトに凝縮しながら、約 10m の距離でも使える Bluetooth 対応のスペックが光って見えます。

リビング PC 用にあると便利、カッコよさも相まってとても気に入っているモデルです。

WILLCOM D4 は購入検討していますが、このキーボードだけ先に買ってしまうかもしれません。

また、WILLCOM D4 に対応している Bluetooth 対応 周辺機器は、こちらから詳細が見れますので、D4 を購入された方も、これから検討される方も是非ご覧になってください。

UMPC(ウルトラモバイルPC)アクセサリー 【サンワダイレクト】

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2008/10/14

ここまで進んだ携帯通信端末、WILLCOM D4 を見て触れてきました

先日(10/4)、カフェソラーレ「リナックスカフェ秋葉原店」で開催されたウィルコムのイベントで、Windows Vista 標準搭載の携帯通信端末 「WILLCOM D4」 に触れてきましたので、ちょっとインプレします。

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▲ Input スタイル

UMPC(ウルトラ・モバイル PC)と呼ばれる小型 PC が流行っているなか、通信端末(PHS)から Windows Vista Home Premium(SP1)を搭載した PC モデルが登場しています。ジャンルで分けると同じ部類に入りますが、コンセプトが若干違います。

携帯通信端末(PHS:W-OAM 対応 W-SIM)なので、音声通話とデータ通信機能は最初から装備され、PC 並のワイヤレス LAN(IEEE802.11b/g)や Bluetooth 機能も搭載、専用クレードル(別売)に置けば LAN 端子経由の固定回線ネットワークにも接続できる夢のようなマシンです。

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▲ Desk スタイル

主なスペックは、CPU にインテル Atom プロセッサー Z520(1.33GHz)、固定メモリ 1GB(DDR2-533 PC2-4200)、5 型ワイド TFT 液晶画面(SVGA 1,024x600/タッチパネル内蔵)、40GB HDD(1.8型 UltraATA/100)など。

これくらいのスペックであれば、テキストベースの WEB ブラウジングやオフィススイートも、ソコソコこなせますよね。携帯性を重視してライト感覚で使う潔さが、このマシンを使うには必要だと思います。

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▲ 変則の Desk スタイルで両手に持ち、ググってます (^^;

操作のスタイルは 3 種類。一番上の画像のキーボードをスライドさせた Input スタイル、2 番目とすぐ上の画像の 画面をチルトした Desk スタイル、画像はありませんがキーボードを閉じた状態の View スタイルが選べます。

液晶パネルの左側にはクリックボタン、右側にはタッチ式のスライドセンサーパネルが内蔵され、手で持つスタイルのネットサーフィンが楽しめます。画面にはタッチパネルが内蔵されているので専用ペンでの操作も可能です。

また、画面左右の解像度が 1,024 ドットありますので、横スクロールが少なくて済むのも良いと感じました。

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「WILLCOM D4」を専用クレードル(別売)に置き、自宅などで楽しむスタイルです。

このクレードルには、バッテリー充電機能、USB 端子(×4)、LAN 端子、オーディオ出力端子、アナログ RGB 端子が装備されているので、ちょっとしたデスクトップ PC 感覚で操作が出来てしまいます。

特にアナログ RGB 端子に、液晶モニターやテレビ(対応機種に限る)を接続すれば大画面での操作も可能ですね。

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大画面のテレビで見るとこんな感じになります。

ブラウザで表示させているのは(現在閲覧している)このブログですので、画面の解像度を比較するのには丁度良いかと思います。

また、有効画素数 198 万画素のカメラを内蔵しているので、撮影してきた写真をテレビに映しみんなで見るといったスタイルも、なかなか楽しめそうですよ。

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▲ クリックすると拡大表示(1,024x600)されます

画面をハードコピーしたものです。こちらも解像度のご参考に。。。

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クレードルの USB 端子も、あると何かと便利です。ちょっとしたデータのコピーでしたら USB メモリを挿して行うのが今流ですよね。

その他にもワンセグチューナーを内蔵していたり、別売りのオプションも先ほど紹介したクレードルに加え、Bluetooth ハンドセット、  Bluetooth ステレオヘッドセット、 Bluetooth キーボードなど多彩ですから、拡張性もまぁ満足でしょう。

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第 4 のモバイルデバイス「WILLCOM D4」であれば、次世代のモバイルコミュニケーションを体験できる!そんなイケテるモデルだとこのイベントを通じ感じました。

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2008/10/13

ThinkPad W700 レビュー(18) 「17”WUXGA(1,920×1,200)ワイド液晶パネル搭載」

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液晶パネルは SAMSUNG 製 17”WUXGA(1,920×1,200)のワイドパネルを(一部モデルで)採用しています。

主なスペックは、最大輝度 400nit、色域 72%、コントラスト比 500:1、ノングレア処理(知っている情報はここまでです)。

この液晶パネル、ビジネス用なら問題ないレベルだと思いますが、デジタルカメラなどのグラフィックス用で使うにはちょっと物足りない気がします。パネルの種類がネックになっていると思われるので、17 型でもっと高品位なパネルが手に入れば文句無しですね。

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▲ 画面の広さが分かるように、スプレッドシートを全画面で表示させてみました。

クリックすると別ウィンドウで拡大表示(1,920×1,200)されますので、作業面積の広さをご確認ください。


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ThinkPad W700 レビュー・シリーズは、この記事をもって終了いたします。

長期連載にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

これまでの記事が、これからご購入される方の参考になり、レノボ・エンジニアの“こだわり”や“テクノロジー”が、うまく伝えられれば幸いです。

また、ThinkPad W700 を(貸出機で)ご用意して頂きましたレノボ・ジャパンさん、商品の詳しい説明をしてくださったエンジニアのみなさん、商品モニターの機会を提供して頂きました AMN(アジャイルメディアネットワーク)さん、この場をお借りして深くお礼申し上げます。大変有難う御座いました。

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ThinkPad W700 レビュー(17) 「業界初!カラーキャリブレーション機能を内蔵」

ディスプレイは使い続けることで、日々確実に劣化しています。個人の使用ではさほど問題になりませんが、写真や印刷等の専門的業務では色の正しい表現や再現性がとっても重要です。

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▲ 専用小型内蔵センサーは、デジタイザーとキーボードの中間に配置

そこで、ディスプレイがいつでも正しい色を表示するために、一定期間ごとにカラー・キャリブレーション(色の校正)を行う必要があります。

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▲ カラーセンサー、奥の部位に赤・緑・青のフィルターが見える

ThinkPad W700 では、ハードウエア・カラー・キャリブレーションという方式をとっており、内蔵されているカラーセンサーとキャリブレーション・ユーティリティを使用して、色校正作業をします。

色校正作業は非常に簡単で、X-Rite 社製の hueyPro を起動して [START]、液晶パネルを閉じて1~2分待つだけです。完了すればサウンドで通知されます。

色校正中は液晶パネルを閉じているので、外部照明の影響をまったく受けないこと、キャリブレーション用の機材を取り付ける手間が掛からないことなど、ノート型コンピュータの利点を最大限に生かしています。

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校正前と校正後の画面は表示できるので、比較して見れば一目瞭然、カラーキャリブレーションの重要性が認識できるはずです。

校正前は青みがかった画面の色が補正され、校正後は黒がより引き締まって見えます。

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▲ カラーセンサー本体

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2008/10/12

ThinkPad W700 レビュー(16) 「次世代規格ディスプレイ・ポート搭載」

背面に装備されている外部ディスプレイ接続用のポートは、全部で 3 系統をサポートしています。

(外部接続の最大解像度 2,048×1,536ドット、色数 1,677万色 ※外部ディスプレイが対応している必要があります)

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  1. DVI-D
  2. VGA
  3. ディスプレイ・ポート

※ 一番右側のコネクタは、イーサネット(RJ-45)

注目して欲しいのは、 (3) のディスプレイ・ポート(DisplayPort)で、現行の VGA や DVI などに置き換わるであろう、次世代の映像信号伝送の規格です(音声信号はオプショナル)。

コネクタの大きさは USB や HDMI とほぼ同じでした(形状は違う)。

このディスプレイ・ポートは、接続できる外部ディスプレイ環境が無かったので試せなかったのですが、先進の機能をいち早く取り入れるレノボさんのエンジニアに関心しました。

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ThinkPad W700 レビュー(15) 「プロのためのモバイル グラフィックス|NVIDIA Quadro FX 3700M 搭載」

ThinkPad W700 の一部機種には、NVIDIA Quadro FX 3700M が搭載されています。

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NVIDIA Quadro シリーズは、プロのためのグラフィックス・プロセシング・ユニット(GPU)で、ThinkPad W700 に搭載されている NVIDIA Quadro FX 3700M はモバイル用の最上位機種。メモリには GDDR3 1GB が装着されているモンスターユニットです。

コンピュータ支援の設計(3D CAD)、デジタルコンテンツ製作(3DCG 、ビデオエンコーディングなど)、視覚化アプリケーション(フライトシミュレーション、ゲームなど)では、膨大な量の画像処理をしなければなりません。

そんなヘビーユーザーをもターゲットにしているのが ThinkPad W700 です。


私が今まで親しんできた 3次元アプリケーションは、Pro/ENGINEER(3D CAD/CAM)と 3ds max(3DCG)。

Pro/ENGINEER は、コンピュータの仮想空間上に立体のモデルを作成して、主に機械設計を行うソフト。モデルの3次元データは、NC(数値制御)工作機械のプログラムに変換して機械加工できるので、3次元モデルと同じ形状の工作物が作れます。試作段階では STL 形式に変換して、光造形でのモデル作成が可能です。

3ds max は、コンピュータの仮想空間上にオブジェクトをモデリング、シーンにライトとカメラを設定してレンダリング、2次元の画像をクリエイトするソフト。オブジェクトにモーションやパスの設定してレンダリングすれば、CG アニメーションが製作できます。

Pro/ENGINEER はラージアセンブリをすると重くなり、3ds max はレイトレーシングでかなりの負荷が掛かります。共にグラフィックスパワーを必要とするソフトですので、ワークステーション級のマシンでなければ満足な速さが得られないでしょう。

こんな環境を、モバイルワークステーションの ThinkPad W700 で、実現できるのって凄すぎだと思いませんか?絶対に、この機種を必要としているユーザーがいます!

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冷却システムと静音性にも少し触れておきましょう。

NVIDIA のハードウェア電力管理技術は第 8 世代に入り、電力消費と発熱を賢く適宜に削減しています。

ふくろうの羽をモチーフにたブレード形状の冷却ファンを搭載。プロセッサユニットや VRAM など、GPU ボード全体を冷却ヘッドで吸熱してヒートパイプで熱移動、外気に廃熱されるシステムです。

以上のテクノロジにより、高性能 GPU を搭載していても動作音は非常に静かでした。

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2008/10/11

ThinkPad W700 レビュー(14) 「Wacom 製のデジタイザーを搭載」

試用した機種は、グラフィックス業界では標準の Wacom 社製ペンタブレットが、パームレスト部にビルトインされていました。

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タッチパッドの大きさは 128mm×80mm(液晶ディスプレイと縦横比は同じ)。専用のペンは本体側面に内蔵できるので、収納場所に困ることはありません。

ペンタブレットの基本的な使い方は、鉛筆で紙に図や文字を書く感覚で、マウスのかわりに専用のペンを使用しウィンドウのポインタを操作します。

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入力はペンなので、マウスよりもアナログ的な自由な操作が可能になり、フォトレタッチやペイントツールでクリエイト・エディットする際には強力な入力デバイスになりますね。

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今回は、試用期間が短かったこともあり使用感を本格レビューできないのが残念なのですが、ちょっと使った限りでは他の Wacom 製品と同様に正確な入力ができ、速さも普通に使用するのであれば問題ナシです。デジタル書面に手書きのコメントや図を書き込む程度でしたら簡単にできます。

惜しいのはペンタブレット全体の位置で、タッチパッドの下の方を操作するときに手がパームレストから離れてしまいます(仕方ないと思いますが・・・)。

ペンタブレットは、デジタル系フォトアーチストやイラストレータの方には欠かせないツールですので、この目的を持っている方でしたら、装備されているモデルを選択したほうが良いかもしれません!

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2008/10/10

2008 F1 日本GP開幕

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2008 F1 日本グランプリが開幕しました。
(フリー走行:10月10日、予選:10月11日、決勝:10月12日)

今年私が一番応援したいチームは、チーム代表フランク・ウィリアムズ氏が率いる「ウィリアムズ・トヨタ」。

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コックピットに収まるのは、N.ロズベルグ選手と中嶋一貴選手で彼らの父は共に元 F1 ドライバー、速さの DNA を引き継ぐ才能豊かな若手ドライバーです。

特に日本人の中嶋選手には入賞、できればポディウム(表彰台)の上に立つことを期待しています!

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シャーシは Williams Toyota FW30

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エンジンは トヨタ製(TOYOTA RVX08 V8

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タイヤはブリヂストンのワンメイク


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そして、スポンサーでありビジネスパートナーであるコンピュータの Lenovo。

空力パーツてんこ盛りの近代 F1 マシンは、空気力学をシミュレーションする上で、スーパーコンピュータは欠くことができない存在になっています。

マシン走行中は、テレメトリー(遠隔測定)システムにて、マシンに実装されている温度・圧力など各種センサーの値、エンジン回転数やギヤボックスなどのパラメータ値を ThinkPad で監視、F1 マシンが最高のコンディションで走行できるよう中核的な役割を担っています(1 レースあたり 800MB のテレメトリーデータを管理)。

マシンで使用される約 4,000 点のパーツも、常時 Lenovo のコンピュータで管理しています。

(ThinkPad×71、ThinkCentre×47、ThinkStation×130、カスタム構築スーパーコンピュータ×1)

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がんばれ、中嶋一貴選手(Car No.8)!

トヨタ、ホンダのジャパンパワーも応援します!

みなさんも、今週末に富士スピードウェイで開催される 2008 F1 日本グランプリを楽しみましょう!

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2008/10/09

ThinkPad W700 レビュー(13) 「Blu-ray ウルトラベイ・エンハンスド・ドライブ」

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前の記事で写真の話をしたので、渾身の一枚(↑)を・・・

BD ドライブのスペックは書いても次元が違うと思うので、あえて載せないことにしました。

アース(earth)月と地球などの Blu-ray Disc タイトルを、モバイルワークステーションで是非ご堪能されてください。

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ThinkPad W700 レビュー(12) 「メディアカードリーダー」

プロの写真家さん、狙ってますよね☆ ThinkPad W700

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スタジオで撮った写真は、現場でスグに確認作業に入ります。

写真データの取り込みは・・・

  1. デジタル一眼レフカメラで撮影した、写真データが入っている「SD メモリカード」を、カメラから取り外す。
  2. ThinkPad W700 本体右手前の「メディアカードリーダー」に差し込む。
  3. Windows Vista(XP)自動認識で、写真データを本体にコピー。

これだけです。

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また、メディアを直接読むので、高速転送が可能です!

現場では撮影した写真を大画面液晶モニターに表示させ、光量、ライトの角度、被写体の映えかた、ヒストグラムで傾向を把握するなど、その場で確認して調整すれば後の作業がウンと楽になるはずです。時間も大事ですし。

撮影が終わったあとは 写真が保存されている ThinkPad W700 を持ち帰り、フォトレタッチソフトで写真の補正、印刷物にあわせてパラメータ値を設定するなどの加工をします。

以上、ThinkPad W700 流のソリューションをちょとだけ紹介しました。

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2008/10/07

ThinkPad W700 レビュー(11) 「高性能モバイルのバッテリー持ち時間は?」

やはり誰もが気になるのは、ThinkPad W700 のバッテリー持ち時間でしょう。

試用しているマシンは、TDP 44W の intel モバイル CPU を搭載、グラフィックスは最大電力消費 75W の NVIDIA Quadro FX 3700M、17型液晶パネル、HDD は 2 基(RAID 0 設定)搭載しています。

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・・・という訳で、実際に計測してみました。

テストの条件としては、電源プランは省電力(デフォルト)に設定、バッテリーインジケータが 100% の状態で電源プラグを外しスタート、5 分おきに全画面キャプチャーを行い「ペイント」に貼り付けハードディスクにセーブ。バックグラウンドで動作しているサービスは、デフォルトのままにしてあります。

このテストでは、それほど負荷を掛けていないのですが、ディスプレイや HDD を終始休ませない設定で行いました。

はたして、どのような結果になるのでしょうか?・・下のグラフをご覧ください。

時 間   残容量
00:00 100%
00:10 94%
00:20 88%
00:30 81%
00:40 75%
00:50 68%
01:00 62%
01:10 56%
01:20 48%
01:30 44%
01:40 37%
01:50 31%
02:00 24%
02:10 18%
02:20 12%
02:30 6%
02:40 警告音 1%
02:43 強制終了 0%

途中のイベントは、02:00 バッテリーストレッチのメッセージ(これは無視!)、02:29 に強制的にスリープに移行(叩き起こしました!)、02:39 「ピーブー・ピーブー」と警告音が鳴る。

最終的にバッテリーが尽きたのは 02:43 で、Windows は強制的に落ちました。なお、バッテリーの劣化については、貸出機のため詳細は不明です。

今回のテストは緩やかなものでしたので、通常業務で使用した場合はもう少しバッテリーの持ち時間が短くなることが予想されますね。

ただ、これだけの高性能マシンが 2 時間半以上もバッテリーで作動するのには関心しました。あくまでも移動中の使用は限定的にして、ワークステーション級の性能を持ち運べる利便性(デスク to デスクの環境)を追求したほうが良いかもしれません。

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ThinkPad W700 レビュー(10) 「スムーズかつ正確なポインタ操作|トラックポイント」

ブラックの操作面に映える赤のトラックポイント。これが無ければ ThinkPad じゃありません!

過去機種の操作感も覚えていて、その時も使いやすかったのに、さらに さらに進化しています。

Img_081006k9

日経パソコン「2008年版 パソコン満足度ランキング」において、ポインティング・デバイス部門は第1位です。

44.2% の人が「満足」と答え、「まあ満足」が 33.3% という統計結果、実に 8 割近い方が良いと答えています。

この数字を見てもあまりピンとこないと思うので、他社さんの「満足」はというと・・・

P社=24.2% S社=18.3% N社=16.7% D社=11.7%

全メーカの平均で「満足」は 17.4% ですので、ThinkPad の 44.2% はダントツの数字ということがわかります。


ちなみに、絶大な人気を誇る ThinkPad のキーボードは、54.2% の人が「満足」と答えています。

ランキング上位の他社さんは 19.2~21.7% ですので、こちらも凄い数字で入力インターフェイスは一人勝ちの状態すね。

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2008/10/06

ThinkPad W700 レビュー(9) 「こだわりのタッチフィーリング|キーボード」

キーボードに定評ある ThinkPad、実はキーの戻り特性に気を配っているのを知っていました?

Img_081006k3

7列配置のフルサイズ・キーボード、テンキーも搭載してキー入力回数を減らしています。

キーキャップは立体的で爪が引っ掛かりにくい形状、目の細かいシボ処理(ツルツルでなくザラザラの触感)されたトップは指が滑りにくい。

マッド・ブラックの操作部はビジネスを加速する、そんなイメージも湧いてきます。

img_081006k4.jpg

(▲ 画像をクリックすると拡大表示されます)

指とコンタクトするキーボードのキースイッチには、エンジニアの情熱とこだわりが詰まっています。

長年にわたり ThinkPad のキーボード開発に携わっている熟練エンジニアの方に、運良くお話をお伺いすることができましたので、ここでちょっと披露します。

まず、移動量に応じたフォースカーブが大変重要です!

押し始めは移動量と押下力がリニア(直線的)な特性。スイッチが入るポイントに一山ピークフォースがあり、それを通り越すといったん荷重が抜けほどよいクリック感があります。それ以上押し下げると指に負担の掛からないフォースカーブで、キーを押し下げた実感が指に伝わり着地したことがわかります。

ここからがポイント。戻り特性は押し下げる特性より大事で、フィーリングの良し悪しを決定する部分です。跳ね返り特性と勝手に書いてしまいますが、戻りの力はあまり強すぎては駄目、かつ指の動きに柔軟についてこれなければ駄目なんです。戻りにもピークフォースがあり、キーが指に追いついていることが実感できます。

エンジニアの方がコレは失敗作だったという、かなり昔の戻り特性の強い ThinkPad キーボードを試しに触れてみました。なるほど、キーが自分の指を持ち上げているような感覚で、タッチフィーリングはあまり良くありません。キーが主張しすぎてはいけないんですね。

だから、いま ThinkPad を持っている方も、これから購入を検討されている方も、このキーボードには一目おいてくださいね。この話を知っていると、タイピングがもっと楽しくなるはずですから。。。

Img_081006k5

キーストロークは約2mm、W700 は薄水色のラバー部品などにて上記の特性を実現しています。小さな部品ですが開発時の目に見えない努力や経験がたくさん詰まっています。R&D(リサーチ・アンド・デベロップメント:研究開発)とカスタマーからのフィードバックの結晶ですね。

Img_081006k6

キーボードはバスタブ構造になっていて、キーボード上に垂らした液体は本体内部には侵入せず、底面のドレインより排出される仕組みになっています。

こちらは住宅の雨どいがヒントになり開発されたそうで、「ThinkPad ドレインシステム」と呼びます。

Img_081006k7

テンキーは標準装備なので、MS Excle などスプレッドシートや色々なアプリケーションのパラメータ値入力などに、威力を発揮しそうです。

[Fn]+[NmLk]キー操作で、Windows 標準の電卓が起動します。

Img_081006k8

カーソルキーも、この位置でこの大きさ・形状でなければ・・・と“こだわり”ありです。


キーボードだけとっても、知恵とこだわりがいっぱい詰まっていました。もちろん神奈川県のレノボ・大和事業所で開発されたものです。

(レノボ・堀内さん>キーボードのレクチャー有難うございました。もし記事の内容が違っていたら指摘してください)

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ThinkPad W700 レビュー(8) 「DDR3-SDRAM 搭載|主記憶装置(RAM)」

Img_081006k1

SO-DIMM PC3-8500 DDR3-SDRAM 1066MHz 204pin のメモリモジュールを搭載。

純正品以外のメモリを使用した場合の作動保証は当然ありません。

Img_081006k2

メモリスロットは 2 つあり、(メーカーで現在公表している)最大搭載容量は 4GB。

4GB(2048MB × 2)標準搭載されているマシンは、2 基あるメモリスロットがすでに埋まっているので、それ以上の拡張はできない仕様です。

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2008/10/05

ThinkPad W700 レビュー(7) 「HDD 保護機能の強化」

「お客様の大切なデータが保存されている HDD は、最優先で保護される部品」とレノボさんは語っていた。

その意見には私も同感で、HDD がクラッシュして失われたデータは2度とは戻ってこない(今まで幾度も泣きをみている)。

そこで、ThinkPad W700 における HDD の保護強化についてまとめてみました。


■ HDD ショック・マウンテッド・ドライブ

Img_081005k1

ラバー製の成型品を HDD の両サイドから嵌め込み、ラバーの弾性を利用して衝撃・振動から HDD の損傷を防ぐシステム。

Img_081005k2 Img_081005k3

個人的な発想では、発泡性のゴムを採用したほうが衝撃吸収性は良いと思うが・・・


■ HDD ショック・アブソーバー

Img_081005k4

金属製のプレートなどで構成され、HDD の構造強化のほかコネクタ部などを保護するシステム。衝撃・振動を軽減する働きもある。主に縦方向からの振動の影響を抑える。


■ 2基標準搭載の 2.5"SATA HDD

Img_081005k5

出荷時の設定は、データの読み書きを高速化するストライピング(RAID 0)になっているが、同じデータを2台の HDD に書き込むミラーリング(RAID 1)にも対応している。ミラーリングは利用できる総容量が半減してしまうが、片方の HDD が損傷しても稼動することが可能。


そのほか、以前に紹介した ThinkPad Roll Cage特殊形状のゴム足などにて何重にも保護され、HDD への衝撃を 50% 削減している。

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2008/10/03

ThinkPad W700 レビュー(6) 「更なる冷却性能の向上!」

 第3世代 “ThinkPad Owl Silent Technology”

Img_081003k1

温度管理は、ファンの回転数制御と CPU の制御を組み合わせた“Adaptive Thermal Management”システム。緻密な空冷ファン回転数コントロールが優秀。

冷却ファンは、ふくろう(英語:Owl)の羽をモチーフとしたコンセプト。ファンブレードの形状最適化で吸気効率を改善、冷却性能の向上とファン動作音の低減を両立させています。

Img_081003k2

▲ 吸熱部の画像

CPU とチップセットの熱は、(たぶん形状から見て)ヒートパイプで排気口付近のヒートシンクに移動させ、ファンの風で外気に放出される仕組み。

Img_081003k3

ファンモータのスペックについてレノボのエンジニアの方に伺いましたが、どうやら公表はしないみたいです。

SUNON 製の5Vで動作するファンなのが、ラベルを見るとわかります。

(型番はナイショにしておきますね>レノボさん。。。知りたい方は、W700 を買ってバラしてみましょう)

Img_081003k4

▲ 排気口(画像は左側面部、背面にも設けてある)

ヒートシンクは側面に近接して配置してあるので、熱風が本体内部に“こもる”ことが無い設計が GOOD。


静音性については商品モニターをしてみて、ワークステーションと呼ぶほどの高性能モデルでありながら、驚くほど静かなマシンに仕上がっていることを実感しました。

レノボさんに水冷の方向性も探ってみましたが、空冷でもじゅうぶん静かに冷却できる技術を持っているので、暫く、もしくは、永遠に無いと言っていました。

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2008/10/02

ThinkPad W700 レビュー(5) 「CPU パワーは必須・・・」

Img_081002k1

▲ イベントで撮影した、インテルのモバイル版クアッドコア「intel Core2 Extreme QX9300」(オレンジ色のシールが貼ってある)

CPU のバリエーションは現在、モデルタイプにあわせて4種類がラインアップされています。

● プロフェッショナルモデル

インテル®  Core™2 Extreme プロセッサ QX9300
(Cores=4,CPU Speed=2.53GHz,FSB=1066MHz,L2=12MB,Mfg Tech=45nm,TDP=45W)

● プレミアムモデル

インテル®  Core™2 Extreme プロセッサ X9100
(Cores=2,CPU Speed=3.06GHz,FSB=1066MHz,L2=6MB,Mfg Tech=45nm,TDP=44W)

● スタンダードモデル

インテル®  Core™2 Duo プロセッサ T9600
(Cores=2,CPU Speed=2.80GHz,FSB=1066MHz,L2=6MB,Mfg Tech=45nm,TDP=35W)

● ベーシックモデル

インテル®  Core™2 Duo プロセッサ T9400
(Cores=2,CPU Speed=2.53GHz,FSB=1066MHz,L2=6MB,Mfg Tech=45nm,TDP=35W)

W700 シリーズは CPU のカスタマイズが不可だから、搭載されている機能でモデル絞り込み、最後の選択枝で CPU をセレクトするのがいいんじゃないのかなー。

もしも自分が自腹で買うんだったら、一番バランスのとれた「プレミアムモデル」にするはずです。

Img_081002k2

現在モニターして機種は、プレミアムモデルとほぼ同等(Core2 Extreme X9100 搭載)。

クアッドコアの並列処理よりも、デュアルコアのクロック周波数が高いほうが実感的に速さを感じます。

(自分の経験した中で)処理の重たいソフトは、三次元 CAD・CAM、CG レンダリング&アニメーション、動画エンコードなど。

仕事は待ってくれないので、すこしでも CPU パワーはあったほうが良い。これが結論!

本格的な業務用途だと、若干遅くてもメモリ管理の優れている UNIX ワークステーションを勧めるが、モバイル性を追求すると現状 Windows ワークステーションの ThinkPad W シリーズしかない。

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2008/10/01

ThinkPad W700 レビュー(4) 「猫の肉球がヒント!特殊形状のゴム足」

ゴム足が底面に4個付いますが、操作側の2個は特殊な形状をしています。

実はこのユニークな形状、猫の足裏の肉球からヒントを得た!
(Lenovo さん談)そうです。

Img_081001k1

別に猫でなくてもよいのですが・・・肉球の役割のひとつは、高い所から飛び降りる際の衝撃を緩和すること。

ノート型のパソコンを机などに置くとき、奥側を先に慎重に置きますが、手前は手が挟まれないよう“コトン”と置いてしまいがちです(その“コトン”が、実はヤバイ!)。

内部には、衝撃に非常にデリケートなパーツ(HDD)がありますので、ちょっとでもゴム足でショックを吸収するのは、非常に良いアイディアだと思いました。

会社や自宅で ThinkPad を使用されている方がいましたら、肉球の話は(トリビアで)ネタに使えそうですよ!

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