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2008/09/30

ThinkPad W700 レビュー(3) 「暗闇でモバイル・ThinkPad キーボードライト」

「Fn」+「PgUp」キーを同時に押すと、「ThinkPad キーボード・ライト」が使えます。

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液晶モニターの上部に小さな LED が左右2個マウントされていて、夜間の屋外での使用、薄暗い部屋の中、夜中の飛行機の機内など照明が採りづらい環境において、キーボード操作を助けしてくれるとても便利な機能です。

消費電力の少ないチップ LED を使用していますので、バッテリーへ負担を掛けない省電力性は良いと感じました。

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部屋の照明を切り「ThinkPad キーボード・ライト」を ON にしてみると、“ぼんやり”とキーボード全体を照らしています。

キーボード操作しているときキーの位置は見ないという方も、“チラチラッ”とキー位置は確認しているはず !?

高速ブラインドタイプを得意としていない私は、真っ暗な部屋の中でキーボードライトを試してみて、「やっぱりあったほうが良い機能!」ということを実感しました。

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上の画像は下側から接写撮影しているので眩しそうに見えますが、LED は奥のほうに設置してあるので目への負担はほとんどありません。

キーボードだけ照らすようにエッジの効いた形状は、研究成果なのでしょうか。


暗闇の中で使用していると、スパイ?になった気分を演出してくれる、とても便利で楽しいアイテムでした。モバイル性を追求したひとつの結果ですね。

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2008/09/29

ThinkPad W700 レビュー(2) 「高い堅牢性と内部部品を守るロールケージ」

ThinkPad W700 を分解した状態。一部には丸い穴が開いているグレー色のパーツが“ThinkPad Roll Cage”です。

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基板が載っている部分もあり、別々のパーツに見えますが一体構造になっていて、外部から加わる「ねじれ」や「たわみ」などをロールケージで受け止め、内部の重要部品を保護しています。

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▲ バッテリーの上部

外部から応力が加わりバッテリーが変形してしまうと、火傷や火災の原因につながるので、この部分はしっかりと造られていますね。丸く穴が開いているのは軽量化のためで、もっと大きい穴のほうが軽くなりそうですが、放熱性と熱伝導のことを考えてこれで良いのでしょう。

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▲ キーボードの真下、ボディの中央部

ここには発熱する部品もなく外部からの衝撃も加わらないので、シンプルな構造になっています。

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▲ 操作側の右カド部

持ち運びで手から滑って落とした時に、右側のカドって一番怖い部分ですよね。ここもしっかりとロールゲージで保護されています。なるほどっ・・というか、ここの下にあるパーツは USB コネクタとかメモリーカードリーダなど、抜き差しするようなインターフェイスの部分になっています(偶然かもしれませんが・・・)。


高い堅牢性が売りの ThinkPad、金属製の頑丈なシャーシで守られているのがよく分かりました。

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2008/09/28

ThinkPad W700 レビュー(1) 「モバイル ワークステーションの紹介」

Lenovo さんより、ThinkPad W700 を期間限定モニターでお借りすることが出来ましたので、商品レビューを開始いたします。

デスクトップ ワークステーションの機能をノート型コンピュータに詰め込み、モバイル性を追求したモンスターマシンで、「モバイルワークステーション」の称号を与えた ThinkPad のフラッグシップモデルです。

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ThinkPad W700 の主な特徴

  • CPU は、インテルの最新プロセッサ Intel® Mobile Quad Core プロセッサーを搭載可能
  • 2 つのメモリー・スロットを備え、最大 4GB まで拡張可能
  • 独立グラフィックスは、ハイエンドモバイル NVIDIA® Quadro® FX 2700M(512MB)もしくは Quadro FX 3700M(1GB)を採用。
  • 業界初の 128mm×80mm デジタイザ搭載モデルあり、内蔵デジタイザペンにて操作性を向上
  • カラーキャリブレーション機能内蔵モデルあり、液晶ディスプレイの経年変化による輝度や色温度を校正
  • 液晶は、17 型 WUXGA(1920x1200)もしくは WXGA+(1440×900)のワイドパネルを搭載
  • 2.5 インチ HDD を2基搭載、RAID 0(ストライピング:出荷時設定)か RAID 1(ミラーリング)構成が可能。

Img_080928k2 ここで幾つか特記事項。レビュー用にお借りしているモデルには「Not a Customer Ship Level Sysytem」とのシールが貼ってあり(完成度は高いけれど)製品出荷レベルには少し達していないこと、型番が「27523AU」であり日本で現在発売してるラインアップには無いこと、OS が Windows Vista Ultimate 英語版であることが挙げられます。

(日本向け)出荷モデルとは一部異なることがありますので、あまり突っ込んだことはせず、ThinkPad のテクノロジーを中心に記事をまとめていきます。

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まずは、大きさを見ていきます。本体寸法(W×D×H)は、 410 x 310 x 40.6-41.4mm。

画像は A4 のコピー用紙を(比較のため)置いていますが、大きさは A3 用紙(420×297mm)とほぼ同じです。

17 型の液晶パネルを搭載するにはこれくらいの大きさが必要で、携帯性のために何かを犠牲にすることなく、デスクトップと同等の感覚で使える操作性はストレスを感じさせません。

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可搬性を考えてか、フロントサイドはカットしてあります。

イベントで見たときはデザインのためと思っていましたが、パネルを閉じて移動する際に片手で提げて持ってみると、非常に持ちやすい形状でした。

パネルを開けて操作する時は、手前側が薄く見えることにより圧迫感を感じさないグッドデザインも優秀です。

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▲ 左:ThinkPad W700 右:EIZO FlexScan HD2452W

外部接続して、デュアルディスプレイ構成にしてみました。

17 型と 24 型の違いはあれど、共に 1,920x1,200 ドット 1,677万色表示可能なモニターです。

グラフィックスメモリを 1GB 搭載している NVIDIA® Quadro® FX 3700M のパワーは凄まじいものがありますね(外部接続の最大解像度は2,048×1,536ドット、色数1,677万色)。モバイルワークステーションの実力を(少しは)分かって戴けましたでしょうか。

これだけの作業面積があればグラフィックス操作は文句なしですし、下手なデスクトップ PC は要らないという話になってしまいそうです。

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Lenovo さんのイベントに参加した時に、マーケティングご担当者、様々なエンジニアの方に、ターゲットユーザーについて伺ってあります。

やはりというか、CPU とグラフィックスの使用負荷の高いユーザがメイン。DTP などのグラフィックス関連の出版業、デジタル写真のプロユーザー、製造業など現場での使用を想定されているそうです。

グラフィックスを扱う業界ですと、ディスプレイに表示されている色とプリンタなどで印刷した色には必ず違いが生じますので、印刷物に合わせてモニター側で色を補正しなければなりません。

プロの写真の現場では、撮影したその場ですぐに確認作業に入りますので、スタジオや街頭撮影ではモバイル環境が必須になる。

製造業では CAD・CAM・CAE あたりがターゲット、3 次元のバーチャルモデルを扱うには絶対的な CPU とグラフィックスパワーが必要になります。デザイン・設計段階では、異なるセクションの人が集まってモデルを検討する時にモバイル性はあったほうが良い。

あとは、CG アーティストやクリエイター、コアなゲームマニアの方などにもウケるとおもいます。

とにかく、高性能コンピュータが簡単に持ち運べて、しかも驚くほどの超静音設計、堅牢性には文句なし、その場その場で確認・決定できる携帯性が売りですよね。

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レビューは続きます。暫くのあいだお付き合いください。

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2008/09/23

NEC(日本電気) Express5800/110Ge を斬る(12)

【Windows XP インストール編 Vol. 3】

Windows XP のセットアップが完了しても、デバイスマネージャを見ると正常認識していないデバイスが幾つかあります(オンボードネットワーク・オンボードグラフィックス・システムデバイス)。

以下、デバイスドライバを手動で組み込む方法を説明します。

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サーバーに付属していたCD-ROM「EXPRESSBUILDER」を用意してください。


■ オンボードネットワーク(LAN)

ドライバは、付属している CD-ROM「EXPRESSBUILDER」の中にあります。

たぶん、Windows XP を立ち上げると「新しいハードウェアの検出ウィザード」が開きますので、CD-ROM「EXPRESSBUILDER」をセットして自動認識させてください。
(デバイスマネージャで、ネットワークアダプタのドライバ更新しても OK です)

システムを再起動させて、ネットワークドライバのセットアップ完了です。

※最新ドライバは、インテルのサイトよりダウンロードしてください。
・ Network Adapter Drivers for Windows* 2000, Windows* XP, and Windows Server* 2003
http://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?agr=Y&ProductID=2775&DwnldID=4275&strOSs=44&OSFullName=Windows*%20XP%20Professional&lang=jpn


■ システムデバイス

インテル® チップセット・ソフトウェア・インストール・ユーティリティー を(ネットワークが開通していればローカルマシン、していなければ他のマシンから)ダウンロードします。

  1. 「インテル® チップセット・ソフトウェア・インストール・ユーティリティー」のページをブラウザで 開きます。
    http://www.intel.co.jp/jp/support/chipsets/inf/index.htm

  2. 「ダウンロード」の項目にある、「 最新バージョンのユーティリティーのダウンロード」をクリックします。

  3. 新しくウィンドウが開くので、インストールした OS を選択して[GO!]

  4. 「ソフトウェア・アーカイブ」の項目にある、「ダウンロード・ファイル:マルチ・ランゲージ  ****KB, 英語  ****KB」よりマルチ・ランゲージをクリック。

  5. ソフトウェア使用許諾に受諾して、「INF Update Utility - Zip Format」をダウンロードします。(ファイル名は「infinst_autol.zip」。2008年09月現在)

ダウンロードした圧縮ファイルを展開(解凍)して、Setup.exe をダブルクリック(or 右クリックで[開く])

「インテル チップセット デバイス ソフトウエア」が起動されます。

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[次へ] をクリックして進めてください。

システムを再起動させて、システムデバイスのドライバ更新完了です。


■ オンボードグラフィックス

ドライバは、付属している CD-ROM「EXPRESSBUILDER」の中にあります。

たぶん、Windows XP を立ち上げると「新しいハードウェアの検出ウィザード」が開きますので、CD-ROM「EXPRESSBUILDER」をセットして自動認識させてください。
(デバイスマネージャで、ディスプレイアダプタのドライバ更新しても OK です)

システムを再起動させて、ディスプレイドライバのセットアップ完了です。

※最新ドライバは、XGI のサイトよりダウンロードしてください。
・ Z7/Z9/Z9s-Windows-WHQL
http://www.xgitech.com/sd/sd_download2.asp


これで、標準装備されているデバイスは全て認識されていると思います。

デバイスマネージャ(画像) ← クリックしてください。

これにて、【Windows XP インストール編】は終了です。


次回に続きます!

※ この記事で使用しているモデルは、NEC Express5800/110Ge (C/1.80G(512)-80) NP8100-1447YP2Y です
※この先、ホームページの更新・システムの変更等により、ここに書かれている内容で正常にドライバの更新が出来ない可能性があります。

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2008/09/22

NEC(日本電気) Express5800/110Ge を斬る(11)

【Windows XP インストール編 Vol. 2】

(F6 インストールするため、内蔵 FDD を増設してください)

まず前回作成した、「インテル® マトリクス・ストレージ・マネージャー」の入ったフロッピーディスクをセットします。

Windows XP のセットアップディスクより、CD ブートでセットアップを開始します。

AHCI ドライバを組み込む手順は、インテルのサイトを参考にして進めてください。

■ 単独のシリアル ATA ハードドライブに OS をインストールする方法 (F6 インストール方法)

http://www.intel.com/jp/support/chipsets/imsm/sb/CS-021736.htm

セットアップの途中でシステムがリブートしますので、その先に進めば通常のセットアップ方法と変わりありません。

※ 先に進まない場合は、“AHCIドライバ”が、うまく組み込まれていない可能性があります。



これで、Windows XP のセットアップは完了です。 Congrats !


XP のセットアップが無事完了しても、システムデバイス・オンボードグラフィックス・オンボードネットワークはまだキチンと認識されていないので、ドライバをダウンロードして手動で組み込む必要があります(メーカーサポートしていない OS のインストールは、ハードルが高いですね・・・)。

続編は、ドライバの入手方法を含め、デバイスドライバを手動でセットアップします。


次回に続きます!

※ この記事で使用しているモデルは、NEC Express5800/110Ge (C/1.80G(512)-80) NP8100-1447YP2Y です。

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2008/09/21

NEC(日本電気) Express5800/110Ge を斬る(10)

【Windows XP インストール編 Vol. 1】

(最初に書いておきますが、F6 インストールするため内蔵 FDD を増設してください)

NEC Express5800/110Ge に、SATA AHCI を有効にして Windows XP をインストールには、“AHCI ドライバ”を事前に用意する必要があります。

まず、他の Windows マシンを使い、インテルのサイトからインテル® マトリクス・ストレージ・マネージャーをダウンロードしてきます。

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【ダウンロードの手順】

※ Windows XP 32Bit版(Pro/Media Center/Home)使用を前提に話を進めます(64Bit版は一部を読み替えて下さい)。

  1. intel のサイト内にある、インテル® マトリクス・ストレージ・マネージャーhttp://www.intel.com/jp/support/chipsets/imsm/index.htm)のページに行きます。

  2. 「ソフトウェアおよびドライバー」の項目にある「フロッピー設定ユーティリティー (F6 インストール) の入手」をクリック。

  3. ダウンロードのページに変わり、オペレーティング・システムはプルダウンメニューより[Windows XP ********を選択して[Go!]。
    ※ ******* の部分は、これからインストールする Windows XP のバージョンを選択。

  4. 「ユーティリティ、ツール、サンプル」の項目にある「インテル® マトリクス・ストレージ・マネージャー用 32 ビット・フロッピー設定ユーティリティー 」をクリック。(もしくは「ダウンロード」)をクリック。

  5. 中ほどにある「ダウンロード」をクリック。( 4 の手順で「ダウンロード」をクリックした場合、この手順はナシ)

  6. ソフトウェア使用許諾を読んで、合意すれば「受諾」をクリック。

  7. ページが変わり、ダウンロード「インテル® マトリクス・ストレージ・マネージャー用 32 ビット・フロッピー設定ユーティリティー」をクリック。

  8. ファイルのダウンロード画面で [保存] を選択し、名前を付けて保存で(ファイル名を変更せず)保存場所を選んで[OK] ボタンを押してください。→ ダウンロードが開始されます。

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つぎに、ダウンロードした圧縮ファイル(f6flpy**.zip)を展開(解凍)するとフォルダーが作成されますので、フォルダー内のファイルをすべて選択し、フォーマット済み空フロッピーディスクのルートにコピーします。

※ダウンロードの手順は 2008年9月現在のものです。インテル® マトリクス・ストレージ・マネージャーはバージョンにより名称が変わり、フロッピーディスクにコピーする手順も変わる場合もあります(インストーラ付きの場合もあります)。

これで、“AHCI ドライバ”の準備は完了です。

次回に続きます!

※ この記事で使用しているモデルは、NEC Express5800/110Ge (C/1.80G(512)-80) NP8100-1447YP2Y です。

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2008/09/20

ネット注文がお得!宅配ピザのドミノ・ピザ

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今日は、天気も良かったので、屋上でピザ☆ランチしました。

ホントに最近は涼しくなってきましたので、日差しの下で食べるランチも、たまにはいいものです。

Img_080920k2 そうそう、宅配ピザのドミノ・ピザはインターネットや携帯からの注文が便利でお得です!

まず、会員登録で全品 5%OFF、チラシのクーポンも会員特典 5%OFF に加えて使えるんです。

さらに配達時間の指定もできるので、帰宅時間に合わせて外出先から注文すれば、自宅に帰ってすぐに“アッツアツ”のピザを頬張ることも出来ちゃいます。

Img_080920k3  Img_080920k4

オーダーしたのは「クワトロ・プレミア」の M サイズ。

「ドミノ・デラックス」、「プライム・シーフード」、「バジリコ・デラックス」、「ラザニアーノ」が、一枚の生地の上に分かれてトッピングされている、大変欲張りなピザです。

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クラスト(ピザ生地)の種類は「トリプルミルフィーユ」にしました。3 枚の薄いクラストにモッツァレラミックスチーズを挟み込んでいるタイプです。

クラストのサックリとした食感と、トロ~リと旨みのあるチーズは、美味すぎて頬っぺたが落ちそうなくらい♪

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“おもてごはん”は、太陽が美味しさを注ぎ込んでくれて、うまさ倍増ですよ~!みなさんも晴れた日に如何ですか。。。

ドミノ・ピザ【PC向けサイト】リンクシェア レビュー アフィリエイト

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2008/09/18

Think 「Windows エクスペリエンス インデックス」

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■ Lenovo ThinkPad W700(27585EJ)

Windows エクスペリエンス インデックス

コンポーネントサブスコアベーススコア
プロセッサ 5.9 5.9
メモリ (RAM) 5.9
グラフィックス 5.9
ゲーム用グラフィックス 5.9
プライマリ ハード ディスク  5.9

※スコアは、現在 5.9 が最高ポイント!

神奈川県大和事業所発 (ThinkPadの開発拠点)
現役最強のモバイルワークステーション

詳細スペックは Lenovo のホームページにて、ご確認ください。

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(このブログで近日中にレポートを予定しています!)

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SONY 開発者セミナー「サイバーショット(薄型・デザインへのこだわり)Vol.2」

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SONY サイバーショット DSC-T77 icon

このモデルのコンセプトは、「カメラ性能に一切妥協のない、超薄型カメラへの挑戦!」

最薄部は 13.9mm を実現しています。

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T77のモックアップ。普段はお目に掛かれない貴重な品です。

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 下:DSC-T77 上:モックアップ

モックアップと製品を並べてみました。外観にそれほど変更はなく、初期設計の段階から三次元CADで作り込まれているのが分かります。

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▲ 左:DSC-T77 右:モックアップ

モックアップは背面に段がありますが、製品ではトップより背面にかけ傾斜で変化しています。ちょっとしたことですが、製品版のほうがスリムに見えますよね。

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本体フロントのデザインはスッキリしてますが、裏から見ると複雑な機構なのがわかります。

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フレームの一部は切削加工をして、一番薄い箇所で 0.3mm(材質:ステンレス)。

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赤線枠で示したプリント基板内には、フロントパネルの機構部が収まるので、電子部品は何も装着されていません。メカ屋さんと電気屋さんで場所の奪い合いにはならず、部署間の連携もうまくいっているそうです。

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ぎっしりと部品が詰まっていますね。この薄さに「光学手ブレ補正」のパーツも入っています。

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部品密度を見て欲しいとのこと!左側にはインターフェースの端子があり、バッテリーは薄型のもの、その上にメモリーカードが収まります。

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レンズ部は若干出っ張っているので、スライド式のフロントカバーの一部は裏側から削られています(ちょっと分かりづらいので、画像をクリックして拡大表示してください)。

この記事は、2008年9月13日に開催された「SONY Dealer Convention 2008」にて、特別企画された「開発者セミナー」をレポートしたものです。

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2008/09/16

SONY 開発者セミナー「サイバーショット(薄型・デザインへのこだわり)Vol.1」

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SONY サイバーショット DSC-T700 icon

ソリッドなフォルムがお洒落で格好いい、サイバーショット(T700)。

薄型とデザインに超こだわったモデルです。

有効1010万画素 1/2.3型CCD搭載、光学 4 倍ズーム、光学式手ブレ補正、3.5 インチ高繊細液晶、約 4GB 内蔵メモリ、新「スマイルシャッター」など機能も充実しています。

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正直、フロントマスクは気に入りました。シルバーカラーとヘアラインがキマっています。

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「はい、ソニーぃ・・・パチリ」の“スマイルシャッター”は、液晶左上に表示されているスマイルアイコンを押すだけでモードが変わる。

笑顔の解析は、画像を内部で線描画に変換して、記憶されているパターンに合うと自動的にシャッターが押される仕組みです。より精度が上がり、大人と子供がフレーム内にいた場合、子供の笑顔が優先されるとのことでした。


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フロントフレームを裏側から撮影。薄型に“こだわり”、製造工程に手間をかけています。

(1)まず、一枚の板をカットしてプレス機で絞ります。

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(2)そしてフロントになる部分だけ、切削加工をして板厚を薄くしています。

削り加工のコストって結構高いんですよね。数ミリでも薄さにこだわるエンジニアの熱意は凄いです。


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ネジですが、締め付けのミゾは“4つ割り”か“6つ割り”か検討したそうです。


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カラー・ラインナップは全部で5色。シルバーが売れ筋になると思われますが、開発者の方は「このモデルはグレーだ!」と、とりわけグレーが気に入っているようです。レッドとピンクの同系色があるのも、めずらしいですね。


この記事は、2008年9月13日に開催された「SONY Dealer Convention 2008」にて、特別企画された「開発者セミナー」をレポートしたものです。

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2008/09/15

SONY 開発者セミナー「ブラビア薄型(世界最薄技術の開発話)」

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ソニー〈ブラビア〉ZX1シリーズ KDL-40ZX1

パネル外筐厚わずか 9.9mm 、世界最薄技術の開発ストーリーとその技術。

本当の壁掛け薄型液晶テレビを目指し、2006年に企画は提案された。

2007年春より開発がスタート、デモ機を作成して同年秋には開発チームが発足したが、特性を犠牲にしなければ薄型化は不可能になり開発は一時断念。技術は面白いが商品化は2009年以降との声があり挫折を味わっている。

しかし、開発者には技術の根拠と自信はあった。そこで、メカ設計部署の中に「秘密部屋」が誕生!社内の誰もが知らない部屋の中で開発は極秘に数名で行われていた。

当時のテレビ部門トップの GO サインが出てオープンハウスを設置、開発同士を集い商品化へのプロジェクトはスタートした。


そして、2008年8月28日プレス向けに商品の発表がされ、11月10日より発売が予定されている。

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パネル/外筐部は「エッジライト方式白色LEDバックライト」を採用。光源の白色 LED をパネルの周囲に配置し、導光板(表面に凸凹のパターンをつけた透明アクリル板)と反射板にて“面発光”させている。

大型のパネルを高輝度で輝度ムラが起こらなくするため、SONY 独自の技術が投入されていると思われるが、その説明はありません(なんとなく想像はつくが、実験は大変だったんじゃないかな・・・お疲れ様です)。

Img_080915k3薄型化は、部品の厚みを削減、部品間の空間を圧縮、パネルと筐体を一体化構造にすることにより実現。パネルモジュールの組み立ては、塵や埃が入ると問題が発生するので、クリーンルーム内で行われているとのことです。

パネルを水中に入れても内部に水が浸透しないぐらい、部品がギッシリとつまっているとの例えがありました。

熱による輝度の変化を避けるためベゼル・キャビネットの材質には放熱性の高いアルミを採用、これは同時に強度の確保とファンレス化を実現しています。

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▲上:メディアレシーバー 下:ブルーレイディスクレコーダー

ちょっとパネル外筐の話とは外れてしまいますが、薄型化の一環として TV チューナー内蔵のメディアレシーバー(トランスポーター)の紹介。

TV チューナーを分離・外付にして、映像信号と音声信号をワイヤレスでモニターに伝送。フルハイビジョン(i1080)での伝送ですので、地デジやブルーレイの品質を落とすことなく、リアルタイムでの映像表示が可能になります。

これにより、モニターに接続するケーブルが無くなり設置場所を選ばない、真の意味での壁掛け液晶テレビが実現します!

この記事は、2008年9月13日に開催された「SONY Dealer Convention 2008」にて、特別企画された「開発者セミナー」をレポートしたものです。

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2008/09/14

SONY 開発者セミナー「Sountina(サウンティーナ)のこだわり」

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ゼロからの発想で3年前より開発がスタートした、新しいコンセプトのスピーカーシステム。透明なガラス管にこだわり、インテリアに溶け込むデザインと部屋中を音で満たされるように、というのが主なコンセプトです。

Sountina(サウンティーナ)のネーミングの由来ですが、こちらは造語で“So”は“Sound(音)”から、“unti”は“fountain(泉)”、最後の“na”は優しい韻に聞こえるように加えられています。音の泉をイメージしているんですね。

Img_0809142 ふつうステレオスピーカーシステムは、左右に2本スピーカーを配置して前面に音場を再現していますが、このスピーカーは1本で360度均一に音楽を再生します。このシステムのことを SONY さんは「サークルサウンドステージ」と呼んでいました。

形式は、デジタルアンプ内蔵の 3 ウェイ アクティブスピーカーです。形状は円柱で、高さは約 1.8メ ートルあり、中央より上はガラス管で「トゥイーター」と「ミッドレンジの共鳴管」になっていて、下部の土台に見えるところには「デジタルアンプ」と「ウーファー」がマウントされています。

まず、一番の売りであるトゥイーターについては、透明なガラス管が使用されています。

ちょっと予備知識として、ガラスのコップを爪ではじくと“カーン”とか“チーン”と高い音が出ますよね。これは、コップが振動して空気を震わせて、人間の耳に届くとそういう音に聞こえます。

そこで、加振器(振動させる機器)に音楽信号を入力してガラス管を振動させると、音楽は聞こえてくるんです。これが、このトゥイーターの原理!

ガラス管は、いろいろな素材を検討して有機ガラスが採用されました。この部分には透明なマテリアルを使用することがコンセプトでしたので、金属類は素材検討の対象外であったとのことです。

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これらを SONY さんは「バーティカル ドライブ テクノロジー」と呼び、駆動方向に対して音の出る方向が垂直(Vertical)となる新開発の振動システムは、離れた距離での高域の音の減衰が少ないという特徴があります。

また、この有機ガラス管はミッドレンジの共鳴管にもなっています。

デジタルアンプ部は、入力された信号を DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー : デジタル信号処理装置)で、トゥイーターの複数の加振器、ミッドレンジ、ウーファーそれぞれに最適化した信号に変換、スピーカーユニットをマルチアンプ駆動しているとのことです。

スピーカシステムの高さにも“こだわり”があり、1,845mm という寸法は、立って聞いても、座って聞いても音像がくずれないという理由で決定されたそうです。

このスピーカーの設置場所は、(360度に音楽を再生しているので)部屋の中心部が適しているとのことですが、極端な壁寄りやコーナー部でなければ十分に音楽は楽しめると言っていました。テストした結果では 20m 程度の部屋であれば問題なくクリアな音は再現できるそうです。


さて、音について軽くインプレしましょう!

SONYさんが用意した音源は、ギター、オルゴール、サックスです。開発者の方は弦楽器の弦をはじく音、サックスの抜けの良さと息使いまで聞いて欲しいと言っていました。ボーカルにも向くそうです。

視聴して、確かに弦楽器のクリアーで粒立ちの良い音は特筆ものですね。ギターのピック音も(やや強調された音源でしたが)きれいに艶に聞こえます。

ただ、音場空間の再現には不向きなようで、オーケストラやジャズを真剣に聞きたいピュアオーディオ派のためのスピーカーではないことを一応書き加えておきます。

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そこらへんは SONY さんも分かっていて、ターゲットユーザーは、部屋でゆったりとリラックスして音楽を楽しみたい人、リビングで上質な音楽を求めている人、ホテルロビー、ラウンジなど公共スペースオーナーと言っております。


インテリア家電として、新しいマーケティングを求めて開発されたスピーカーシステムというのが、良くわかりました。売れるか売れないかはマーケットが判断すると思いますが、売れなくても SONY のネームバリューを上げる、いかにも SONY らしい製品でした。

この記事は、2008年9月13日に開催された「SONY Dealer Convention 2008」にて、特別企画された「開発者セミナー」をレポートしたものです。

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2008/09/13

「SONY Dealer Convention 2008」&「特別企画 開発者セミナー」に参加しました。

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2008年9月13日 グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール で開催された、「SONY Dealer Convention 2008(ソニー ディーラー コンベンション 2008)」に参加してきました。

自分にとって SONY さんの魅力とは、洗練されたデザインであり、薄型軽量化にかける情熱であり、だれもが“やらない”ことを“やる”先駆者スピリットなど・・・

ただ残念なことに、「ディーラーコンベンション」の会場の様子は、これから発売される商品があるため「撮影は遠慮してください」とのことで掲載できません。こちらは、商品化された折りには、頂いたてきた情報をもとにこのブログで楽しく紹介するつもりです。

また、当日は開発エンジニアの方々によるセミナーを3つ受講してきまして、その商品の“こだわり”や開発秘話、開発者の苦労話等を、(同じエンジニアの目線で)近くこのブログで紹介するように考えております。こちらは写真撮影OKですので、多くの画像掲載を予定してします。

どうぞご期待ください!

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2008/09/11

2008.09.10 「ノートン・ブロガーズミーティング」に参加しました

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2008年9月10日、秋葉原 UDX で開催された「ノートン 2009 ブロガーズミーティング」に参加してきました。主催は、ノートンブランドで有名なセキュリティソフト会社の「株式会社シマンテック」です。

当日は「ノートン インターネットセキュリティ 2009 」、「ノートン アンチウイルス 2009 」のプレス向け新商品発表が行われ、その後に開催されたブロガー向けイベントでしたので、皆様には“旬”な情報をお届けできるのではないかと思っています。

今回発表された新商品の開発テーマは『ゼロ・インパクト【無影響】』、イメージ戦略としては『ゼロ・グラビティ【無重力】』。今までにないほどの“軽さ”と“速さ”を目標にし、3 つのキー(Key)にフォーカスを当て、2007年9月より開発がスタートしました。

それでは、レポートしていきましょう・・・

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2008/09/07

NEC(日本電気) Express5800/110Ge を斬る(9)

■ メモリモジュール

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メモリモジュール※1 は、Micron(マイクロン)製 DDR-2-800 SDRAM 512MB が1個搭載されていました。

型番は、「MT9HTF6472AY-800」。

片バンクに 512Mb の DRAM が実装され、ECC 付きメモリモジュールですので(上の画像をみると)チップが 9 個並んでいるのが分かると思います。ECC無しメモリと違い、エラー訂正用に冗長で1個多いです。

※1 コンピュータで通常“メモリ”と呼んでいる物は、複数の半導体メモリチップを基板に装着して配線し、マザーボードに接続するための端子を設けた、メモリーモジュールのことです。

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メモリチップは同じく Micron 製で、型番「MT47H64M8-25」。

( DDR2 SDRAM、16 Meg x 8 x 4 Banks、Package : FBGA、Latency CL-tRCD-tRP : 6-6-6、VDD : +1.8V ±0.1V )

上の画像をクリックすると拡大表示されてわかるのですが、基板の配線は迷路のようにクネクネと曲がっています。これは信号線の長さを等長にするためなんですよね。

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■ 光ディスクドライブ

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パナソニック製 Super MULTI ドライブ(型番:SW-9590-C)が搭載されていました。

インターフェースは IDE / ATAPI です。DVD マルチドライブですが、DVD-RAM を強調しているあたりが松下さんらしいですね。

こちらは OEM 商品ですので、一般には出回らないこともあり、ドライバの場所を以下に載せておきます。

Super MULTI ドライブ / DVD MULTI ドライブ用DVD-RAMドライバー
http://panasonic.co.jp/pcc/products/drive/internal/support/dl_ram.html
OEM先様向け情報 / DVD MULTIドライブ用ドライバーソフト(http://panasonic.co.jp/pcc/products/drive/internal/extra/d700drv_xp.html)



■ HDD(ハードディスクドライブ)

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SEAGATE製 Barracuda 7200.10 型番:ST380815AS が搭載されていました。

・インターフェイス:Serial ATA/3Gbps
・ディスク容量:80GB
・ディスク回転数:7200rpm
・キャッシュ:8MB
・プラッター枚数:1枚

80GB の容量しかありませんので、こちらの HDD には OS を入れ、データ用に大容量 HDD を1台増設しました。サーバー用途ですとデータ用に RAID を組むのが正道だと思います。

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一般的な内蔵用3.5インチHDDより薄型です(厚みは19.99 mm)。


BIOS の設定がデフォルトで、この HDD に Windows XP をセットアップしても、OS が AHCI※2 をサポートしていないため失敗します。

AHCI を有効にして XP をセットアップするには、“AHCI ドライバ”を用意する必要があるので、次回はそこらへんを攻めていきたいと思います。

AHCI が無効でよければ、BIOS の設定で [SATA AHCI Enable]を“Disable”にすれば XP のセットアップは可能ですが、HDD本来の性能は発揮されません。HDD を IDE のものに置換すれば、AHCI に関係なく XP のセットアップは可能です。Windows Vista であれば AHCI をサポートしているのでセットアップは可なのですが、メモリやグラフィックスカードを増設する必要があります。

※2 AHCI(Advanced Host Controller Interface)→ Serial ATA専用のインターフェース


次回 【Windows XP インストール編】 に続きます!

※ この記事で使用しているモデルは、NEC Express5800/110Ge (C/1.80G(512)-80) NP8100-1447YP2Y です。

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2008/09/02

NEC(日本電気) Express5800/110Ge を斬る(8)

ケース内の冷却について・・・

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ケースファンは標準で、山洋電気製 型番「9AH0812P4H03」がフロントに1基、リアに2基に搭載されています。

電源用のファンが1基あり、CPUファンは、CPUやチップセット、マザーボードのCPU周りを冷却。

さらに、HDD 冷却用に自前のファン(90×90×25mm)を1基追加していますので、全部で6基のファンが常時稼動しています。

ケース内は、ケーブルが“ごちゃごちゃ”している訳ではないので、エアーフローはとても良いほうだと思います。

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▲ フロント用のケースファン
(マザーボードのフロントファン用コネクタに接続)

このケースファンは、カスタム品ということが判明しました!ですので情報公開はありません。

こちらは、山洋電気さんにスペックについて直接メールで問い合わせたところ、以下の回答がありました。

「お問合せの型番『9AH0812P4H03』は、弊社の特定顧客向けの特注品であり、特定のお客様以外への販売や仕様的な情報公開を禁止する契約が結ばれております。情報公開はご容赦ください。なお、代替となる完全互換の標準型番はございません。」

だから、メーカーのホームページには、このモデルが載っていなかったんですね。

(山洋電気さん、お手数をお掛けしてすみませんでした。ありがとう御座います)

※山洋電気のネット販売ショップはこちらにありますので、皆様是非ご活用ください!

Img_080902k3

リアのファンは気持ちよく回っていますね。

外形寸法80×80×25mm、DC12V-0.11A の容量から察すると、中速回転のファンでしょう(騒音レベルは“そこそこ”です)。

上側のファンはマザーボードのリアファン用コネクタ、下側はシステムファン用コネクタに接続されています。

Img_080902k4

標準搭載のケースファンは、4pin コネクタが使用されています。

4p_fan_connector Pin No.Definition
1 GND
2 12V
3 Sense
4 Control

念のため「ピンアサイン」を載せておきますね。


次回に続きます!

※ この記事で使用しているモデルは、NEC Express5800/110Ge (C/1.80G(512)-80) NP8100-1447YP2Y です。

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