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2008/08/26

ThinkPad W700 & SL300 新製品説明会で見て触れてきました!

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2008年8月26日 泉ガーデンタワー(7F)で開催された、レノボ・ジャパン「ThinkPad 新製品説明会」に参加してきました。当日発表の新商品、「W700」と「SL300」にいち早く触れてきましたので、レポートします。

売れ筋の「X200」も(分解版モデルを含め)、後半にじっくりと用意してありますので、最後まで是非ご覧になってください。

まず、レノボ・ジャパンはLenovoグループ(LenovoとIBMのPC事業との統合により誕生したグローバル・カンパニー)の日本法人で、ThinkPad の開発拠点になっています。

そう、あの代名詞である堅牢性、指紋認証などの高いセキュリティ、タッチフィーリング優秀なキーボード、定評あるポインティングデバイス(トラックポイント)など、ビジネスユースで高い評価を得ているモバイルノート「ThinkPad」は、日本(神奈川県大和市)で開発されていたんですね。

レノボ・ジャパンの方に聞いた話ですが、大和事業所の地下には誰もが驚くような巨大試験空間があり、その中で最新鋭の設備・装置を使い試験・開発しているそうです。(一部の方向けに見学会のツアーもあるそうですので、レノボさん!今度招待してくださいね)


■ ThinkPad W700

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17.1型ワイドモニターを搭載する、モバイル・ワークステーションです。

ハイエンドノートではなく、ワークステーションと呼んでいることから、業務用途に適し性能はパソコンより上という位置付けですね。

ディスプレイは、17" WUXGA(1,920×1,200ドット)の液晶パネルが用意され、(ノートPC)業界初のカラーキャリブレーション・システムを装備していることから、ターゲットはグラフィックス関係のビジネスユーザーあたりでしょうか。

他の特徴としては、120×80mm のペン入力デジタイザを(ノートPC)業界で初めて搭載、nVIDIA のモバイル用ハイエンド GPU 、「Quadro FX3700M(1GB)」を搭載するモデルも選択可能です。

モバイルと呼ぶには若干重量がある気もしますが、強力なグラフィックス環境とハイスペックを持ち運べる可搬性は、非常に魅力的だと感じました。

設計、パブリッシング、デジタル一眼レフカメラなどのユーザーのみならず、「こういうノートPCが、前から欲しかったんだよねー」という方は、多分いますよね!


■ ThinkPad SL300

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13.3型ワイド液晶(1280×800ドット)を搭載した、エントリーノートPCです。

SLシリーズは他に「SL400」、「SL500」があり一番下の位置付けですが、同シリーズの中で最も小さいモデルになります。

操作性を考えると画面は広いほうが使いやすい。でも、携帯性を考えると、かさばらないほうが良いに決まっています。

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昔から ThinkPad は黒地に赤のカラーリング、このポリシーはづっと守られています。

サイドを斜めにカットしたデザインが特徴ですね。


■ ThinkPad X200

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ThinkPad X61 の後継機種。ThinkPadの中で、最も携帯性を重視した B5 モバイルノートです。

小型、軽量、薄型を追及、6 セルバッテリー使用で 7 時間駆動(9セル 12 時間)、ボディの温度を下げ低騒音化を実現するなど、さまざまなアイディアや技術が投入されています。

ワイヤレス LAN は、液晶パネルの上(理想的な位置)にアンテナを配置し、繋がりやすい安定したネットワーク通信も売りのひとつです。アンテナの位置は、レノボ社員の方から直接聞いた話ですので間違いありません。


ThinkPad X200 の分解したモデルが用意してありましたので、レノボ・ジャパンのテクノロジーをピックアップします。

▼ ロールケージ(ThinkPad Roll Cage)

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マグネシウム製の軽量フレーム構造を採用、内部部品を守り、プリント基板に掛かるストレス歪による部品破損(ひび割れ・欠損)を最小限にする働きがあります。

▼ オウル・サイレント・テクノロジー(ThinkPad Owl Silent Technology)

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オウルとは"ふくろう"の意味で、暗闇に羽ばたく羽音のような静けさがコンセプト。
冷却ファンのブレード(回転翼)形状を工夫して、冷却性能とファン騒音レベルの低減の両立。

▼ バスタブ構造のキーボード

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万が一、キーボードに液体をこぼした場合でも、バスタブ構造で受け止めて内部への侵入を防ぎ、本体底面のドレインから排水される仕組み。

▼ ハードディスクプロテクション(HDD Protection)

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ハードディスク側面に覆われた「ショック保護ラバー」で物理的に保護。さらに、加速度センサーからの信号を解析して衝撃を未然に予測、ヘッド位置を回避するシステム。

最後に余談ですが、レノボのノートPC はISS(国際宇宙ステーション)でも活躍しています。NASA(アメリカ国立航空宇宙局)が認める品質の高さに注目ですね。

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