”FILCO”の キーボード(1)
ダイヤテック(株)のブランド、”FILCO”の キーボードです。
キーボードにこだわる方なら、”FILCO”の名前は聞いたことはあるはずですよね。
知らないって方は、是非ご覧になっていってください。
こちらの製品は、Majestouch(マジェスタッチ)シリーズの日本語108キーボードで、筐体の色はブラック、”日本語かな”表示は無いタイプ、インターフェイスは USB と PS/2 の両方に対応しています。
(型番 : FKB108M/NB)
もちろん Windows Vista にも対応しています。
ルックスは、コンパクトにまとめられたレイアウトと、つや消しブラックの精悍なフォルム、ブルーのLED がアクセントになり、とってもスタイリッシュです。
機能的なコンピュータ部品ですが、デスクの上を飾るオブジェとしても存在感があり、「機能美」に惚れてしまいそうです。
また、キーボード全体は重量感があり、キーを叩いたときの「沈み込み感」を軽減するため高剛性に設計されています。
高性能メカニカルキースイッチの動作を無駄なく受け止めるため、「しっかり」とした造りに”こだわり”が感じられますね。
キースイッチは、メカニカルタイプでドイツCHERRY社のMXシリーズ「MX with tactile feel ergonomic」を採用。
軸の色が茶色なので、通称”茶軸”と呼ばれています。
”茶軸”はキーを押し下げる時の荷重が比較的軽めで、打鍵力の違いが原因となるミスタイプを防ぎ、高速・軽快なタイピングが可能になります。
キーストロークは約4mmと一般的なキーボードと比較して深く、接点は約2mm押し下げた位置にあり、動作に余裕のある設計です。
打鍵を叩いたときの「底打ち感」も最高で、タイピングがうまくなったと錯覚するほど気持ちが良いです。
MXシリーズは、他に黒軸・白軸・青軸がありまして、
- 黒軸 : MX linear action (キーを押し下げる荷重がリニア【直線的】に変化する特性)
- 白軸 : MX with tactile feel (茶軸と特性は似てますが、茶軸より荷重がちょっと重め)
- 青軸 : MX with click tactile feel (カチリとしたクリック感がよくわかるタイプ)
などの違いがあります。
ここらへんは好みの問題もありますので、どれが良いとか一概に言えませんが、FILCOのキーボードでは”黒軸”を採用しているモデルもあります。(こちらもオススメです)
CHERRY社のMXシリーズを詳しく知りたい方は、メーカーサイトのページへ飛んで下さい。
(MXシリーズのテクニカルデータはこちらにあります)
キーに印刷した文字は視認性が高いフォントを採用。”日本語かな”表示が無いモデルですので、スッキリとしたデザインが特徴です。
あと、指とコンタクトするキーの表面に若干の”ざらつき”感があり、キーにタッチするフィーリングも楽しめます。
こちらの製品は、高品位の部品を使用しているため、一般のキーボードと比較してプライスは若干高めですが、それに見合う価値はじゅうぶんあると思います。
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