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2007/01/21

Vista 「Windows SuperFetch」

Windows SuperFetch は、利用頻度の高いアプリケーションをあらかじめメモリにロードしておくことで、システムの応答性を高める機能。

メモリにキャッシュされている様子は、Vista 起動後すぐにタスクマネージャを開き(キーボード操作で [Ctrl] + [Shift] + [Esc] )、「パフォーマンス」のタブをクリック、物理メモリの「キャッシュ済み」と「空きメモリ」の値を見ればよくわかる。

この時 HDD は頻繁にアクセスされるので、電源投入後すぐにパソコンを使いたい場合は、(システムの要件にもよるが)逆にパフォーマンスの低下につながりかねない。

Windows SuperFetchWindows サービスのひとつで、スタートアップの種類はデフォルトで [自動] になっているが、 [無効] や [自動(遅延開始)] に設定を変更することができる。

(上級者の方は)このスタートアップの種類を変更して、レスポンスの差を比べてみるのも楽しいかもしれない。


Windows SuperFetch スタートアップの種類の変更方法

1.[Windows] + [R] キーを押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開く。

2.「services.msc」 と入力・実行([ OK] をクリック)し、サービスを起動する 。

Img_070121k1

※ユーザーアカウント制御が表示される場合は[続行]する。

3.サービスWindows SuperFetch をダブルクリック(or 右クリック → プロパティ)する。

Img_070121k2

4.[全般] のタブで、[スタートアップの種類] の一覧の中から [自動]、[手動]、[無効]、 [自動(遅延開始)]を設定する。

Img_070121k3

5.[OK] をクリックして Vista を再起動する。

※ 自己責任でお願いします。


Vista 起動後のパフォーマンス

下の2枚の画像は、SuperFetchを 有効 にした場合と 無効 にした場合の、起動5分後のパフォーマンスである。

・ SuperFetch を 有効 にした場合(↓)

Img_070121_on

・ SuperFetch を 無効 にした場合(↓)

Img_070121_off

物理メモリで、[キャッシュ済み] と [空きメモリ] の値に注目してほしい。


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