Vista 「Windows SuperFetch」
Windows SuperFetch は、利用頻度の高いアプリケーションをあらかじめメモリにロードしておくことで、システムの応答性を高める機能。
メモリにキャッシュされている様子は、Vista 起動後すぐにタスクマネージャを開き(キーボード操作で [Ctrl] + [Shift] + [Esc] )、「パフォーマンス」のタブをクリック、物理メモリの「キャッシュ済み」と「空きメモリ」の値を見ればよくわかる。
この時 HDD は頻繁にアクセスされるので、電源投入後すぐにパソコンを使いたい場合は、(システムの要件にもよるが)逆にパフォーマンスの低下につながりかねない。
Windows SuperFetch は Windows サービスのひとつで、スタートアップの種類はデフォルトで [自動] になっているが、 [無効] や [自動(遅延開始)] に設定を変更することができる。
(上級者の方は)このスタートアップの種類を変更して、レスポンスの差を比べてみるのも楽しいかもしれない。
■ Windows SuperFetch スタートアップの種類の変更方法
1.[Windows] + [R] キーを押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開く。
2.「services.msc」 と入力・実行([ OK] をクリック)し、サービスを起動する 。
※ユーザーアカウント制御が表示される場合は[続行]する。
3.サービスの Windows SuperFetch をダブルクリック(or 右クリック → プロパティ)する。
4.[全般] のタブで、[スタートアップの種類] の一覧の中から [自動]、[手動]、[無効]、 [自動(遅延開始)]を設定する。
5.[OK] をクリックして Vista を再起動する。
※ 自己責任でお願いします。
■ Vista 起動後のパフォーマンス
下の2枚の画像は、SuperFetchを 有効 にした場合と 無効 にした場合の、起動5分後のパフォーマンスである。
・ SuperFetch を 有効 にした場合(↓)
・ SuperFetch を 無効 にした場合(↓)
物理メモリで、[キャッシュ済み] と [空きメモリ] の値に注目してほしい。
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