CS8416 DAI 基板(2)
全てのファンクションは試していませんが、完成してハードウエアモードでの音出しは成功です。DAC部はオリジナルのTDA1543 4paraでテストしています。
ファンクションの切り替えは、右上に7個並んでいる3Pジャンパポストで行います。それぞれCS8416の14Pin~20Pinに47kΩの抵抗を通して繋がっていて、ジャンパソケットを下側に挿せばVLと通電し、上側に挿せばGNDに繋がるように配線をしています。
S/PDIF入力の切り替えは、右下に2個並んでいるジャンパポストで行います。実験の結果、1系統だけの入力では何処にジャンパソケットを挿しても音は出ました、RXSEL0とRXSEL1のHigh/Lowは無視されるみたいです。2系統以上の入力ではRXSEL0とRXSEL1のHigh/Lowの組み合わせによって、それぞれに対応した接続が選択されます。ただ、この基板では入力を切り替えた後にCS8416をリセットしなければならないので、内蔵されているマルチプレクスタを使わないでロータリースイッチを使うか、もう少し回路を煮詰める必要があるみたいです。(理由はリセットするという作業が面倒だから・・・です)
また、CS8416のリセットを確実にするために、リセット回路にはリセットIC(PST600)を使いました。そして、電源投入後でも簡単にリセットできるようように抵抗器とジャンパポストを設けてみました(右下のほうにあります)。通常はポストをオープンにして、リセットしたい時には一瞬ショートさせます。
電源は実験中のためACアダプターからの入力にしていますが、最終的にどうすんのよ>俺・・・という感じです。ここは次のDAC部製作と平行して変更させる予定です。
CS8416 TSSOP (Hardware Mode)のピンアサイン
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